お酒を美味しく
先の定休日に運転免許証の更新をしてきました。
4月の紛失時に続き半年ほどで2回も面倒な手続きです。
そして節分の日の失態(2/5の記事参照)により色がブルーに戻ってしまいました。ぐぬぬ…。
その4月のときに続き献血もしてきました。
運転免許試験場内に献血バスがいて(いつも!?)、スタッフが結構必死に呼びかけしているんです。
自分は献血ルームに出向くことはありませんが、献血バスを見かければするようにしています。
血液製剤はいつも不足しているようで、ほんの20〜30分でお役に立てるならって感じです。
ひょっとすると自分の血が見ず知らずの誰かの生命を救うかもって考えたら鼻高々。
今後自分が輸血を必要とする可能性もありますしね。
そしてジュースやおかしを頬張り、ちょっとしたお土産までもらったり。
おまけに血液検査結果が簡易な健康診断になり、勤務先ですることのない個人事業主は助かります。
来週くらい結果来るかな。
γ-GTPが正常で 酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ♪
となることを祈っています…。
そんなわけで、日本酒の美味しい季節に合わせていくつか酒器が届いています。
料理もお酒も器で全然印象が変わり、雰囲気ある酒器でいただくお酒は美味しいですよ。
焼締ぐい呑み(Φ6.7xH3.4cm/¥1,944)、焼締徳利(Φ8.5xH13cm/¥4,104) ともに松村英治
まずは松村英治さんの焼締の徳利とぐい呑み。
窯変による表情が味わい深い黒褐色の焼締で派手さはありませんが静かな存在感があります。
使用とともに酒染みも入り、育っていくのも楽しめるんじゃないでしょうか。
徳利は燗でも常温でも良さそうで、容量は300mlほどと1合半ちょっと。
焼締ですが内側は目止めされているので漏れの心配もなく、花入にしてもいいかもしれません。
標準的なサイズのぐい呑みは豆鉢として塩辛なんか盛っても良さそうです。
粉引ぐい呑み(Φ7xH5.3cm/¥2,160)、粉引注器(W14.5xD11xH7.8cm/¥3,672) ともに及川静香
及川静香さんの粉引の片口鉢とぐい呑み。
縮れた白化粧や浮き出た鉄粉が力強くも柔らかな表情をしています。
内側が徐々にグレーっぽい色合いに変化して味が出てきそうです。
冷や常温でグビグビ飲めそうな片口鉢はこちらも容量300mlほどと1合半ちょっと。
名が“注器”となっているようにお酒だけでなくお鍋のときに水を足したりにもいいですね。
またそこまで背が高くないので鉢にしてマグロとアボカドの山葵醤油漬けなんかどうでしょう。
ちょっと背が高く大きめのぐい呑みも手に馴染みそう。
灰釉ぐい呑み(Φ7.5xH4.6cm/¥2,160)、灰釉注器(W16.5xD11.6xH9cm/¥4,320) ともに及川静香
同じく及川さんの灰釉の片口鉢とぐい呑み。
釉が流れて濃淡あるマットな緑に縮れた白化粧が透けて土味が効いています。
それでも荒々しさはなく落ち着いた雰囲気です。
大きめの片口鉢は容量たっぷり380mlほどと2合はしっかり入ります。
ご夫婦で、また友人とともにゆっくりとお酒を楽しみたいですね。
やや口が開いたぐい呑みはお酒の香りが立ちそうです。
益子より
ヨーでる ヨーでる ヨーでる ヨーでる♪
アニメの“妖怪ウォッチ”が面白く、遅ればせながら息子と第1話から順に見ています。
30代の自分がクスっとするパロディが満載で、一緒に見る親も意識して作っているんでしょうね。
“101回目のプロポーズ”とか“北斗の拳”とかの名シーンや名台詞を見事にパロっています。
というわけで、あと半月ほどで4歳となる息子はどっぷりハマってしまいました。
妖怪の名前を覚えては連呼し、主題歌とようかい体操とやらも披露してきます。
そして誕生日プレゼントはなりきりオモチャの腕時計を熱望。
