緊張感

ゴールデンウィークが明けて日常に戻りましたね。
飛び石あり&前後半に別れていたのでメリハリがあったんですかね。
営業日には沢山のご来店ありがとうございました。

GW後半にいただいたお休みには昨年末に続き富山へ。
ただの同窓会的な集まりだったのですが年相応に小さな子連れが多く、大人だけで楽しむというわけにもいきません。
子ども同士のケンカなんかも肴に、海の幸と美味しいお酒を味わってきましたよ。

その東京-富山の移動は年始の反省を元に往復とも夜間に。
渋滞解消後ばかりで順調だったのですが、夜の高速道路を5時間は緊張感あって結構疲れますね。
日中に比べ目から入ってくる情報量が少なくなるので神経使うというか…。
長距離のドライバーさんたちは凄いなぁ。

 

さて、前回に続き荒山浩文さんからの新着を。
前回の色とりどりでダイナミック(動)なものから一転、黒一色でスタティック(静)な器です。

色調が抑えられてガサついた風合ですが、釉薬が厚く掛かった部分は艶があり表情があります。
柔らかな質感の黒ですが緊張感もあり、料理の色も際立って盛り映えしますよ。

炭化焼成7.5寸平皿(Φ23xH2.7cm/¥3,240/荒山浩文)

リムプレートと言った感じの7.5寸平皿が1年半ぶりくらいに再入荷しました。
ほぼフラットな見込みに細いリムがややシャープな印象ですが、サイズと形がちょうどイイんです。

1人分のパスタなんかだとリムがあったり深さのない7寸だと窮屈、でも8寸だと仰々しくなりがち。
メインのおかずでもトンカツや焼き魚等たわまず盛りつけられます。
オードブル数種の盛り合わせなんて使い方もオススメできる使い勝手のいい1枚です。

炭化焼成めし碗(Φ12.5xH5.8cm/¥1,620/荒山浩文)

今回ご飯茶碗が新登場。
標準的なサイズですが少し丸みが強調された形と広めの高台が特徴的です。
白ご飯が映えてまさに銀シャリって感じになりそう。

炭化焼成面取鉢(Φ11.5xH6cm/¥1,620/荒山浩文)

こちらの八角形の小鉢、八角柱を斜めに切り落としたようになっています。
今回は小鉢使いしやすいように以前のものより1回り小さく作ってもらいました。
特徴的な形と色なので、何気ないお惣菜でも食卓に変化をつけてくれますよ。

同面取鉢に富山産バイ貝の煮付け


GWのお休み&入荷も少し

明日から世間はゴールデンウィーク。
例年GWの晴れた日中は半袖でもOKなイメージですが、昨日今日とやはりそんな感じの陽気です。

気持ちのいい季節の連休なので旅行にレジャーに買物にとお出かけの方も多そうですね。
せっかくなのでお天気になるといいけど。
ただどこもいっぱいで渋滞も酷いんだろうなぁ。

さて当店のゴールデンウィーク期間のお休みをお知らせします。

 
■ゴールデウィークのお休み■

4月28日(月) 29日(火祝) 5月5日(月祝) 6日(火祝) 7日(水)

 
前半に定休日の月曜プラス1日、後半に月曜プラス2日のお休みをいただきます。
仕入れやら家庭の事情やら…。
ご不便ご迷惑おかけしますが宜しくお願いいたします。

 

出雲の出西窯から器が届いています。
定番品の再入荷中心なのですが、ちょっと久しぶりのものなどを少しご紹介。

モーニングカップ(W12xD9.4xH8.4cm/¥2,592/出西窯)

出西窯のマグカップといえばコレなモーニングカップも届いています。(白は欠品中…)
8分目容量250mlの大きめサイズが朝のコーヒーやミルクにうれしいマグです。

グラマラスな曲線が美しく、口縁付近は下唇に優しくフィットします。
持ち手に入れた人差し指と上部の親指置きとで支えることで、ピタっと安定するのもポイント。

片手スープ碗(W13.5xD11.2xH5.4cm/¥2,592/出西窯)

出西さんらしいシンプルなスープカップに呉須が加わりました。
丸っこくややボッテリとした作りに鮮やかなブルー、柔らかな白で優しい雰囲気です。

8分目で150mlとインスタントのスープにもぴったりなサイズ。
これからの季節は冷製スープもいいですね。
アイスやヨーグルトみたいなデザート、ちょっとしたサラダなんかにもオススメです。

4.5寸縁付灰皿(Φ13.5xH2.4cm/¥1,296/出西窯)

リム皿にたばこ置きを付けましたといったシンプルな灰皿です。
純喫茶や小料理屋なんかにありそうなクラシックな佇まい。

出西さんの黒は“柚子肌”とも呼ばれる表面の凹凸や縁が茶褐色になっているところも渋いです。
吸う方が珍しいくらいの昨今ですが、愛煙家の方は灰皿にもこだわりたいですね。


こんなやちむんも

昨日の定休日は息子と上京していたジジババとともに、しながわ水族館へ行ってきました。
前日動物園に連れて行ってもらっており、連日のお出かけに息子もゴキゲン。

平日なので混雑もなく、アシカ、イルカ、水中、アザラシとショーも立て続けに見れました。
ただ息子の一番のお気に入りは“チンアナゴ”。
確かに形態や動きが面白いのですが、言葉の響きもお気に入りのようです。

サンシャイン水族館同様、3歳の息子が歩いて回ってちょうどいい規模なのもよかったです。
まだ大きいところは途中で疲れてしまいそうですが、ちゅら海水族館にも次の沖縄では行こうかな。

 

沖縄といえば読谷山焼北窯のやちむん。
実は食器以外にもあるんですよ。

アイスペール(W13xD11.5xH13.5cm/¥4,536/北窯宮城正享工房)

花入れのように撮影していまますが実はこちらはアイスペール。
融けた氷水を注げるように口が付いており、そうやって泡盛の水割りを飲んだら美味しそう。
素朴な藤製のつるもイイ感じです。

蚊遣り器(W20xD6.5xH9.5cm/¥3,780/北窯宮城正享工房)

ズシリとした舟形に陶製の棒がセットされた蚊取り線香入れ。
夏の玄関先や縁側にこんなやちむんがあったらほっこりしてしまいます。
こちらも花器に使っても面白そうです。

切立カメ小(W22xD19.5xH34cm/¥25,920)、中(W27.5xD23.5xH43.5cm/参考商品)
ともに北窯松田共司工房

切立カメ小

松田共司さんオリジナルのカメが届いています。
沖縄の骨壺“厨子甕(ずしがめ/ジーシガーミ)”が元となり、同様の製法ですが蓋や装飾をなくしてシンプルで現代的な形のものになっています。
重厚で力強い造形に表裏2面づつ描かれた唐草と三彩点打も釉が流れて雰囲気ありあり。

小サイズは一般家庭で傘立てとして使いやすいサイズです。
濡れた傘をそのままなら3〜5本くらい、閉じて縛った傘なら10本くらいの大きさ。
オブジェとして壺のように床の間やお庭に飾ってあっても素敵ですし、植木を入れてもいいですね。
一生もののインテリアだと思います。

※写真の中サイズは当店の傘立てになっており未使用ではないため参考商品としています