食の道具

気がつけば5月も半分が過ぎました。
前半はGWがあって不規則だったこともありなんかあっという間。
そして例年のような気もしますが、天気が不安定で風が強い日が多いですね。

5月前半の息子のブームは恐竜、プレーンズ、戦隊ものといったところ。
また知育玩具的なブロックやパズルはずっと好きで、飽きて暫くしない→思い出したようにやり再度ハマるを繰り返しています。

最近はそこに迷路が入ってきました。
以前は線が上手に引けない&グチャグチャになるのがイヤだったようですが最近はかなり上手に。
間違えてグチャグチャにならないよう指でやってできたらクレヨンで書くといいよと教えたものの

♪チャンチャーンチャカチャカチャンチャンチャカチャカ

とコチラも教えた運動会の曲!?を口ずさみながら最初からクレヨンで得意気にやっています♪
ハサミやセロテープなんかも上手に使いますし、だんだん使える道具が増えてきました。

 

さて、益子の原泰弘さんと関根理夫さんから食の道具など入荷がありました。
サイズによって完売していた定番すり鉢もまた4サイズ揃いました。

並白釉片口極小(W9.5xD7.8xH5.6cm/¥1,080)、小(W12.5xD10xH9cm/¥1,620)、
並白釉横手急須(最大幅W16.5xD10xH12.5cm/¥4,104) すべて原泰弘

原さんからは注器も届いています。
登り窯焼成による並白釉の青みを帯びたグレーと全体に入った貫入が優しい雰囲気です。

片口の極小は容量70mlほどでドレッシング等のタレ入れの他、塩辛など酒の肴の小鉢にもいいです。
容量220mlの小にはお酒はもちろん、素麺つゆやそれを割る水なんかを入れて食卓に出したいです。

前回好評だった横手急須も再入荷しています。
ハンドルタイプに比べると横手タイプは注ぎやすく、持ち手は手にしっかりフィットします。
茶葉がよく泳ぐ形で、標準的な湯のみ3〜4杯くらいの容量400ml。

並白釉すり鉢 SS(Φ12xH5.2cm/¥1,512)、S(Φ15xH6.5cm/¥2,160)、L(Φ22xH9cm/¥4,104)
XL(Φ25xH10.5cm/¥5,184) すべて原泰弘

定番となりました原さんのすり鉢です。
明るい色合いとやや浅く口の開いた形から器としても使いやすくなっています。
和え物やサラダ等そのまま食卓に出しても様になりますし、通常の鉢としての使用もいいですね。

ゴマや山芋だけでなく、離乳食、ドレッシングなどのタレ作り、和え物やツミレ、ポテトサラダなどなどサイズによって色々な用途にお使いいただければと思います。
またお味噌汁の味噌をすり鉢であたってからだし汁で溶きのばして鍋に加えるのはどうでしょう。
風味が出るとともに味がまろやかになり美味しいですよ。
(↑お客様に教えていただきました!)

 
また関根理夫さんから小物も届いています。

煤竹楊枝3pcs(長さ10.8cm/¥540)、煤竹マドラー(長さ18.5cm/¥540)
本山椒すりこぎ小(長さ20cm/¥864)、大(長さ25cm/¥2,160) すべて関根理夫

何十年と囲炉裏やかまどの煙で燻された煤(すす)竹で作られた楊枝とマドラー。
節の部分がアクセントになった楊枝セットには和紙で折られた簡易ケースが付属しました。
フォークや普通の爪楊枝じゃちょっとという来客時のお茶請けに添えたいです。

両サイズ完売していた本山椒のすりこぎ棒も再入荷しています。
殺菌作用があり古くからすりこぎに使われる本山椒の枝を1年以上かけて乾燥させてあります。
(木の皮の部分に特にその作用があるため、削り残してあるそうです)

並白釉すり鉢Lに本山椒すりこぎ大で益子すり鉢セット

こういった食の道具なんかもお手伝いを兼ねて子どもに使わせるといいかもしれませんね。


緊張感

ゴールデンウィークが明けて日常に戻りましたね。
飛び石あり&前後半に別れていたのでメリハリがあったんですかね。
営業日には沢山のご来店ありがとうございました。

GW後半にいただいたお休みには昨年末に続き富山へ。
ただの同窓会的な集まりだったのですが年相応に小さな子連れが多く、大人だけで楽しむというわけにもいきません。
子ども同士のケンカなんかも肴に、海の幸と美味しいお酒を味わってきましたよ。

その東京-富山の移動は年始の反省を元に往復とも夜間に。
渋滞解消後ばかりで順調だったのですが、夜の高速道路を5時間は緊張感あって結構疲れますね。
日中に比べ目から入ってくる情報量が少なくなるので神経使うというか…。
長距離のドライバーさんたちは凄いなぁ。

