12月のお休み&呉須と白

早いもので今日で11月も終わり、2013年も残すところ1ヶ月ですねぇ。
よく言われることですが、年齢とともに月日の流れが一層早く感じるようになってきました。

最近は世の中の出来事とかヒット曲がそんな前のことだっけ?ってなります。
狂牛病で牛丼が街から消えたのや「もともと特別なオンリーワン♪」なんて言ってたのが2004年。
もう少しで10年前になるみたいですよ。
器の話だと、イイ感じに育って家にも馴染んだなぁとか思ったら5年使ってるとか。
感覚的には2年くらいなんですけど。

あぁやだやだ、ってなわけで12月のお休みをお知らせしておきます。

 
■12月のお休み■

2日(月) 9日(月) 16日(月) 26日(木)〜

 
祝日の23日(月)はその後に年末年始休業に入る関係で営業いたします。
街はXmasムード1色でしょうね。

 

さて、出雲の出西窯より器が届きました。
新登場のもの再入荷のものとありますが、今回は呉須と白で“おそろのいろち”になっています。

面取楊枝立て(Φ5.8×5.2cm/¥1,155)、丸型石鹸置き(Φ12xH4.8cm/¥2,940) すべて出西窯

まずは日常を豊かな気持ちにさせてくれる陶器の小物たち。
ちょっとしたギフトにも喜ばれそうです。

スパっとシャープに面取られた六角柱の楊枝立てはややイビツで手仕事の味わいもあります。
食卓の隅っこにちょこんとあると可愛いですね。

横から見るとキノコっぽい形が特徴的な石鹸置きは実用性もバッチリです。
縁は石鹸が滑り落ちないよう少し立ち上がり、上の穴から下へ水が流れ、貯まれば横の穴から排水。
シンク脇に平らなスペースのある洗面所に置けばホテルっぽい!?雰囲気に。

6寸縁鉄砂皿(Φ18.3xH2.5cm/¥2,205/出西窯)

これまでも出西ブルーな呉須のものを取り扱っていましたが白は初めてとなります。
どちらもマットなダークグレーのリムによって引き締まった印象。
食材の色が映えるシックな青、料理を選ばない温かみのある白って感じです。

フラットな形状の6寸のリムプレートはケーキ皿として最適。
ハンバーグなんかも綺麗に盛りつけられますし、大きめの取皿としても使い勝手がいいですよ。

6寸丸深鉢(Φ18.4xH8.5cm/¥3,675/出西窯)

呉須は外が鉄釉、白は外が焼締となった6寸丸深鉢も再入荷しています。
サラダボウルにオススメですが、煮物ドーンもいいですし麺類の丼にとお求めのお客様もいます。
北欧風!?カフェっぽい!?といった所謂オシャレな感じで、ギフトに選ばれることも多いですよ。

筒型掛分湯のみ(Φ7.2xH7.2cm/¥1,260/出西窯)

クラシックな形ながらツートーンに掛け分けられてモダンな佇まいの湯のみも再入荷。
8分目容量130mlとやや小ぶりなサイズ感が可愛いです。
かしこまりすぎず砕けすぎず、ちょっとした来客時にも使いやすいと思います。


おそろのいろちもオススメ

“おそろのいろち”

20年くらい前、高校生のころ流行っていた!?言葉で、“お揃いの色ちがい”の略です。
仲の良い友達同士やカップルで、まったく同じじゃ気持ち悪いしペアルックはダサいしって感じ?
コンバースオールスターとかドクターマーチンとか定番の靴で意図せずになることもありました。

今の若いコは使わなさそうですね。
お客さんと「ハンドクリームお揃いですね~」って話をし、ふと思い出しました。

 

信楽でスリップウェアを中心に作られている山田洋次さんの器をご紹介。
力強く重厚なものが多いスリップウェアですが、山田さんのものはどちらかと言うと優しくフェミニンな雰囲気。

その色合いや質感は寒い日もほっこりとした気分にさせてくれそそうです。

マグカップS(W10xD8xH8cm/¥2,520/山田洋次)

リムボウルS(Φ15xH4cm/¥2,100/山田洋次)

マグとボウルが飴色とクリーム色の2色ずつ、“おそろのいろち”もイイんじゃないでしょうか。

下膨れな形が特徴的なマグカップSも久しぶりに届きました。
その形状や口とハンドルの感じなんかは民藝的だったりしますが、モノとして単純にかわいいです。
下部が膨らんでいるため見た目のサイズ以上に容量はあり、180〜200mlくらい入ります。

