好き嫌いあれこれ
恋話の定番質問ですが、一度くらいは訊かれたことありますよね?
「好きな男性・女性のタイプは?」
容姿や性格だけでなく、若い頃だとファッションや音楽の趣味なんかにもこだわってみたり。
年齢を重ねるとともに細かいことが段々と気にならなくなるでしょうか!?
20代も半ばくらいから僕は決まってこう答えています。
「食べっぷりがよくて、好き嫌いが少ない人」
美味しそうに食べてる姿は男女を問わず見ていて気持ちがいいですね!
そして結婚ともなると長年いっしょに食事をするわけです。
食べ物の好みや食べるペースの違いは、お互いに気を遣ってストレスになりかねません。
幸いにも我が家はほぼ同量をほぼ同ペースで食べお酒も嗜み、好き嫌いは二人ともほぼ皆無♪
間もなく1歳になる息子にも好き嫌いさせないよう、しっかりとしつけるつもりです!
が、先日より食べ好みをするように…。
離乳食以降なんでも食べるというか食べ過ぎる子だったのに。そういう時期ですかね。
ピーマン:ぺっ!(大根だせよ)
食パン:ポイっ!(喉が渇くし味がしねー)
バナナ:「ばぁばぁばーーーーーっ♡」モグモグモグモグ「ギャーーーっ!(もっとよこせー)」
写真は愛知県瀬戸市にて作陶されている小池芙実さんの灰志野玉縁5寸皿。
(実際には5.5寸近くあります)
フチは玉ぶちで全体に貫入が入っており、ピンクがかった灰志野の色合いはなかなかの渋カワ。
白土のかなり軽い仕上がりですが、玉ぶちなのでカケに対する強度はあります。
取皿や小さめのおかずにちょうどいいサイズなので、毎日食卓で活躍してくれそうですね。
また徐々に貫入に染みていき育っていくのが楽しみな器です。
灰志野玉縁5寸皿(Φ16.2xH3cm/¥2,100/小池芙実)、奥は釉違いの灰釉玉縁5寸皿(同)
同皿にピーマンと茄子の胡麻炒め
(7寸灰釉タイプは7/20のblogに盛りつけ写真が)
新しい作家さんです!
今月初めの秋の益子陶器市、臨時休業をいただき行ってきました。
写真を撮る余裕がなかったのでblogにしていませんが、新たな作家さんとの出会いもありました。
志村和晃さんより器が届きました。
焼物で志村さんといえば花月窯の睦彦さんが有名ですが、こちらは今後が注目の和晃さん。
栃木県の益子町で作陶されています。
京都の窯業学校を卒業後に石川県と益子町で計5年の修行。
そして今年から本格的に作家として活動を始められました。
丁寧で正確な仕事ぶりから、しっかりと技術習得されているのが見受けられます。
志村さんの器は、粉引や飴釉に糠白釉といった優しい色合い。
一見すると女性的な雰囲気ですが甘くなりすぎることなく、生活にすっと馴染む温もりがあります。
しのぎや面取や輪花といった装飾技法や、糸底が末広がりの撥高台のものなどもあり、古陶からの影響も垣間見えます。
2011年、奇しくも同じ年に歩み始めた作り手の志村和晃さんと配り手の当店。
お互い同世代でもありますし、ともに成長していけたらと思います。
しのぎ煎茶碗、しのぎカフェオレボウル、輪花小碗、スープカップ、線彫マグ、面取すり鉢
(¥1,575〜¥2,100/志村和晃)
糠白釉輪花小碗(Φ13.2xH6/¥1,785/志村和晃)
ヤヴァイ塩辛
「ヤヴァイ塩辛見つけたわ!」
お客様で先輩イクメン、そして呑み友でもあるT氏がそう言って包みを差し出しました。
ヤヴァイ!?
またまたぁ、美味しいんだろうけどヤヴァイってどうよ!?
なんて心では思いつつも
「マジっすかぁ!ありがとうございます!帰って食べるの楽しみです♪」
といただいた次第。
どれどれ。
包装紙を解くと確かにイカの塩辛瓶詰めです。
が、見るからに色が濃く、黒作りとは違いますが濃い茶色。
もろみと鷹の爪がいっぱい詰まっており醤油漬けのようです。
むむ、珍しい見た目に期待値は俄然UP!
こういう塩辛も有名なのかもしれませんが、食したところホントにンマイっ!
魚醤系の風味も感じられ唐辛子が効いたピリ辛、もろみもアクセントになっています。
網元が作っているだけありイカも抜群に美味しく、生臭さは微塵も感じられません。
こうなるともう止まりませんね。
パクっ…ゴクゴク…パクパクっ…ゴクゴクガブガブ…。
食通飲兵衛T氏のヤヴァイ宣言、おみそれしました。
伊豆は 下田 松崎のお土産、ちょいちょい行かれるようなのでまたお願いしよっと♪
読谷山焼北窯の3寸皿にヤヴァイ塩辛
3寸皿各種(Φ9.5xH2.7/¥945/北窯宮城正享工房)