6月のお休み&松本より

先の26日(日)は臨時休業いただきありがとうございました。
翌日の定休日と合わせ1泊2日で松本に行ってきました。

日本で1番歴史が古く大規模なクラフトフェア、今年も満喫!?してきました。
最初に移動で飽き飽きの息子を遊具のある広場で散々遊ばし、現地で会った友人家族と一緒に木陰でランチ、子どもたちと小川でジャブジャブ遊びと本業そっちのけの前半。
陽射しが強く暑かったので既にグッタリでしたが、後半になってから駆け足で見てきましたよ。
なんとか少しは持ち帰りましたし、注文も入れてこれてよかったです。
翌日、のんびり松本観光の予定がお昼時に息子発熱、ダッシュで帰りましたとさ…。

さて、6月のお休みをお知らせいたします。

 
■6月のお休み■

3日(月) 10日(月) 17日(月) 22日(土) 24日(月)

 
友人の結婚式出席のため22日の土曜日は臨時休業させていただきます。
来月も定休日以外にお休みいただき申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。

 

松本で出店されていた叶谷真一郎さん、注文分は年内の納品が難しいとのことで新作を中心に分けてもらってきました。

叶谷さんとはちょうど1年前の松本で出会ったのが最初でした。
そのときは東京での取扱が当店だけでしたが、ここのところどんどん忙しくなっているみたいです。
何より何より。

灰粉引リム鎬7寸皿(Φ21.5xH3.2cm/¥4,410/叶谷真一郎)

灰粉引豆鉢(Φ9xH3.9cm/¥1,050)、灰粉引片口(W12.5xD11.5xH6cm/¥2,310) ともに叶谷真一郎

叶谷さんの灰粉引は浮き出た鉄粉と縮れ入った貫入で土味溢れる表情をしていますが、端正な形としっとりした質感からどこか上品な印象です。

リムの鎬が雰囲気あり見込みがフラットな7寸皿、和洋問わずメインのおかずに活躍しそうです。
今が旬のアジの開きとかトマトソースのパスタもカッコいいと思います。
塩辛などの酒の肴が似合いそうな豆鉢、小鉢として使いやすそうな1合片口も入荷しています。

灰釉足付鉢(Φ13.2xH7.2cm/2,730/叶谷真一郎)

清涼感のある淡いグリーンの足付鉢、単調な食卓に高さのある器があるとアクセントになります。
デザートカップとしてアイスやプリン、またピスタチオとかナッツを盛ってもいいですね。



臨時休業のお知らせ

明日5月26日(日)はお知らせの通り臨時休業させていただきます。
2週続けて日曜日に申し訳ありません。(実は来月も結婚式で土曜日に1日…)

明日はクラフトフェアまつもとへ行ってきます。
昨年に続き天気は大丈夫そうなのでひと安心。
新たな出会いはもちろん、お付き合いのある作り手さんも5人出店されているので楽しみです。

レクタングルリムプレートM(W22xD16xH2cm/¥3,780/山田洋次)に鶏つくねハンバーグ

スリップウェアの山田洋次さんも出店されていますね。


400年の歴史

先の19日(日)は臨時休業いただきありがとうございました!
おかげさまで友人の門出を祝うことができました。

結婚式はそれは盛大なものでした。
沢山の出席者にいくつもの余興、美味しい料理、そしてためになる立派で長いお話。

東京だと2時間の駆け足な披露宴もありますが、普通は2時間半〜3時間ってとこでしょうか。
今回は披露宴開演から乾杯まで1時間、トータルで4時間の長丁場…どちらさまもお疲れ様でした。
その後2次会3次会と飲み食いは続き、翌日はなかなかの胃疲れに。

 

そんな翌日、1年ぶりに名古屋市緑区の有松を母と散策してきましたよ。
泊まったついで、実家から車で20分ほどなんですけどね。
旧東海道に面し鳴海宿からも近い有松の町並みは文化財となっている町家が残りイイ雰囲気です。
国の伝統工芸品にも指定され400年の歴史がある有松・鳴海絞りの産地として知られています。

地元応援の気持ちもあり夏場メインで置いている小物、今年も少し仕入れしてきました。

有松絞りコースター各種(9x9cm/¥420)

有松絞り花瓶敷き(15.5×15.5cm/¥1,050)

こちらのコースターと花瓶敷き、昭和のデッドストック生地の端材から作られている1点物です。
職人さんの減少により今は作ることのできない絞り型のものもあります…。
和の伝統工芸品ですが、明るい色目や複雑な柄は今オシャレに見えないでしょうか?

有松絞りハンカチ(44x44cm/¥840)

綿ローン地を2色染めしたハンカチも4色。
こちらは絞り括りから染めまで有松で作られたものです。
(今も染色の多くは有松で行われていますが、括りは京都等国内他、海外で行われているものも)

豆絞り手ぬぐい(34x95cm/¥1,260/有松絞り張正)

最近は色々な使い方が提唱されている手ぬぐい、こちらは定番柄の豆絞りのものです。
現在世の中に出回っているものは型染めやプリントで水玉模様が描かれていますが、張正さんは日本で唯一、江戸時代からの板締という技法を用い本来の豆“絞り”を作られています。
絞りならではの歪で滲んだドットがカワイイです。

 
有松・鳴海絞り自体はライフスタイルの変化や職人さんの減少で衰退傾向ではありますが、現代的なものも作られておりなかなか面白いと思っています。
6月の第1土日で開催されている有松絞りまつりもオススメなのでお近くの方は是非。