桜と木のうつわ

昨日の雨で散ってしまうかと思われた桜ですが、今朝見たところ国立の桜たちは根性ありますね。
葉が出てきていますが、まだまだ8割くらい花をつけていました。
桜は散り始めてからのほうが、舞い散る様やピンクの絨毯も楽しめて好きです。

我が家でも井の頭公園で小さな花見をしました。
吉祥寺側の池の周辺と違いノンビリした西園ですが、平日月曜でもママさん&お子さん軍団とご年配の方たちでいっぱいでしたね。

ただ前回のブログの昼酒ですが、土日とは違いお酒で賑わっている人が見当たらない。
さすが西園、平和な午後そのものです。
クーラーにはビールと野菜ジュース(息子の好物)、おつまみ持参で少し恥ずかしかったです…。

 

桜の季節といえば新生活シーズン、やはり器をお求めになられるお客様が多いです。
お店のほうでもそれを見越し、この時期に合わせて入荷が続いています。

 
北海道旭川市に工房を構える高橋工芸さんより木の器が届いています。
木の持ち味を活かしたシンプルで機能的なテーブルウェアを中心に木工製品を手がけられています。

こちらの“KAMIシリーズ”は北海道産のセンの木をロクロで挽いて作られています。
灯りにかざすと透けるような薄さから名付けられ、約2mmの厚みで口当たりがよくとても軽い。
なおかつ強度がしっかりあり、学校給食用にも使われる無色の食器用ポリウレタン仕上げ。
明るい木地の美しい木目が素敵です。

KAMI Glass ワイドS(200ml/Φ7.6xH8.5cm/¥2,730)、M(250ml/Φ8.1xH9.1cm/¥2,835)
ともに高橋工芸

KAMIマグカップS(150ml/W9.8xD7.5xH6.9cm/¥3,465)、M(220ml/W10.8xD8.5xH7.8cm/¥3,675)
ともに高橋工芸

 
木の器の特筆すべきは熱伝導率の低さ。
ガラスや磁器は勿論、陶器と比べても断然に熱を伝えず保温効果が高いのです。
飲み物の温度はほんのりと手に伝わる程度。
温かい飲み物は冷めにくく、冷たい飲み物も冷たいまま結露もほとんどしません。

Glassワイドはグラスというより木のコップという感じですね。
Sサイズは湯のみにちょうどよく温冷のお茶用に、Mサイズには氷も入りジュースやお酒にも◎

マグカップはコーヒーが冷めにくくて嬉しいですね。
Sサイズは濃い目のコーヒーやお子さんのマグに、Mは通常のマグカップとして使いたいですね。

割れないのでお子さん用として、またアウトドアやオフィスでの使用にもオススメ!


花より…

先日の春の嵐の3日(火)は急な閉店でご迷惑をおかけしました。
店を閉めた後すぐに電車で帰宅したのですが、その直後から予想通り電車は本数削減や運休に。

嵐のあとは多少風が強いものの、咲き始めていた桜の木も満開に向け開花が加速しています。
東京は今週末から来週にかけて見頃っぽいですね。

当店のある国立市は桜でも少し有名です。
国立駅から谷保駅へ延びる大学通りは、1km以上に渡って200本超の桜が両側に咲き乱れています。
またその途中には、さくら通りという名称もズバリな桜の並木道も交差しておりそちらも圧巻!

 
さてさて、花より団子とよく言いますよね。
花よりお酒って方も多いことでしょう。

日本において昼間にお酒を飲むというのは市民権を得ていません。
昼から飲んでる人は、アル中か自由人のちょっと痛い人と思われがちです。
欧州で昼食時に水の代わりにワインとか、パブでランチビールとかは文化なんでしょうね。
人種によるアルコールの分解能力の違いや、狩猟と農耕の民族の違いとかもあるかもしれません。

そんな日本でも正月と花見のときは特例!

ここぞとばかりに皆さん昼酒を満喫します。
しかし真っ赤になりブルーシートで寝てしまうお父さんもチラホラ。
外での花見は冷えますので気をつけましょう♪

 
写真は沖縄のガラス工房清天さんによるボウルと小鉢。

底泡ボウル(Φ18.5xH8.5cm/¥3,150)、底泡小鉢(Φ9.2xH7cm/¥1,890) ともにガラス工房清天

 
側面途中まで大小の気泡と細かいヒビ模様がランダムに入っています。
それより上部はクリアになっており、その境目にはラインがスッとできています。
しっかりとした厚みがありボッテリとした作りですが、可愛らしくもスタイリッシュです。
清天さんらしい実用的でありながら、程良くデザインされた琉球ガラスだと思います。

ボウルはサラダボウルとして数人分のサラダを。
小鉢は青菜系おひたしもイイですし、デザートカップとしても使いやすいです。
夏場にはボウルと小鉢で素麺がバッチリ。

同ボウルにタコとバクチーのマリネ

同小鉢にヨーグルト


ドラマチック&乙女チック

昨日の定休日、帰省先から嫁はんと息子が帰ってきました。
たかが9日ぶりの再開、それでも日々の成長が著しい1歳3ヶ月の息子に会うのは楽しみでした。

 
生まれた時から大きく成長が早い息子、どんどん単語を覚えて口にしています。
絵本などで繰り返し指を差して名前を聞き、覚えていくのが好きな模様。

得意の動物はワンワン、ニャー、ガーガー、ピョンピョン、ガオー、モー、メーとか。
昨日名前でキリンやゾウとかも言えるようになってました。

しかししかし、自分が気にしていたのは「父ちゃん=とう」を言えるようになったかということ。
アンパン(マン)、ブーブー、マンマの次くらい、1歳を前に「かあ」と言うようになりました。
そこは負けても仕方がないのですが、3ヶ月以上負けるとは。

「とう」は難しいのか当初「ほー」とか言ってたものの、上手く言えないので次第に言わなくなり…。
「ほーじゃなくて、とう!」って教えすぎた罰、これはきっと育児として良くなかったです。
反省しつつも待ちわびてこその親バカ。

 
東京駅まで迎えに行きました。
父ちゃんに気づいた息子は指を指し驚きの表情と感嘆の声、そして満面の笑みでご対面。
よしよししてたら「とう!」。

うんうん、父ちゃん感激でドラマチックが止まりません。

 

益子の志村和晃さんから器が届いています。

人気の粉引しのぎカフェオレボウルはワンサイズだったのがLサイズが新作で入荷してます。
元より飯碗としてお買い求めの方がほとんどでしたが、夫婦茶碗としてもお選びいただけるように。

また新作の粉引の輪花皿が2サイズ入荷。
乙女チックではありますが、化粧のかかり具合や少し出ている鉄粉など雰囲気もあります。
ほぼフラットな見込みに深さもあるので、多用途に使いやすいかと思います。
7寸はメインのおかずやパスタに、8寸は家族の盛皿として、またカレーにもイイ感じですね。

粉引しのぎカフェオレボウルS(Φ11.4xH6cm/¥1,680)、同L(Φ12.5xH6.8cm/¥1,890)
ともに志村和晃

粉引菊輪花皿7寸(Φ21xH3.2cm/¥3,990)、同8寸(Φ24.5xH4cm/¥4,725) ともに志村和晃