ガラス器で春をお迎え

今日で2月も最終日。
3月を前に昨日今日と一気に暖かくなりましたね。
おかげで花粉症も一気に発症です。

今月もまたブログの更新が滞ってしまい1ヶ月ぶり。
そもそも娘ちゃんが待機児童化した昨秋から作品展中以外の更新が少なく申し訳ありません。

ただ月曜金曜の日中および火曜〜木曜の朝5時間夕方1〜2時間をマンツーで過ごした自分と娘ちゃんとの蜜月の日々も漸く終わりが見えてきました。
先日今春からの保育園内定の通知が届き、我が家通算4回目の保活も無事終了!
9ヶ月乳児からの待機児童半年は精神的にも金銭的にもキツかった…。
あと1ヶ月、引き続きベビーシッターさんのお世話にもなりつつなんとか乗り切ります。
貴重な時間を楽しみながら。

しかしまぁウチは半年我慢して加点をもらえたから何とかなったものの、世間をみれば知人含め保育園に入れず困っている家庭はホント多く、とても心から喜べるような状況ではないですね。
保育園も増えてるけど全然追いつかず今度は保育士不足と解消には程遠いです。
何とかならないもんですかねぇ。。。

 

さて新着のご紹介は沖縄のガラス工房清天より届いた琉球ガラス。
定番のグラスなどお馴染みのものの再入荷やちょっと珍しいものなど届いています。

清天さんの琉球ガラスはシンプル過ぎず加飾されすぎずで実用の伴った美しさがあります。
日々の生活のなかで何気なく手にとりやすく、自ずと使用頻度も高くなるんです。
また再生ガラス特有の柔らかでトロンとした輝きは寒々しさもなく年中活躍してくれますよ。

Sモールグラス(Φ9.2xH10.3cm/1,944yen)、
縦モール広口グラス(Φ8.3xH9.3cm/2,052yen) ともにガラス工房清天

S字状に入れられた深いモール(溝)が美しいSモールグラスは清天さんを代表する定番グラス。
特徴的なモールは見た目の綺麗さに加え、指に掛かって持ちやすくもなっています。
8分目容量180mlほどのサイズがお茶にミルクにジュースにお酒にと何かと使いやすいです。

チューリップのような形と縦に入れられたモールが陶器でいう鎬のようで可愛いグラスが初登場。
開いた口縁のカーブは口唇に優しくフィットし口当たりよく、8分目容量200mlとやや大きめです。
安定した形状で氷も入れやすく、アイスコーヒーやサングリアなんか似合いますね。

みなもノーマルグラス(Φ7.2xH9.2cm/2,592yen)、
みなも浅グラス(Φ8.5xH6.5cm/2,268yen) ともにガラス工房清天

ユラユラと輝く水面のように網目模様が入り人気の“みなも”シリーズ。
ノーマルグラスはその名の通り所謂コップというようなベーシックな形で8分目容量も140mlほど。
シンプルな形に網目模様の綺麗さも際立ちます。

こちらもお花のような形の浅グラスは網目模様と容量120mlの小ぶりなサイズが可愛いいです。
来客時のちょいお茶に、ワインをカジュアルに、また小鉢使いもオススメ。

みなも徳利(Φ7xH12.5cm/2,268yen)、
みなもショットグラス(Φ5xH7cm/1,836yen) ともにガラス工房清天

輝きにウットリと見ているだけで気持よく酔えそうな酒器です。
容量220mlほどの徳利はペンギンみたいな見た目も可愛く、一輪挿しにお求めの方も多いですね。
ショットグラスはお猪口、ぐい呑みとしてどうぞ。

