春も忙し

いよいよ昨日プロ野球が開幕しました。
我がドラゴンズは谷繁選手兼任監督と落合GMによる新体制。
近年はスポーツニュースをチェックするくらいのなんちゃってファンではありますが嬉しいです。
山本昌投手が現役のあいだに息子を連れて行かねば。
サッカーはサッカーでJリーグに佳境の欧州各国リーグ、またW杯に向けて情報収集と…。
春もスポーツが何かと忙しいです。

そうそう、スポーツに関する年間出費が最大の県が愛知であるとケンミンショーでやっていました。
確かに自分も小学生の時にはスイミングスクールやサッカークラブに通い、学校でも4年生から部活が始まると野球(春夏)とサッカー(秋冬)と両方所属していました。
その用具代だけでもけっこうかかります。
バッティングセンターで練習したりプロの試合を観戦したりもありますし。
そしてそんな子ども時代を通してスポーツ好き(する&観る)が量産されるのかもしれません。

小学校に毎日練習のある部活(クラブ)があったのは地域によっては珍しいみたいですね。
鍵っ子だったので学童保育代わりになりましたし、今思えば共働き家庭に部活はありがたいです。
今の小学校ってあるのかな?

 

さて、増田勉さんから器が届いています。
前回に続き彫三島と灰粉引、どちらも雰囲気ありますよ。

彫三島めし碗(Φ12.7xH6.5cm/¥2,730/増田勉)

彫三島5.5寸鉢(Φ16.8xH6.7cm/¥3,780/増田勉)

よく融けてガラス状になった灰釉のモスグリーンに手掘りの矢羽根模様が透けた三島手の器です。
落ち着いた色合い、形やシンプルな装飾に品があり、釉の流れや艶から色っぽさも感じます。
だからといって構えることなくカジュアルにも使いやすいかと。

めし碗は標準的なサイズで、やや細めの高台に深さがありシュッとしています。
濃色のご飯茶碗は白米の色が映え美味しそうに見えるのもポイント。

5.5寸鉢は取鉢サイズの鉢では小さいけれど大きな鉢を使うほどではないって時に活躍。
手羽大根などの主菜、筍の煮物とかポテトサラダといった副菜なんかを2〜3人分って感じです。

灰粉引5寸鉢(Φ15.2xH6cm/¥3,150)、灰粉引ミニ片口(W8xD6.5xH5.5cm/¥1,680) ともに増田勉

灰粉引7.5寸深皿(Φ23xH4.8cm/¥4,830/増田勉)

しっとりとしたマットな質感の白が落ち着いた佇まいな灰粉引。
ややオレンジや緑がかった部分や鉄粉に味わいがあり、静かながら存在感があります。
細かな貫入が色づいてくるとより雰囲気が出ますし、染みなど気にせずガシガシ使いたいです。

縁と見込みに控えめに象嵌模様のある5寸鉢。
こちらは1人分の肉じゃがや煮浸し等、また取鉢としても使いやすいと思います。
ミニ片口は容量80mlほどとドレッシングなどを。水で試すとキレもバッチシ。

緩めの細いリムにより締まった印象の7.5寸深皿は、浅鉢のようにも使え日々活躍してくれます。
数人分の野菜炒めや唐揚げ、根菜の煮物などをドーンと盛る他、そこそこ大きな煮魚もいい感じ。
カレーやパスタにもぴったりの7.5寸ですし、こういう渋い器を合わすとオシャレですね。


春うらら

この3連休は天気にも恵まれ沢山のご来店ありがとうございました!
初日はかなりの強風ではありましたが一気に春めいてきましたね。
国立の桜のつぼみもだいぶ膨らんできましたよ。

へっくしょん!ゴシゴシ。

ただ去年より随分マシとはいえ花粉はキツイです…。

それはそうと今月はクレジットカードご利用のお客様が目立ちます。
消費税が上がる前に色々とカードでお買物って方が多いのかな。
当店はVISAとMasterのみで2千円からと制限があり申し訳ありませんがどうぞご利用ください。

 

さてさて、稲村真耶さんからお花の器が届いています。
器も春らしくしたいですね。

うぐいす釉印刻菊文5寸皿(Φ15.2xH3.6cm/¥2,835/稲村真耶)

前回入荷時にすぐに完売してしまったこちらの器が再入荷しました。
店頭でご覧になれなかったというお客様も多いんじゃないでしょうか。

透明感のあるうぐいす色に印刻されたお花が黄色っぽく浮かび上がった5寸皿。
深さがあるので汁気のあるおかずの他、ちょっとした取鉢にも使えます。
冷や奴なんかも良さそうです。

三ツ梅文めし碗(Φ12.5xH5.5cm/¥2,625/稲村真耶)

