中村恵子・平岩愛子2人展のご案内

肌寒い日もありますが4月も下旬になり夏日となる日も多くなりました。
GWを前に少々早いかなと思いつつ日中はほぼ半袖で過ごしています。

それにしてもブログが大変ご無沙汰してしまいました。
馴染みのお客さまにブログの更新がないから休業しているかと思ったなんて言われる始末。
7年近く続くなか移転で2ヶ月半休業したときに次ぐ未更新で、気にして何度かチェックしてくださった方、心配していただいた方には大変申し訳ありませんでした。

お陰様で無事保育園に入園した娘ちゃんも少しずつ新生活に慣れてきたようです。
季節の変わり目と保育園の洗礼により体調不良続きながら今週は休みなく登園できました。
小2となった息子くんは学童に加えサッカーにスイミングにダンスにと忙しい日々。
来月の運動会では昨年に続きリレー選手になれたようで張り切っています。

当店はというと娘ちゃんの入園によりようやく落ち着き常設で変わらず営業しています。
そして作品展が来月半ばと迫ってきましたのでご案内いたします。

 
【中村恵子・平岩愛子 二人展 – Pottery & Glass】

  5/19(土)〜5/26(土)の8日間(期間中は無休)

      初日19日(土)に両作家在店

 
DMも上がってきました!

久々となる作品展は陶器とガラスという異素材の作り手による2人展。
夏や梅雨がやってくる前の爽やかな暑さが気持ちいい季節にぴったりじゃないでしょうか。
当店ではお馴染みのおふたりですが簡単なご紹介を。

 
陶器は栃木県益子町にて作陶されている中村恵子さん。
そのうつわは洗練されたフォルムに土ものらしい味わいある表情が融合しています。
和洋折衷な日本の食卓にスッと溶け込み毎日のように活躍してくれるうつわです。

ガラスは沖縄で学び東京都青梅市で再生ガラスを作られている平岩愛子さん。
琉球ガラス同様に灰瓶を砕いて溶かし再び吹くことで新たなガラス器を生み出しています。
実用を伴ったモダンなデザインに再生ガラス特有の柔らかな輝きが美しく絶妙です。

ともに素材は違えどシンプルで現代的な日々のうつわです。
女性の作り手ならではの心地いい質感や使い勝手のいいサイズ感、そして素朴ながら自ずとあらわれる可愛らしさを是非ご覧いただきたいと思います。

会期まで3週間、どうぞ楽しみにお待ち下さい。

 

ブログの更新は滞りがちですがSNSは何とかマメに更新しています。
↓もチェックしていただけると幸いです。

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秋色のうつわ

なぁつのおーわーりー♬

ここのところ東京は気温も上がらずグズつきがちの天気で夏の終わりどころか秋です。
陽もだいぶ短くなってきましたね。
物干し用のちっちゃな屋上で菜園しているミニトマトの収穫もそろそろ終わりです。

先日同じく屋上ながらガッツリ家庭菜園をしている友人宅に遊びに行ってきました。
友人宅屋上は物干しスペースを侵食し奥さんに怒られつつも鉢やプランターがギッシリ。
夏野菜だけでもトマト数種にキュウリにオクラ、万願寺とうがらしにナスなどいっぱいです。
それにハーブ類やらネギとかもあったかな。

収穫の手伝いをさせてもらいつつお土産にいっぱいもらってきました♪
来年はウチもあと2つくらいプランター増やそうっと。

 

さて先のブログで並んだ様子だけお知らせしていた新着のうつわたち。
今日はまず益子の中村恵子さんの秋らしいうつわを個別にご紹介します。

洋の雰囲気も感じられるモダンでシンプルな形、そこに掛けられる釉薬は味わいあってシックです。
白化粧のムラや縮れと焼き色が雰囲気のある粉引を中心に、黒や黄も見え隠れする複雑な色合いが独特な深緑、マットななかに僅かにキラキラ星のように輝く黒の3色。
渋さと可愛さが同居した中村さんのうつわは食の和洋も問わず日々活躍してくれますよ。

粉引・深緑 丸ゆのみ(Φ8.5xH5.5cm/粉引1,512yen,深緑1,620yen)、
粉引・深緑 ポット(W16xD10xH12cm/4,860yen) 全て中村恵子

当店では定番の中村さんのカップとポットが久しぶりに揃っての入荷となりました。

小ぶりでコロンとした形状がかわいい丸湯のみ。
8分目容量100mlほどの少量サイズがちょっとした来客時なんかにも重宝します。
煮豆などのお惣菜の小鉢にしたり、ヨーグルトやアイスのカップにもいいんじゃないでしょうか。

注ぎ口とハンドルが特徴的なポット。
個性的なデザインながらハンドルは持ちやすくキレもバッチリ、内に深型の茶こし網付きです。
容量350〜400mlほどで湯のみ2〜3杯分、一人暮らしの方でも使いやすいと思います。