人気でなかなか普通に買えないのも最近は落ち着いてきたようで既に用意できました♪
教育テレビやアンパンマンにトーマスで始まりカーズやトイ・ストーリーにドラえもん、そして男の子らしく戦隊モノに仮面ライダーときてポケモンや妖怪ウォッチ。
どんどん興味が変わっていく一方で何かを完全に卒業するというわけでもなくどうしたものか…。
さて、注文していた器が先日の益子秋の陶器市に合わせて焼きあがってきました。
登り窯で焼きあげられた原泰弘さんの器、益子の伝統釉に彩られた大塚雅淑さんの器をご紹介。
並白釉すり鉢 SS(Φ12xH5.2cm/¥1,512)、S(Φ15xH6.5cm/¥2,160)、L(Φ22xH9cm/¥4,104)
XL(Φ25xH10.5cm/¥5,184) すべて原泰弘
定番の原さんのすり鉢が再入荷し4サイズ揃いました。
ゴマや山芋だけでなく、離乳食、ドレッシングなどのタレ作り、和え物やツミレ、ポテトサラダなどなどサイズによって様々な用途にお使いいただければと思います。
原さんのすり鉢は明るい浅めで口の開いた形に明るい色合いなので器としても使いやすいです。
和え物やサラダ等そのまま食卓に出しても様になりますし、通常の鉢として煮物等もいいですね。
同じく益子の関根理夫さんによる本山椒のすりこぎ棒も用意していますので合わせてどうぞ。
並白釉くみ出し 小(Φ7.7xH6.4cm/¥1,080)、大(Φ8.4xH7.1cm/¥1,404)、
並白釉横手急須(最大幅W16.5xD10xH12.5cm/¥4,104) すべて原泰弘
すり鉢と同じ並白釉の茶器が届いています。
厚手でボッテリした作りに穏やかな色合いと艶、ロクロ目も残され素朴で優しい表情です。
単体、セットに関わらずゆっくりとお茶の時間を楽しめそうですね。
新登場のくみ出しは大小2サイズあり、8分目容量はそれぞれ140mlと90ml。
コロンとした形がかわいく手に馴染み、厚手なつくりなので丈夫で熱々のお茶も手に取れます。
急須は注ぎやすい横手タイプで、持ち手は手に包まれてしっかりフィットします。
本体も茶葉がよく泳ぐ形で、湯のみ3〜4杯くらいの容量400ml。
続いて大塚雅淑さんの益子焼を。
益子の土と伝統釉に拘って作られていますが、洋の趣があり現代的な器が届いています。
気取り過ぎず、でも野暮ったくもないといったバランスがいいんです。
掛分ポット(W15.5xD9.6xH12cm/¥3,888/大塚雅淑)
定番の掛分ポットが飴釉と益子青磁ともに再入荷しました。
藁灰釉が流れて混ざり溶けた景色が味わい深く、強弱メリハリある形や曲線も綺麗です。
ハンドルタイプなのでお茶に紅茶にとどちらにもお使いください。
容量も380mlほどと使い勝手のいいサイズです。
煎茶碗(Φ9.6xH7cm/¥1,296)、掛分ピッチャー小(W12xD9.7xH11cm/¥2,376) ともに大塚雅淑
こちらは新作の煎茶碗と小ぶりなピッチャー。
陶器市会場でサイズ感や綺麗な形に惹かれ、最終日だったので分けてもらってきました。
カップと言ったほうがしっくりくる煎茶碗は8分目容量150mlほど。
青磁と泥並のボーダーの間隔は完全に均一ではなく、釉も所々流れて波打っていてイイ感じです。
ピッチャーは容量400mlほどとお鍋の出汁や足し水にと活躍してくれそうです。
花入としてもいいですね。
掛分スープカップ(W15xD12.6xH7.2cm/¥2,592/大塚雅淑)
こちらも定番のスープカップですが昨シーズンに続き入荷してきました。
容量300mlと大きめのスープカップなので具沢山のスープや具の大きなポトフなんかにも対応。
たっぷりのカフェオレ、サラダやデザート、シリアルなんかにもいいですね。
北窯新着分
先週の3連休のSALEには本当にたくさんのご来店ありがとうございました!