 

さて、前回に続き荒山浩文さんからの新着を。
前回の色とりどりでダイナミック(動)なものから一転、黒一色でスタティック(静)な器です。

色調が抑えられてガサついた風合ですが、釉薬が厚く掛かった部分は艶があり表情があります。
柔らかな質感の黒ですが緊張感もあり、料理の色も際立って盛り映えしますよ。

炭化焼成7.5寸平皿(Φ23xH2.7cm/¥3,240/荒山浩文)

リムプレートと言った感じの7.5寸平皿が1年半ぶりくらいに再入荷しました。
ほぼフラットな見込みに細いリムがややシャープな印象ですが、サイズと形がちょうどイイんです。

1人分のパスタなんかだとリムがあったり深さのない7寸だと窮屈、でも8寸だと仰々しくなりがち。
メインのおかずでもトンカツや焼き魚等たわまず盛りつけられます。
オードブル数種の盛り合わせなんて使い方もオススメできる使い勝手のいい1枚です。

炭化焼成めし碗(Φ12.5xH5.8cm/¥1,620/荒山浩文)

今回ご飯茶碗が新登場。
標準的なサイズですが少し丸みが強調された形と広めの高台が特徴的です。
白ご飯が映えてまさに銀シャリって感じになりそう。

炭化焼成面取鉢(Φ11.5xH6cm/¥1,620/荒山浩文)

こちらの八角形の小鉢、八角柱を斜めに切り落としたようになっています。
今回は小鉢使いしやすいように以前のものより1回り小さく作ってもらいました。
特徴的な形と色なので、何気ないお惣菜でも食卓に変化をつけてくれますよ。

同面取鉢に富山産バイ貝の煮付け


にぎやかです

【5月4日(日祝)の閉店時間】

勝手ながら明日4日は都合により17時閉店とさせていただきます。
突然のお知らせで申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。

 
GWも後半の連休に入りました。
間の平日に1日だけ雨がしっかり降りましたが概ね天気にも恵まれていますね。
おかげさまで沢山のお客様にご来店いただき賑やかな毎日です。

お休みをいただいた2日間はというと。
益子では息子を遊ばせつつバタバタと注文等をし、晩と翌日は宇都宮の友人家族と会ってきました。

宇都宮と言えば餃子なわけでして、自分は好きな食べ物ランキング5位以内に餃子が入る餃子好き。
友人家族が用意してくれた“みんみん”と“正嗣”の食べ比べを満喫したのでした♪
香辛料が数種ブレンドされている!?正嗣の独特のタレが美味いです。

友人家族とは息子同士も同じ歳。
これまでも数回一緒に遊んでいるのですぐに意気投合し賑やか過ぎでしたねぇ。。。

 

さて、篠山市の荒山浩文さんの器が久しぶりに届いています。
荒山さんと言えば炭化焼成の黒い器等料理をイメージでき使い勝手のいい器をお取扱してきました。

今回はそれプラスちょっと変わったものをお願いしています。
手びねりによる歪で味わいある形に数種の釉薬を打掛けたり流したりが個性的な全て1点もの。
荒山さんのもう1つの作風である食卓が賑やかになり食事が楽しくなる器です。

フリーカップ各種(およそΦ9.7xH10.2cm/¥3,240/荒山浩文)

並んだ姿を見ているだけでちょっと楽しくなるような色とりどりで大きめのカップです。
高さと口の広さは大体揃っていますが、太さやグニャリとした感じはまちまち。
容量は8分目で160〜200mlほどと何にでも使いやすいサイズです。
お気に入りのものが見つかるといいですね。

一見雑に作ってあるようにも見えますが、実は手に馴染み指に掛かりやすくもなっています。
そして厚すぎず薄すぎずの均一の厚みになっており手取りも軽いです。
こういう器は工作的に適当に作れそうって思えちゃいますが、実用的なものとなるとまた別ですね。

片口鉢各種(およそW21xD19.5xH7cm/¥4,320/荒山浩文)

同様に作られた6.5〜7寸ほどの片口鉢。
見込みが広くそこそこ深さもあるので、食卓中央で家族の煮物やサラダを盛るのにいいサイズです。

カップと違い料理を盛る器となるとまた1段ハードルが上がった感じもしますがどうでしょう?
青ベースのものは案外料理を選ばず食材の色も映えると思いますし、葉もののサラダなど単色のものや肉じゃがや大根の炊いたのなど色味の地味な料理は器が賑やかだと逆に引き立ててくれますよ。