粉引だ円鉢(W24.5xD16.5xH4cm/2,484yen/中村恵子)

特徴的な舟形(ラグビーボール形)をした楕円の鉢が今回は粉引で届いています。
シンプルながら縁のラインなど手仕事感があり、味のある粉引と相まってほっこりした雰囲気。

7寸鉢よりちょっと小さいかなってくらいのサイズ感です。
唐揚げやベイクドポテトなんかをゴソっと、またスナック菓子でもオシャレに見せてくれます。
女性ならカレーやスープパスタなんかのうつわに、またこれからの季節はシチューにも◎

深緑・黒 だ円プレート(W26xD19.5xH2.3cm/3,024yen/中村恵子)

同じく楕円ですがプレートは初登場。
オーバルプレートに色も深緑と黒なのでシュッとしていますが、気取った嫌らしさは感じられずむしろ可愛いって感じです。

7寸皿くらいの使い勝手で、メインのおかず、女性はパスタや朝食のワンプレートにもOKです。
濃色に食材の色も映えますよ。
(友人宅産夏野菜も一層美味しそうに見えました)

粉引プレート鉢(Φ18.7xH3cm/2,376yen/中村恵子)

フラットな見込みに縁が斜めにスッと立ち上がった形が特徴的なうつわです。
北欧食器的でシンプルなフォルムに粉引が和洋折衷な感じで幅広く使いやすそうですね。

ハンバーグや切り身のソテーにお野菜添えてとか、パン皿やケーキ皿にイイと思います。
縁に深さもあるので煮汁がある料理にも使いやすいですね。

粉引プレート大(Φ24.7xH3cm/3,456yen/中村恵子)

細めのリムが効いた定番のプレートは粉引の大が久しぶりに届きました。
リムプレートといっても洋食器の真っ白な磁器とはひと味もふた味も違いますね。

とんかつなど大きなおかずや男性の大盛パスタ、大皿料理はもちろんワンプレートにもびったり。
前菜盛り合わせたりパーティーシーンでも活躍してくれそうな大皿です。

 

      【阿部春弥展】

9/23(土)〜9/30(土)の8日間(期間中は無休)

   初日23日(土)に阿部春弥さん在店



阿部春弥展ご案内&新着

気がつけば今日から9月。
昨日今日と涼しく夏ももう終わりの気配ですね。

ブログがご無沙汰してしまいましたが夏季休業明け先週より通常営業しています。
そしてニッパチと言われ暇な8月なのに、連日数多くのお客さま(当店比)にご来店いただきました。
東急電鉄の沿線フリーマガジンに掲載された反響のようです。
(“SALUS(サルース)”9月号の特集「はじめての器選び」に掲載いただきました。ありがたや〜!)

ネット及びSNS全盛のこの時代でもアナログな雑誌やフリペーパーもまだまだ影響力あるようです。
それぞれの良さがありますし、新聞含め紙媒体も残っていってほしいなと思います。

 

さて先のブログでも触れていますが会期が今月末に迫ってきましたので改めて作品展のご案内。
阿部春弥さんの個展を今月23日(土)より開催いたします!

 
      【阿部春弥展】

9/23(土)〜9/30(土)の8日間(期間中は無休)

   初日23日(土)に阿部春弥さん在店

 
※展示準備のため勝手ながら9月21日(木)22日(金)は臨時休業させていただきます

紙媒体であるDMも上がってきました。

 
長野県上田市にて白磁のうつわほか磁器専門に作陶されている阿部春弥さん。
2013年の松本のクラフトフェアでお声掛けして以来4年ほどお付き合いさせてもらっています。

3ヶ月前に少量入荷のご紹介はしていますが、学大に移転してきてからドーンとまとまった入荷がなかったので、今回の個展を心待ちにされている方も多いんじゃないでしょうか。

 
古陶からの影響も見受けられる凛とした佇まいの阿部さんの磁器。
磁器特有の硬質さや無機質さより、釉調や手仕事の風合いによる優しさのほうが感じられます。
また繊細な仕事ながらうつわの作りはしっかり、他所行きでなく日々の食卓で活躍するうつわたち。

ほんのりと青みがかり艷やかで透明感のある白磁、吸い込まれそうな深いルリ釉、そして当店では初めての黄磁と淡ルリの4色が個展を彩ります。

開催まで3週間、どうぞ楽しみにお待ちくださいね。

 

と、その前に入荷情報。
夏季休業明け入荷ラッシュでして、個別の紹介は後日になりますが並んだ様子などご覧ください。

中村恵子さんより秋色のうつわが届いています。うつわも衣替えどうでしょう。

稲村真耶さんの工房よりウットリしてしまう磁器を連れ帰りました。

及川静香さんから土味あるうつわが届きました!