出西窯でマリンカラー
先の日曜は荒天のなかTOKYO CRAFT MARKETへ沢山のご来店ありがとうございました!
ポツリポツリくらいの感じで10時に始まったもののすぐ暴風雨になり落ち着いたのは14時ごろ。
幸いクラフトマーケットは屋根のあるエリアだったのですが、表通りに面した完全屋外のファーマーズマーケットのエリアは…テントが飛ばされるなど危険と判断され屋根付きのエリアに移動したり撤収したりで大変そうでした。
そんな状況にも関わらず人出はかなり多く、特にお昼前後はお客さまひっきりなしでした。
昨年まで多摩地区でのんびりとした生活を送っていたので、手伝ってもらった嫁はんと2人
もんげー!都会ってのはもんげーとこズラ!
と、コマさんコマじろう状態。
改めて手仕事の日用品や生産者の顔が見える食材などが求められているんだなぁと再認識しました。
初めてのイベント出店だったので、もっとこうしたら良かったなって反省点も多々あります。
このイベントも今後継続されるようですし、他を含めまた機会があれば出店してみたいと思います。
さてさて、出西窯から器がマリンカラーで届いています。
鮮やかで深みのあるブルーと柔らかで清潔感あるアイボリーがこれからの季節にもぴったり。
シンプルで作りはガッシリ、食の和洋も問わず日々食卓で活躍してくれる器です。
めし碗各種(Φ11.7xH6.6cm/1,728yen/出西窯)
定番のご飯茶碗が白下焼締、牡丹刷毛呉須、同白の3種で届いています。
標準的なサイズで、やや深さのあるシュッとした形が洋食器なんかにも合わせやすいです。
焼締部分は使用とともにザラつきが取れてスベっサラっとしてくるのも楽しめます。
弧を描くように入れられた刷毛目は裏側から見ると牡丹の花のように見えてかわいいですよ。
片口鉢3寸(W9.5xD9xH4.2cm/972yen)、縁付平皿3.5寸(Φ10.7xH2.7cm/972yen)、モーニングカップ(W12xD9.4xH8.4cm/2,592yen) 全て出西窯
ミルク差しっぽく置いた豆鉢サイズの片口鉢はちょっとゾウさんっぽい!?見た目も可愛いです。
ドレッシングやシロップは勿論、胡麻などの薬味や塩辛みたいなお酒のアテの鉢にもイイ感じ。
平らな見込みに太めのリムが立ち上がったモダンな小皿はチョコレート等お茶請け用に見立てて。
お醤油やビネガー、梅干しやピクルスってな感じに和洋問わず食卓で活躍してくれます。
グラマラスな曲線美と親指置きが特徴的なモーニングカップは白が再入荷してきました。
8分目容量250mlのたっぷりサイズが朝のコーヒーやミルクにうれしいですね。
現在呉須と飴と3色揃っています。
縁付平皿5寸(Φ15.2×3.5cm/1,512yen/出西窯)
先の3.5寸のサイズ違いで径15cmほどの5寸、今回2色揃って届き初めてのご紹介になります。
深さがあるので汁気のあるおかずにも対応でき、取皿にもぴったりな使い勝手のいいサイズ。
高さを出して盛り付けると見栄えがよく冷奴1つ盛るだけでも様になります。
はたぞり切立鉢4寸(Φ12.2xH4.2cm/1,728yen/出西窯)
はたぞり切立鉢の4寸も呉須と白の2色で再入荷しました。
縁付平皿とシリーズのような見た目の鉢で、縁が緩やかに反りながら立ち上がっています。
ちょっとしたお惣菜の小鉢として、またヨーグルトやアイスなどのデザートにもオススメです。
はたぞり切立鉢6寸(Φ18.2xH5.6cm/3,240yen/出西窯)
同じくはたぞり切立鉢の6寸も呉須のみ届きました。
家族の煮物などの他、1人分のシチュー、スープパスタや素麺だったりにもいいサイズ。
濃色に食材の色が映えるので過去記事の写真にあるようにサラダなんかも綺麗ですよ。
TOKYO CRAFT MAP & MARKET
4月も半ばに差し掛かりすっかり桜も散ってしまいましたね。
少し久しぶりの更新となりますが新年度いかがお過ごしでしょうか。
新しい保育園に通いだした息子も当初は少し緊張気味でしたが、新しいお友達と走り回っているようで表情もイキイキしたような。
1歳から保育園に通ってる子なので、この3ヶ月運動不足だったんだと思います。
一緒に店番していた息子がいなくなり少し店内寂しくも漸く落ち着いて営業できそうです。
とはいえ実は今週末に初めてのイベント出店があったりします。
既にお手持ちの方もいるかと思いますが、昨年に続き“TOKYO CRAFT MAP”が発行されました。
クラフト・工芸好きのための東京ショップ&イベントガイドでフリーペーパーです。
今年は38店の掲載で、当店は中央線エリアから目黒・世田谷エリアに移動しています。
今回A5サイズ全22ページの冊子型に変わり、見やすさも携帯性もUP!