気泡小鉢(Φ12xH4.2cm/1,944yen)、気泡ボウル(Φ18.3xH9cm/3,564yen) ともにガラス工房清天

遠目には目立たないですが小さな気泡がドットのようにポツポツと入った人気の気泡シリーズ。
今回はボウルとお皿が2種ずつの入荷となりました。

コロンと丸っこい形で浅型の小鉢は朝食のヨーグルトや酢の物などお惣菜に。
どんぶりサイズのボウルはサラダはもちろん、夏場はそうめん鉢にもぴったりです。

気泡皿 小(Φ16xH3.5cm/2,484yen)、大(Φ24xH4.5cm/3,888yen) ともにガラス工房清天

写真で見えにくく申し訳ないですが、同シリーズのお皿もおおよそ5寸と8寸で届きました。
フラットではなく緩やかに深さもある形状なので幅広く使いやすいかと思います。

小は1人分のお刺身やケーキやカットフルーツなどのデザートに。
大皿サイズの大はドーンとカルパッチョや肉料理、夏場は冷製パスタなんかもいいですね。

 
陶磁器ばかりの食卓にガラス器を取り入れると華やかになるとともに特別な食事感も出ますよ。


灰釉染付のうつわ

1月も最終日となり滑り込みでのブログ更新となります。
年末のご挨拶のあと年明け1ヶ月ご無沙汰してしまいました。。。スミマセン!
今更ですが今年もどうぞよろしくお願いいたします!

 
先週は都内でも大雪があったりと記録的な寒さが続いています。
それもあってか我が家もトラブル続きでした。

正月三が日のうちから娘ちゃんが季節外れの手足口病になり帰省先で救急へ。
東京へ連れ帰り完治したと思ったら今度は嫁はんがインフルエンザB型発症。
我が家で嫁はんだけ予防接種をしていなかったので仕方ないなと思っていたら、数日遅れで息子くんにも感染して発症。
ただ息子くんは予防接種効果か2日で元気になり、登校許可が出るまでヒマを持て余していました。
そして1月下旬に漸く家族全員元気になったら、次はベビーシッターさんが体調不良でダウン。

不調なところのない自分も看病や育児でバタバタしてるうちに1月も終わろうとしています…。
バカと何とかはとは言いますが、一昨日受けた特定健康診断も問題なさそうでよかったです。
とはいえ寒い日が続きますし自分は今年本厄なので気をつけます!

 

さて2018年は常滑から届いた冨本大輔のうつわが初荷でした。
古色感のある灰釉染付のうつわ、まとまった入荷はちょっと久しぶり。
所々焦げたような釉調で鉄粉も浮いて渋いですが、縞々の染付や色合いが可愛くもあります。

灰釉染付小猪口(Φ8.5xH5.2cm/1,944yen)、
灰釉染付3寸皿(Φ9xH2.2cm/1,296yen) ともに冨本大輔

普通のそば猪口より1回り小さい小猪口は開いた形やサイズから小鉢やカップに使いたいうつわ。
向付でお惣菜や酒の肴が似合いますが、3本縞がボーダーっぽくジャムなんかもいいと思います。
もちろん江戸前風に小さな蕎麦猪口で蕎麦も乙ですし、大ぶりなぐい呑みにもバッチリ。
薬味やお新香ほか箸置き替わりにもなりそうな豆皿も一緒にどうぞ。

灰釉染付めし碗(小:Φ11.5xH5cm/ 1,944yen、大:Φ12.5xH5.8cm/2,376yen/冨本大輔)

こま筋文とも呼ばれる幾重もの輪線が描かれたご飯茶碗が2サイズ。
癖がなくベーシックながら綺麗な形です。
少食の女性やお子さま向けの小とやや大きめ標準サイズな大は夫婦や親子で揃えてもいいですね。

灰釉染付深丼(Φ17.5xH9.5cm/4,104yen/冨本大輔)

同じく輪線の深型の丼は高さがある分普通の丼よりシュッとして見えモダンです。
写真では判りにくいですが、末広がりの高台や見込みにグルリと入れられた1本線も効いています。
うどんや蕎麦ほかラーメンにも十分サイズで、カボチャ等の煮物をドサッと盛ってもいいですね。

灰釉染付7寸鉢(Φ21xH6cm/4,320yen/冨本大輔)