のんびりした時間の流れる当店も毎年この時はお客様が常時おられるような状況で落ち着きません。
そこにレジが並んだりギフトラッピングが続いたりすると簡単にテンパってしまいます。
ふふふんと涼しい顔でポーカーフェイスも内心あたふたして服の下ではイヤな汗をかいてたり。
ありがたいことですけどね。
翌日のお休みには毎度の益子の秋の陶器市へ。
雲ひとつない秋晴れで最高の陶器市日和でした。
今回は平日で家族の都合もつかず、最終日は早仕舞する作り手も多いので1人駆け足で。
おまけに渋滞にハマって到着も遅れたのでダッシュです。
息子は「父ちゃんとお皿の公園行くっ!」とグズりましたが、今日はお仕事だけだからと説得。
芝生の広場で駆けまわったり宇都宮の友人の息子と遊べたりって思ったみたいです。
時間に余裕があれば連れていきたかったんですけどね。
そんなこんなでお付き合いある作り手さんの新作を見せてもらったり注文を入れてきたりしました。
少し分けてもらってきた分や合わせて上がってきた注文分もありますので後日紹介いたします。
さてさて、北窯宮城正享工房のやちむん。
前回棚の写真だけ載せて遅くなり申し訳ありません。
完売してしまったものもあるので、新着分で在庫のあるものをザッと紹介しますね。
3.5寸ワンブー(Φ10.6xH4cm/¥1,188)、4.5寸ワンブー(Φ13.7xH5.7cm/¥1,512) 全て北窯宮城工房
水平に付いた縁が特徴的なワンブーの小鉢サイズが届いています。
これまでも4.5寸は何度か紹介していますが3.5寸は初めて。
4.5寸は内径11cmほどでちょっとしたお惣菜に使いやすいサイズ。
小さな3.5寸は内径8cmほどの豆鉢といった感じで、塩辛など酒の肴やマヨネーズ等のつけダレに。
深さと縁から盛り付け時に余白のバランスが取りやすく盛り映えするのも嬉しいです。
4寸皿各種(Φ12.5xH3cm/¥1,296)、5寸皿各種(Φ15.6xH3.8cm/¥1,620) 全て北窯宮城工房
少し深さがあって小さなおかずや取り皿にと人気の4寸と5寸のお皿。
小さいだけで可愛く、柄違いで集めたくなってしまいます。
初めてのやちむんとしても取り入れやすいんじゃないでしょうか。
イッチン菊花唐草6寸皿(Φ19xH4.4cm/¥2,376)、丸紋6寸深皿(Φ19xH6.2cm) ともに北窯宮城工房
同じ径ですが深さの違う6寸皿が届いています。
通常の6寸皿は伝統文の菊花唐草が宮城さんならではの躍動感溢れるイッチンで描かれています。
縁の返った形状で深さのある6寸深皿は線彫が入れられた2重丸がランダムに並ぶ人気柄。
6寸皿は1人分の通常のおかず、数人分のちょっとした副菜、大きめの取皿といった使い勝手。
今の季節は食後にカットした柿を楊枝とともに食卓に出したら色合いも綺麗ですね。
6寸深皿はロールキャベツや肉じゃがのような汁気のあるおかずや根菜の煮物にといった感じ。
菓子鉢なんかにも良さそうです。
7寸皿各種(Φ22xH4.8cm/¥3,240/北窯宮城工房)
人気の7寸皿も各種入荷しています。
同じ柄でも重ね焼きあとの蛇の目(輪っか)のあるなしで印象が全然違うのが面白いです。
数人分の炒めもの、トンカツや干物など大きなおかず、パスタやカレーにもと活躍してくれます。