いろいろ届いています

先週末からの3連休、国立は例年通りの盛り上がりを見せました。
年々人出も増えているとか。
おかげさまで横道の当店にも続々とお客様が来られ、盛況のままSALEを終えることができました。
本当に沢山のご来店ありがとうございました!

 
その前日はお休みをいただき日帰りで益子秋の陶器市に行っていました。
いつもは家族揃って車で行くのですが、今回は1人だったので久しぶりに電車でした。
となると電車で寝れるからと前日の晩に夜更かし&深酒してしまうのが悪い癖。

早起きし予定の時間通りに国立を出たのですが…やらかしました。
朦朧とした頭にイヤホンからは音楽、乗り換え案内通りうまくいっていたはずが電車乗り間違え。
普段からですが乗り換え案内って乗り換え時間に余裕を持たしてあるので、降車位置がよくサクサク歩くと一本前に乗れちゃいますよね。
まんまとその罠!?にハマりました。
それも携帯のアラームを降車時間に設定し乗った瞬間睡眠スタート。起きたらアレレ?
結果予定より2時間近く遅れて到着し、早足で見て回りましたとさ。

 

連休に合わせて益子から読谷からと器が次々届きました。
バタバタのSALE中も用意出来たものから順次出していき、2日目には全て並べられました。
個別の写真など準備ができていませんので、届いたものの一部を店内写真で載せておきますね。
詳しくは後日ご紹介いたします。

並白釉すり鉢各種(原泰弘)、本山椒すりこぎ大小(関根理夫)

粉引・刷毛目・灰釉の器(及川静香)

読谷山焼北窯、松田共司工房と宮城正享工房から入荷がありました


11月のお休み&下焼〆

早いもので10月が終わろうとしています。
本来気持ちのイイ季節のはずの10月ですが、台風を挟んで一気に季節が移ろいでしまいましたねぇ。
前半の暑い日には冷房を入れていたのに後半の寒い日には暖房を入れている始末。
もう少し過ごしやすい気候が続いてくれるといいのですが…。

11月のお休みをお知らせします。

 
【11月のお休み】

1日(金) 5日(火) 11日(月) 18日(月) 25日(月)

 
序盤のお休みが仕入出張と国立のお祭の関係で上記のようになります。
通常定休日の月曜と異なりますのでご注意ください。

 

出雲の出西窯より少し器が届いています。
下焼締のシリーズで新着のものや完売していたものなどご紹介。
釉薬の掛かった上部と火のアタリも少し出た焼締の下部、色合い&質感の対比が特徴的です。

切立湯のみ小(Φ7.5xH7cm/¥1,260、大(Φ8.5xH8.5cm/¥1,470) 全て出西窯

白・下焼〆 切立湯のみ大(同上)

定番となっていますコチラの湯のみ、完売していた呉須や新登場の大の白などと揃いました。
ややコロンとした綺麗な曲線と掛分られたデザインがどこか洋風な雰囲気の湯のみです。
実際に自分は小で珈琲を飲むのが好きだったりします。

130mlほどとやや小ぶりで手に包みこみたくなる小サイズはちょっとした来客時にも好評です。
大サイズは200mlほどと大きめなので、食事のときや焼酎なんかにオススメ。

白・下焼〆 めし碗(Φ11.7xH6.6cm/¥1,680/出西窯)

同シリーズのご飯茶碗が届きました。
出西さんの優しいアイボリーと焼締のベージュの組み合わせは温かみがありますね。
シュッと立ち上がったやや深めの形状は洋食器にも合わせやすいんじゃないでしょうか。

 
焼締とは土に釉薬を掛けずそのまま焼かれたもので、土そのものの質感が魅力的です。
ザラザラした手触りが使用とともにツルっと滑らかになってくるのも楽しめます。

ただ吸水性が高いので油ジミや色がつきやすいという特徴もあります。
ご心配な方は最初に米研ぎ汁等で目止めをされることをおすすめします。
自分はそうですが、面倒な方は真水に2〜3時間から一晩浸け置きするだけでも多少違いますよ。


台風と三島と粉引

季節外れにまたまた台風が来ていますね…まったくもう。
それも27号と28号が本州東方沖で仲良く落ち合う予定だとか。
藤原の効果とやらで当初の予想より進路は東に寄り、上陸はしなさそうでよかった。
ただ明日の土曜は少なからず影響があるかもしれませんね。

荒天により営業時間の変更等がある際は、当ブログおよびTwitterFacebookでお知らせします。
伊豆大島は元より各地被害のないことを願います。

 

大阪の八田亨さんより器が届きました。
地元堺市周辺の原土も用い、土の持つ力をうまく引き出して器を作られています。
新着のものをご紹介。

三島手7寸鉢(Φ21xHcm/¥4,200/八田亨)

グレーがかった焦げ茶色に白い矢羽根模様が施されたやや浅めの渋い鉢。
線彫りした模様が程よく浮かび上がるよう白化粧を埋め掛けて焼かれた三島手という装飾技法です。

見込みが広く深めのお皿としても使えそうな感じ。
ゴロっとした煮物なんかが似合いますが、敢えてトマトソースのパスタなんかもありだと思います。

粉引マグカップ小(W11.3xD8xH8.2cm/¥3,150)、大(W12xD8.8xH9.3cm/¥3,465) ともに八田亨

裾広がりの形に大きなハンドルが特徴的な粉引のマグカップが大小揃いました。
淡い水色に鉄粉が浮き出て雰囲気があり、貫入が徐々に色つき育っていくのも楽しみなマグです。

200mlほどの小は幅広く使える万能サイズ、ビアマグ風な大は300mlほどのたっぷりサイズです。

粉引5寸皿(Φ15xH3.7cm/¥1,995/八田亨)

一方こちらの粉引は青みがなくクリーム色をしています。
土の柔らかさが感じられる質感で、ところどころ黒い鉄粉やピンク色の御本も出て素朴な印象。
イイ意味で普通っぽく何気ない感じがカッコイイです。

フチが少し立ち上がっているので汁気のあるおかずにも対応でき、取皿にもオススメです。

粉引5寸皿にモロッコインゲンと人参の胡麻和え