今年はまだ梅が結構咲いていますね。
新着の三ツ梅文は外に両面で2輪、内に1輪の梅が華やかに咲いています。
古典柄ながら新しく感じるかわいさがあります。
菊や梅はおめでたい吉祥文様なのでハレの日にも◎

唐草文丸抜小めし碗(Φ11.3xH5.2cm/¥2,520/稲村真耶)

こちらは外側の唐草と小花、紅と緑の点も可愛いですが、内側見込みに特徴があります。
古陶の安南(ベトナム)や現在も沖縄や九州の一部に残る重ね焼きによって作られる輪っかをデザインとして取り入れ、その中央にも一輪。
食べたあとにオッ!っとなりちょっとサプライズですね。

小食の女性やお子さん向けサイズの小めし碗となっていますが用途を限定せずにお使いください。
稲村さんもそのような意図で作られているようです。
ちょっとしたお惣菜の小鉢に、また抹茶アイスなんかもいいんじゃないでしょうか。

同小めし碗に菜の花の辛子和え


久しぶりの

ご無沙汰しております。
オープン以来ずっと週に1〜2回は書いていたのに、今月はブログを全く更新しておらず。。。

 
お店を休んでいた?
→一家で順番に風邪を引いたり花粉症が酷かったりでしたが、毎日笑顔絶やさず営業してたっす。

書くことがなかった?
→しばらく入荷はなかったものの紹介する器はあるし、ちょいちょい事件は現場で起きてるっす。

忙しかった?
→おかげさまでそこそこ忙しく確定申告も期限日まで目一杯かかりましたが、息子とトッキュウジャーにハマるくらいの余裕はあったっす。

 
というわけでバタバタはしつつもサボっていただけですね。
先週立て続けに器が届いており季節も春一歩手前と移ろいでいますので、心入れ替えて再開です!

 

土岐の加藤仁志さんから今回は白磁中心に器が届きました。
定番の鎬(しのぎ)シリーズが久しぶりに入荷しています。

白磁鎬小花器各種(Φ7〜7.5xH9.2〜10.3cm/¥2,835/加藤仁志)

小花器はお任せで数種って感じでお願いするのですが今回はこの3つのカタチ。
凛としてはいるものの、色合いや僅かに浮き出る鉄粉、手仕事の味わいある鎬から優しい表情です。
お花なしで飾っておくだけでもカワイイですが、春らしく一輪生けてみてはいかがでしょう?

掛花入(W2.7xD2.7xH16.8cm/¥2,940/加藤仁志)

こちらは壁掛けタイプの一輪挿し。
裏側にフックに引っ掛けられるように金具が付いています。
シンプルなのでインテリアに溶け込みやすく、玄関先やトイレなどにもオススメです。

白磁鎬マグカップ(W11.5xD9.2xH7.7cm/¥2,940)、
白磁鎬スープカップ(W14.5xD12xH6.2cm/¥3,150) ともに加藤仁志

人気のマグカップとスープカップが久々の入荷。
前回初登場の粉引もよかったですが、こちらの白磁もまたイイんです。
端正かつ愛嬌もあるというのが加藤さんの白磁の特徴ですかね。
容量は8分目でそれぞれ180mlと200mlほどと普段使いに使いやすいサイズ感です。

白磁鎬リム皿 Φ19cm(Φ18.8xH2cm/¥3,150)、Φ23cm(Φ22.9xH2.5cm/¥4,410) ともに加藤仁志

今回はこれまでなかった新サイズの径19cmと当店定番の大型プレート径23cmの2サイズ。
フラットな形状のシンプルなリム皿ですが、鎬の入った太めのリムが程々に主張もしています。
Φ19cmにはお魚のソテーやハンバーグなどのおかず、大きめのケーキにもぴったり。
メインディッシュやパスタ向きのΦ23cmはオードブルの盛り合わせなんかもオシャレです。

 
白磁の丸いプレートに続いて粉引の楕円のプレートも届いています!

粉引オーバル皿小(W19.8xD14xH2.3cm/¥2,520)、大(W30xD21.5xH3cm/¥4,725)
ともに加藤仁志

加藤さんの粉引は艶のあるやや黄色がかった優しいアイボリーが愛らしいですが、手掘りした原土も加えられイイ塩梅に土っぽさも表現されています。
ムラっぽく掛けられた白化粧は薄い部分で素地の茶色が見え、鉄粉も細かく吹き出ています。

小サイズは5〜6寸くらいの使い勝手で、小さめのおかずやケーキ皿にイイ感じ。
存在感たっぷりの大サイズは7〜8寸と白磁のΦ23cm同様の使い勝手で、大皿料理も似合います。
バケットを切り盛ったりも良さそうです。
オーバルな形が食卓でアクセントになりますし、いつもの料理も印象が変わって見えますよ。

オーバル皿小に菜の花のペンネサラダ