粉引はお初
先日は開店後間もなく早じまいしてしまい申し訳ありませんでした。
幸いにもインフルエンザ等酷いものではなく、丸1日でほぼ快復し昨日から元気に登園しています。
ご迷惑おかけしました。
その息子が療養中に観ていたのがディズニーピクサーのアニメーション映画「バグズ・ライフ」。
大人が観ても面白いのですが男の子らしく虫のお話に夢中になっていました。
ただ気に入ったセリフも男の子らしいというか遂に来たかというか…。
ハエたちがバー!?で注文するときのセリフ
「うんち大盛り!」
を連呼してケラケラ笑っています。
あららら、ウンチとかおちんちんとかが面白くて仕方がない年頃になってきたようです。
さて、土岐の加藤仁志さんから器が少し届きました。
加藤仁志さんというと当店ではオープン当初から白磁の取扱でしたが今回は初の粉引。
加藤さんの粉引は自ら手掘りした原土を加えることで程々に土味が出ています。
所々小さめの鉄粉が浮き出ており、形の奇麗さや艶と相まって素朴ですが上品な雰囲気です。
また焼成後にラーメン屋の寸胴的な大鍋を用い、米粉で煮ることである程度の目止めがしてあります。
器によりけりですが粉引には染みや匂いがつきやすい特性があるのでありがたいですね。
粉引鎬マグカップ(W11.8xD9.2xH8cm/¥3,150/加藤仁志)
手仕事の味わいのある太めの鎬(しのぎ)が柔らかく入れられたマグカップ。
容量は8分目で180mlとコーヒー含め何かと使いやすいサイズです。
粉引鎬スープカップ(W14.5xD12x6Hcm/¥3,360/加藤仁志)
同じく鎬の入ったスープカップは8分目容量170mlほど。
ポタージュスープなんかに向いたサイズですが、カフェオレや紅茶もいいと思います。
粉引深鉢小(Φ12.2xH6.5cm/¥2,205/加藤仁志)
平らな見込みに開きながら切立った形状で、食の和洋問わず使いやすそうな鉢です。
雑穀米なんかを盛ればちょっとカフェっぽいんじゃないでしょうか。
小鉢にしたりサラダを盛ったり、また200mlほどの容量なのでスープにもいいと思います。
またこういう器は子供がスプーンで食べやすかったりします。
1人分の煮物なんかもいいですね