内側に2本、外側高台近くに1本の太線が染付られた中鉢。
シンプルな意匠で低めの高台も目立たず北欧食器のパスタプレートっぽくもあります。
広い見込みに程よい深さの使いやすい形状で食の和洋も問いません。
食卓中央で炒めものや煮物、銘々でカレーやパスタにと多用途にお使いください。


松村さん追加分&冬季休業

Xmasいかがお過ごしでしょうか?
小1の息子は先週くらいからニンテンドースイッチくださいの手紙を枕元に置いてソワソワ。
そんなの届くわけないんですけどね。

当店の2017年の営業は本日をもって終了となりました。

国立から目黒に移転してきて2年目となった今年も相変わらずバタバタの日々。
特に10月からは待機児童となった娘ちゃん(今月1歳に♪)の育児との両立でてんやわんやです。
シッターさん不在の夕方や金曜は抱っこ紐姿のオッサンの出迎えでお客様をギョッとさせました…笑

とはいえ今年もお客さまとのうつわ談義や世間話含め充実の日々を過ごすことができました。
ご来店いただいたお客様および関係先各位、本当にありがとうござました。
新年もどうぞ宜しくお願いいたします!

 
■年末年始のお休み■

12月25日(月)〜1月4日(木)

 
新年は5日(金)より営業でその他1月のお休みは定休日通りです。
ちょっと遅めの初詣帰り、バーゲンついでにと是非お立ち寄りくださいね。

それでは皆さま、どうぞ良い年をお迎えください。

 
と年末のご挨拶だけでなく、松村英治さんから追加で届いているうつわをご紹介しておきます。
先着のご紹介から間があいてしまいスミマセン。。。

三彩そば猪口(Φ7.5xH6.5cm/2,484yen)、三彩碗(Φ13xH5.5cm/3,240yen) ともに松村英治

飴と緑が流れ混ざってテカっと溶けた釉調、細かな石の残る粗目の土や味のあるロクロ。
松村さんというと焼締の仕事が有名ではありますが釉ものも雰囲気あってカッコイイんです。

小ぶりで背高な形から飲物がイメージしやすいそば猪口です。
8分目容量120mlと湯呑みや濃いめのコーヒー、日本酒にもオススメ。
平茶碗のようにやや浅く広口のご飯茶碗は用途は使い手に委ねてと碗とだけ名付けられています。
汁物や小鉢や取鉢にとご自由にお使いください。

焼締/青緑 5寸半鉢(Φ16xH4.8cm/2,700yen/松村英治)

これでもかと潔くシンプルな形状に焼締と青緑の土味あり表情豊かな中鉢。
オーソドックスで伝統的な形はやはりそれだけ使い勝手もいいんです。
全体にこんもりでも真ん中に少量でも盛りつけの見栄えがよく、食卓中央で銘々でと活躍します。

また定番的なうつわである5寸鉢より一回り大きいのもポイントです。
肉じゃがなんかの盛りつけも余裕が出ますし、自分は鍋の取鉢もこれくらい大きいのが好みですね。

焼締めん鉢(Φ19xH9cm/4,104yen/松村英治)

うどんや蕎麦だけでなくラーメン鉢としても十分なサイズのめん鉢です。
これくらいの丼ぶりになると焼締の表情も力強く存在感ありますね。
カボチャや大根などゴロとした煮物や葉物のサラダなんかを盛ってもカッコイイですよ。

焼締7寸片口鉢(W22xD21xH7.5cm/4,860yen/松村英治)

ちょこっと付けられた口がアクセントとなった大きめの鉢で焼締の黒に食材の色が映えます。
おでんをドーン、煮物をドーン、彩りサラダをドーンと盛るだけで絵になりますよ。
シンプルながら存在感があり贈り物にオススメです。

青緑長皿(W40xD13xH1.6cm/6,480yen/松村英治)

織部のような緑ですが下に重ね掛けられ呉須の紺が混ざりイイ塩梅の青緑色。
そしてサンマなんて全然余裕だぜって感じの長さです。
普段使いのうつわではないですが、来客時やハレの日なんかに特別に使いたいうつわですね。
お店っぽく前菜やお酒のアテを盛り合わせたいです。