美しい景色

昨日の午前中に台風18号が通過していきました。

大型で強い台風が直撃するってことで、自宅バルコニーの植木を片付けて排水溝を掃除し、停電に備え懐中電灯を用意したり携帯の充電をMAXにしたりと備えていました。
ちょうど定休日だったので息子の保育園も休ませて朝から自宅待機。
幸いにもここ国立あたりは暴風雨ってほどではなかったです。

被害のあった地域には亡くなられた方もおられるなか不謹慎ですが…正直拍子抜け。
息子にも凄い台風が来るんだよってビビらせていたんですけどね。

ただ台風一過の夕暮れ、秋色の空にくっきり浮かんだ富士山の美しいこと。
自然の猛威と美しさを感じる今日この頃です。

 

稲村真耶さんより器が届いています。
これまた美しい器です。

白磁印刻菊文5寸皿(Φ15.2xH3.6cm/¥2,916/稲村真耶)

以前うぐいす釉のものが好評だった器ですが今回白磁でお願いしました。
少し青みを帯びた白磁に浮かぶ菊の花と唐草の美しい景色。
緊張感のある凛としたというよりは透明感のある優しい感じでしょうか。

皿ですが深さもあって小鉢のように使えますし、汁気のあるおかずにもいいですね。
取皿として、また鍋の取鉢にと何かと使い勝手が良さそうです。

同皿に里芋と烏賊の煮物


10月のお休み&艶粉引

早いもので今日から10月。
過ぎゆく夏を惜しんで9月中は例年半袖で過ごしていますが、今日は半袖で来たら寒いです。
昨日までは暑いくらいの陽気だったのに10月に入った途端ですね。

10月のお休みをお知らせいたします。
ここのところ臨時休業とそれに伴い月曜日に振替営業など不定休で申し訳ありません。
そして今月も勝手ながら一部お休みの変更があります。

 
■10月のお休み■

6日(月) 11日(土) 12日(日) 20日(月) 27日(月)

 
中旬の3連休のうち11日12日と臨時休業をいただき、13日(月祝)の体育の日は営業いたします。
お客様にはご不便ご迷惑おかけし申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。
(息子の運動会からの大阪で友人の結婚式とタイトに重なりいいのか悪いのか…)

 

さてさて入荷のお知らせも。
土岐の加藤仁志さんより粉引の器が少し届きました。

加藤さんの粉引は白味が強いアイボリーにしっかりとした艶で土ものながら透明感があるのですが、手掘りした原土を混ぜいれたり白化粧をムラっぽく掛けたりすることで土味もあるものに仕上げてあります。
端正な形と相まって何とも優しい雰囲気。
ビカっと艶のある粉引は量産品的な味気ないものになってしまいがちでなかなか難しいんです。

粉引オーバル皿 小(W19.8xD14xH2.3cm/¥2,592)、大(W30xD21.5xH3cm/¥4,860)
ともに加藤仁志

オーバル皿が再入荷しました。
前回は大が1週間足らずで完売してしまい、ほとんど店頭でご覧いただくことができませんでした。

洋食器の楕円のプレートながら、浮き出た鉄粉や所々透けた素地が見える粉引の表情は和。
主張しすぎることのない静かな存在感があり、和洋入り交じった日本の食卓に馴染みそうです。
箸で食べる洋食といったスタイルに合うと思います。

5寸皿くらいの使い勝手の小はマリネなど小さめのおかず、取皿やケーキ皿にイイ感じ。
大は8寸皿くらいなのでドーンとアクアパッツァなど大皿料理、カレーやパスタにもバッチリです。

粉引深鉢 中(Φ16.5xH7.6cm/¥3,240/加藤仁志)

先に届いた粉引深鉢 小(Φ12.3xH6.7cm/¥2,268)とともに上から

粉引深鉢に新たに中サイズが加わり2サイズ揃いました。
平らな見込にシュッと立ち上がって深さのある鉢は食の和洋を問わず多用途に活躍してくれます。

新着の中は5.5寸ほどと煮物やサラダの他、ゴロゴロ野菜のポトフなど汁ものにも◎
小さめの丼ぶりサイズなので、親子丼等の丼ものや女性なら麺類も使えカフェっぽい感じもします。
小は小鉢やスープ(容量200mlほど)、炊き込みご飯なんかにもオススメです。


スリップウェアで秋らしく

ブログの更新が遅くなりましたが、先週は5日間のお休みをいただきありがとうございました。

休業中は縁あってフィリピンのセブに家族で行ってきました。
南国の景色とゆったりとした時間に癒される予定でしたが、生憎台風の影響でいまいちの天気。
さらに郷に入っては郷に従えとローカルフードを食べて腹痛に襲われる始末。

スーパー併設の屋台で食べた玉子乗せチャーハン的なものか海鮮コロッケ的なものにやられました。
日本人の胃腸はナイーブです。
おかげでのんびり過ごせましたとさ。

 
日本はちょっとずつ秋らしくなってきていますね。
この土日は国立も秋祭りです。
谷保天満宮で例大祭があり、日曜には神輿が当店前も通るので楽しみ楽しみ。

 

さて、信楽の山田洋次さんより秋の食卓にぴったりなスリップウェアが届いています。

指や道具を用いて化粧泥で描かれたスリップウェア。
山田さんのものは無骨で力強い伝統的なものというよりは優しく繊細な印象の器です。
独自の感性で現代の生活に馴染む使い勝手のよいものを作られています。

オーバルリムプレートS(W17.7xD13.8xH1.8cm/¥2,592/山田洋次)

同皿にロールケーキ

お初となる楕円の小さなプレートが2種、飴色には七宝繋ぎ、クリーム色には波が描かれています。
細いリムにより洗練された印象かつ、小さいながらも大胆な模様で存在感があります。

サイズとしては5寸皿と同じような使用感で、小さめのおかずや取り皿、ケーキ皿におすすめ。
秋らしく鮭のムニエルなんてイイですね。
初めてのスリップウェアとしても取り入れやすいんじゃないでしょうか。

長角皿M(W23xD18xH3.2cm/¥3,888/山田洋次)

ゆるやかに立ち上がって深さのあるこちらの角皿が再入荷しました。
飴色に七宝繋ぎ、クリーム色に矢羽根模様となります。

7寸皿くらいの使い勝手で、数人分のおかずやメイン、女性ならカレーやパスタまで使えそうです。
じゃがバターなんかをドサッと盛るだけでカッコ良く、食卓が華やかになりそうです。

レクタンリムプレートロング(W31.5xD18xH3.2cm/¥5,400/山田洋次)

こちらは30cm超の大きな長皿、飴色とクリーム色に七宝繋ぎが描かれています。
食卓中央で使うとアクセントになりパーティー時にも良さそうです。

生ハムにチーズとトマト等前菜の盛り合わせや、バケット、なんならオニギリだってイイかと。
秋刀魚も乗りますし、唐揚げなんかをゴロゴロっと並べるだけでも様になりますよ。