魚そうめん
10月に入ったというのに日中は暑く、今日も最高気温が28度とか夏日です。
夜になれば涼しくなるのですが、暑がりの自分はまだ一度も長袖を着てません。
かといって真夏のカッコもおかしいので、色目だけでも少し秋っぽくしてごまかしてます。
そんな今日この頃、有名人の訃報が続いて届きました。
“ホンマでっか!?TV”で有名な流通経済ジャーナリスト金子哲雄さんの早すぎる死には驚愕するとともに、あの笑顔とキャラクターの裏側を垣間見て、生き様、死に様を考えさせられました。
また大滝秀治さんも亡くなられました。
大滝さんの若いころを全く知らないので、昔からおじいさん日本代表的なイメージです。
“北の国から”好きとしては中畑のおじさんに次いで清吉おじさんと今年は悲しさでいっぱいです。
ご冥福をお祈りいたします。
さてさて話はガラリと変わりますが、狭い日本にも地方ごとに特有の食べものが結構あります。
紫ずきん、水茄子の漬物に続き今回も京都のものを。
素麺や糸こんにゃくに見えそうな“魚そうめん”という魚介の練り物です。
細麺状のツルっとした蒲鉾ですが、京都でもそこまで有名ではなく世間では珍しいものですかね。
冷やしたものを麺つゆやワサビ醤油で、またお吸い物やお鍋の具としても美味しいです。
子どもも好きな味だと思いますし、お酒のアテにもバッチリ。
もっと全国に広まってもイイと思います。
口色巻モール小鉢(Φ10.5xH5cm/¥2,310/ガラス工房清天)に魚そうめん
10月のお休みのお知らせ
またまた大型の台風がやってきており、沖縄地方は台風の当たり年ですかねぇ…。
今回の17号は本州縦断の恐れもあるようで心配です。
それを別にすると、ここのところ爽やかで過ごしやすい日が続いています。
日によって気温の変化がありますが、個人的には今くらいの季節は気持ちが良くて好きです。
日中は半袖や七分丈、夜は薄手のシャツでも1枚あればOKと服装はまだまだ身軽ですし。
本当の秋になれば食欲・運動・読書の秋と言われ紅葉もキレイなんですが、個人的にはどうも苦手。
日に日に陽が短くなり寒さが増していく感じがどこか切ないんです。
冬になってしまえば冬に慣れてしまいますし、イベントごとも多く楽しめるんですけどね。
さてさて月末になりましたので、来月のお休みをお知らせしておきます。
■10月のお休み■
1日(月) 8日(月/祝) 9日(火) 15日(月) 22日(月) 29日(月)
勝手ながら9日(火)は臨時休業とさせていただきます。
定休日の月曜日以外に申し訳ありませんが、お間違いのないようご注意ください。
そろそろ水茄子も終わりですね。
花唐草八角小鉢(W14xD10xH3.6cm/¥2,940/稲村真耶)に水茄子の漬物
枝豆
「とりあえず生◯つ(人数分)と枝豆ください。料理はあとで追加します。」
居酒屋でメニューを見て料理を検討する前に、ひとまずビールがグビグビやりたい!
そんな時は入店し席に着くや否や、このようにお願いしてしまいます。
初めてのお店などで注文するものが決まっていない場合や、少人数で頼む品数が限定されるときには決まるのに時間もかかりがちですしね。
まずは乾杯して、注文する料理が出てくるまでの時間稼ぎに。
なぜ枝豆?
枝豆はあらかじめ茹でて用意されていることが多く、十中八九ビールと同時に提供してもらえます。
また成分が肝臓に良いとされ、アルコールの分解を促進し悪酔いや2日酔いの予防効果がある。
何よりビールと合う。
といった理由から頼むわけですが、たかが枝豆といってもお店によってピンきり。
美味しい枝豆を拘って出しているお店は他の料理も期待できます。
近年市場には様々な品種があり、だだちゃ豆とか茶豆とかは香りや甘みが強く美味しいですよね。
今の時期は9月から10月が旬の京野菜“紫ずきん”がオススメ。
最高級の品質を誇る丹波黒大豆からなる枝豆で、ぶりっと粒が大きく風味豊かで濃厚。
名前の通り内側の薄皮が紫色っぽくなります。
「とりあえず生と枝豆ください!」
ペルシャ6寸深皿(Φ18.6xH5.2cm/¥2,835/北窯 與那原正守工房)に紫ずきん