リムボウルSは以前のものとは別物で、リム付きの小鉢・深皿といった感じ。
見込みにもワンポイント入れてもらうようお願いしました。
ルッコラに生ハムなんて似合いそうですが、リムが持ちやすくお鍋の取り鉢にもオススメです。

レクタンリムプレート ロング(W31.5xD18xH3.2cm/¥5,250/山田洋次)

食卓が華やぎアクセントにもなりそうな30cm超の長皿、飴色に七宝繋ぎが大胆に描かれています。
レバーパテとチーズにアボカドなどで前菜盛り合わせ、カットしたバケット並べてもいいですね。
案外普通のおかずを盛るだけでもちょっと特別な食事感が出ますよ。

長角皿M(W23xD18xH3.2cm/¥3,780/山田洋次)

ゆるやかに立ち上がって深さのある長角皿も2色、クリーム色は矢羽根模様で飴色は七宝繋ぎ。
7寸皿くらいのサイズ感で、数人分のおかずやメイン、女性ならカレーライスまで使えそうです。
洋風仕立ての煮魚なんかイイですね。

同長角皿にロティサリーチキン

ロティサリーチキンは広尾にある義理の兄の店“Poulet d’Or (プーレドール)”のテイクアウトもの♪
ハーブが効いてて美味しいですよ!って宣伝しておきます(笑)
沖縄なら“ブエノチキン”も美味しいですね。


小さめのやちむん

先週末は暖かかったものの、街の木樹も紅葉し寒さが増してきました。
朝晩は結構な冷え込みで、東京もこの辺りだと今朝早くは1℃台!起きてブルっとしました。
(サッカーは熱かったですね!)

そんなわけで12月まで粘ろうと思っていたのですが敢えなく撃沈、パッチ(タイツ!?スパッツ!?)を先週より着用しています。
一度ぬくぬくを覚えてしまったら多少暖かな日も脱げなくなり、例年3月までお世話になることに。
20代のころはスキーとかでしか履かなかったのになぁ。
そして冬場は乾燥もするので、ハンドクリームやら化粧水やらも使っていたり。
乙女チックで恥ずかしいのですがカッサカサなもので…歳には勝てません。

 

さてさて、入荷後に棚の写真だけ載せていた読谷山焼北窯のやちむんを。
少なくなっていたご飯茶碗サイズのマカイや小皿などの小さめの器がまた充実しましたよ。
しかし沖縄本島はまだ朝晩も20℃前後みたいで羨ましいですねぇ。

楊枝壺(Φ5.5xH4.5cm/¥525)、ミルクピッチャー(Φ5.5xH6cm/¥630)、筒(Φ8xH10.5cm/¥2,310) 全て松田共司工房

食卓が明るくなりそうなキッチン周り小物が届いています。
楊枝壺に爪楊枝、筒にカトラリーを立ててテーブルに出しっぱなしにすれば沖縄の食堂みたいです。
また楊枝壺に小さなお花を生けたり、筒はペン立てにしたりもいいですね。
ミルクピッチャーも珈琲や紅茶だけでなく、ドレッシングなどのタレ入れにもどうぞ。

 
今回は“点打”と呼ばれるドット柄のものも沢山揃いました。
いわゆる水玉模様の様に規則的ではなくランダムに並んでおり、点々自体も釉が流れて涙のようになっていたり、イビツだったりとゆる~い雰囲気が人気の秘密でしょうか。

湯のみ各種(Φ8xH8.5cm/¥1,050/松田共司工房)

湯のみは容量150mlほど。
丸っこい形は両手で包みこみたくなり、口のカーブも唇に優しいです。

4寸マカイ各種(Φ12.4xH6.5cm/¥1,260/読谷山焼北窯)

通常のご飯茶碗サイズとなる4寸マカイの点打を並べて。
2色使い、単色とどれも可愛いですね。

4寸皿(Φ12.5xH3cm/¥1,260)、5寸皿(Φ15.8xH4.2cm/¥1,575) 全て松田共司工房

ちょっとした小皿として数があると何かと便利な4寸皿、取皿や小さめのおかずに活躍する5寸皿。
どちらも少し深さがあり、お出汁をいっぱい吸い込んだお惣菜など汁気のあるおかずも安心です。
5寸皿はおでんの取皿にもいいですね。
(個人的には出汁もゴクゴクいきたいので、しっかり深さのある鉢につゆだくが好みです♪)

4.5寸ワンブー各種(Φ14xH5.8cm/¥1,470/宮城正享工房)

4.5寸ワンブーも再入荷しています。
沖縄特有のワンブーという縁のある碗で、こちらは内寸11cmほどと使い勝手のいい小鉢サイズ。
深さがあってリムもあるので、切干大根なんかを高さをだして盛るだけで様になります。