ガラス器で涼を
早いもので目黒区で営業再開して3ヶ月が経ちました。
地元の方にも少しずつ認知されてきて、ありがたいことに新たな常連さんもチラホラ。
また国立時代の多摩方面のお客さまが時々フラっと来られると懐かしい顔に感激してしまいます。
1番の変化は客層が少し変わったことでしょうか。
国立ではあまりいなかった男性のお1人さま、外国からのお客さまが増えたこと。
前者は“男子ごはん”等の影響で料理&うつわ男子が増えているのと単身者も多いエリアだからかな。
後者に関しては以前ご紹介した“TOKYO CRAFT MAP”の影響かと思います。
外国のお客さまはここ2週間くらいでも台北に上海、L.A.にフランスとなかなかにグローバル。
日本の焼物が評価されているようで嬉しいですね。
ただ問題なのは殆どの方は日本語が通じません。
なので自分の拙い英語力に出川イングリッシュばりの積極性と意味のない笑顔を交えて絶賛対応中。
もっと勉強しておくんだったなぁ…。
さてさて、かなり久しぶりの更新になってしまいましたが新着のうつわを。
5月だというのに真夏日だったりの暑い日が多くなりましたね。
それに合わすように沖縄のガラス工房清天より琉球ガラスが届きました!
清天さんの琉球ガラスは泡盛の一升瓶の廃瓶を砕いて溶かし、新たなガラス器へと吹き直したもの。
温度変化が激しく吹くのが難しい再生ガラスはちょっと厚手で柔らかな輝きが特徴です。
清天さんのものは洗練されたデザインながら普段使いしやすいものとなっています。
まずは定番となっているコチラの3種。
左から 気泡コーングラス(Φ9xH7.3cm/2,052yen)、ノーマルグラス(Φ7.2xH9.2cm/1,728yen)、
Sモールグラス(Φ9.2xH10cm/1,944yen) 全てガラス工房清天
気泡コーングラスは8分目で120mlほどのやや小ぶりなサイズにドットのような気泡が綺麗です。
ちょっとお水をって場面や来客時のちょいお茶、ワインをカジュアルに飲むのにもオススメ。
ノーマルグラスはその名の通り清天さんの最もベーシックなグラスで所謂コップといった感じ。
シンプルながら下部から中腹にかけてある薄っすら凹凸面を反射する光が綺麗です。容量160ml。
S字に捻り入れられた深いモール(溝)が特徴的な清天さんを代表するSモールグラス。
容量180mlほどの使いやすいサイズで、モールは綺麗なだけでなく指に掛かって持ちやすいです。
ユラユラと輝く水面のように編み目模様が人気の“みなも”のシリーズは新顔が2種。
みなも浅グラス(Φ8.5xH6.5cm/2,268yen)、みなもロックグラス(Φ8.7xH9cm/2,700yen)
ともにガラス工房清天
お花のような形をした浅グラスはその見た目に小ぶりなサイズで一層可愛く見えます。
容量120mlほどと気泡コーングラス同様の使い勝手で、素麺のつゆ入れや小鉢使いも良さそうです。
ロックグラスはS字ラインに微妙にカーブしていて口当たりよく握りやすくなっています。
やや背が高めな形が普通のグラスっぽくアイスコーヒーにもピッタリだと思います。容量200ml。
グラス以外の器も涼しげです。
手器(W9xD7xH12.5cm/2,160yen)、おちょこ(Φ6.2xH6.5cm/1,512yen)、
みなも片口(W9.4xD8.2xH6.5cm/2,268yen) すべてガラス工房清天
ペンギンのような!?見た目の片口は中腹のエクボにより手にしっくりきて持ちやすくなっています。
酒→“手”器と名もシャレが効いていて、容量は口の下いっぱいで320mlと飲み屋の2合徳利サイズ。
シンプルなおちょこも合わせてどうぞ。
先のみなも浅グラスに口の付いた小ぶりな片口は容量120mlほど。
お酒というよりはドレッシング等のタレ入れ向けですが、ちょっとした小鉢にも使えそうです。
ノーマルボウル(Φ12.2xH4.5cm/1,944yen)、気泡ボウル 中(Φ18.3xH9cm/3,564yen)
ともにガラス工房清天
手前ノーマルボウルはシュッと縁が立ち上がったシンプルなボウルで使いやすいサイズの小鉢です。
アイスやヨーグルト等のちょっとしたデザートは勿論、酢の物やお浸しなども季節感が出ますよ。
丸っこい形にドット状に入った気泡が可愛い気泡ボウルは6寸鉢や丼ぶりサイズ。
2〜3人分くらいのサラダボウルに、夏場は素麺や冷やしうどん等の冷麺鉢に活躍してくれます。
底泡皿 大(Φ24xH3.3cm/3,888yen/ガラス工房清天)
大中小の気泡が入り混じった8寸ほどの大皿はちょっと満点の星空のようにも見えます。
カルパッチョや冷製パスタ、豚しゃぶサラダとかお肉料理なんかもいいですね。
無色のクリアに気泡で白っぽく見えるので案外普通の器のように使っても違和感ありませんよ。