持ち歩いてのショップ巡りがしやすくなりました。
店内DMコーナーに置いてありますので是非お持ち帰り、散歩のお供にしてくださいね。
そして2016年版発行に伴い4月16日17日にコチラ↑の“TOKYO CRAFT MARKET”が開催されます。
場所は青山の国連大学前広場、毎週末行われている“Farmer’s Market @ UNU”の一角。
当店は2日目の17日(日)に出店することになりました。
クラフトマップ掲載の他店さんや関係ある作り手さんと出店しています。
再生ガラスの平岩愛子さんも出店されるので当店の定番品以外にも沢山見れますよ。
自分は初イベント出店のため不慣れであたふたしてそうですが冷やかしにきてくださいね。
紹介できていなかった新入荷の器も合わせてご紹介。
春らしい粉引ですよ。
粉引菊輪花7.5寸皿(Φ22.5xH4.5cm/4,536yen/志村和晃)
温かみあるクリーム色に輪花の縁と見込に入った鎬が愛らしい器が届いています。
志村さんには最近は染付の仕事をお願いすることが多く3年ぶりくらいの久々の入荷。
甘い印象ですが案外シンプルですし、僅かに浮いた鉄粉や白化粧の濃淡など味わいもあります。
8寸の大皿では仰々しく7寸では窮屈という場面が多く使いやすいサイズです。
大きなおかず等のメイン、スパゲティやカレー、数人分の炒めものと多用途にお使いください。
加藤仁志さんからも定番の粉引鎬の器が2種再入荷しています。
艶っとしたアイボリーに手仕事感ある太めの鎬と控えめな鉄粉が何とも優しいです。
粉引鎬リム皿 Φ17cm(Φ17xH2.1cm/3,024yen/加藤仁志)
フラットなリム皿で洋の形と粉引の和な表情が調和し、食の和洋も問いません。
切り身魚のソテー等小さめのおかずに、ケーキ皿や少し大きめの取皿にと活躍してくれます。
粉引鎬広口ポット(W15.7xD10.2xH12.2cm/8,100yen/加藤仁志)
前回大好評だったポットも再入荷。
持ちやすい大きめのハンドル、手入れがしやすい広口に茶漉し網も付属と気が利いています。
容量は標準的な350mlほどと1〜3人くらいで使いやすいサイズでキレもバッチシです。
2色の益子焼
先週末は高校の同級生同士の披露宴に行ってきました。
30代後半、アラフォーの割りに大盛り上がり。
出席者の3分の1が同級生なので同窓会みたいなもんですからね。
自分は〆のラーメン屋で寝落ち。
同じ方面の友人何人かと深夜タクシーで帰ってきたっぽいです…。
最近は旧友とガッツリ飲むと最後までもたないことがあるんですよね。
寝不足もありますが歳とともに酒にも弱くなってきました。
何はともあれめでたいめでたい♪
益子の大塚雅淑さんより器が届いています。
飴釉と益子青磁が藁灰釉と掛け分けられたものの他、今回は飴釉単色のものがちょっと新鮮。
伝統釉による益子焼ですが、現代の食卓に合った形やサイズ感で古臭さは感じられません。
耳付鉢 小(W16.3xD14.3xH3.7cm/1,512yen)、大(W21.5xD19xH4cm/2,916yen) 全て大塚雅淑
耳の付いた楕円鉢が青磁掛分と飴釉でそれぞれ2サイズ届きました。
爽やかさ優しさの感じられる青磁掛分は混ざり溶けた白線が波打ち際のようにも見えます。
深い色合いと艶が綺麗な飴釉は濃淡も出ていてシンプルながら味わいあります。
小は小鉢・取鉢のような使い方はもちろん、小さなお子さん用にもオススメです。
耳があるので手を添えやすく、4〜5歳くらいまでならカレーにも良さそうなサイズです。
大はトマト煮込みやシチューほか、深皿ってくらいの感じなので通常のおかずに。
丸い器ばかりの食卓でアクセントにもなりますね。
同耳付鉢(小)ブロッコリーにチーズを乗せてオーブンに
磁器ではなく直火可能な耐熱皿でもありませんが、家庭用オーブンやトースターならまず大丈夫ですのでこんな使い方もでき、我が家では小を息子用のグラタン皿にしちゃいます。
250度そこらでは釉薬は溶け出しませんし中で爆発とかの心配はないです。
(ただ保証はできませんし急激な温度変化や濡れ布巾で取り出すのはNGです)
掛分スープカップ(W15.5xD13xH6.8cm/2,592yen/大塚雅淑)
何度目かの入荷となるたっぷりサイズのスープカップも届いています。
流れて溶け混じった部分には個体差もあり見どころです。
300ml入るので具沢山のスープや具の大きなポトフなんかにも対応。
スープ以外にもカフェオレ、サラダやデザート、シリアルなんかにもいいですね。
掛分切立小鉢(Φ12.4xH5cm/1,296yen/大塚雅淑)
前回青磁のみで好評だった小鉢が今回は2色揃って入荷しました。
平らな見込みに縁がシュッと立ち上がった形が和洋問わず使いやすい小鉢です。
1人分の煮物や汁気のある煮浸しなどのお惣菜、ヨーグルトなんかにもいいですね。
掛分長皿(W22xD11.5xH2.3cm/1,512yen/大塚雅淑)
大塚さんに毎回お願いする定番の長皿も再入荷。飴釉は久しぶりです。
切り身魚や出汁巻き、串物サイズで、生ハムとチーズとか盛り合わせるのもオススメ。
エイヒレにマヨネーズ添えてとか居酒屋メニューもばっちりハマります。