雑誌掲載&白磁をもう少し
【雑誌掲載のお知らせ】
本日発売のムック本『nid (ニド) vol.29』にて当店と当店の器を紹介していただきました。
『nid vol.29』(エフジー武蔵)
“ニッポンの イイトコ ドリ を楽しもう。” → “nid”
ファッション中心となっている今号ですが、巻末の“行ってみたい手しごとの店”という連載コーナーで紹介していただきました。
よろしければご覧ください。
前回に引き続き阿部春弥さんの白磁をもう少し。
白磁面取 マグカップ(W11.2xD8.3xH7cm/¥3,150)、猪口(Φ7.6xH6.5cm/¥2,310)、
フリーカップ(Φ7.6xH8.7cm/¥2,625) すべて阿部春弥
太めに面取されクラシックな雰囲気もあるマグカップが再入荷しています。
容量160mlとコーヒー向きのサイズ。
直径の割にちょっと背が低いバランスが可愛らしいですね。
標準的な蕎麦猪口サイズの猪口はカップと呼びたい洋風な佇まい。
コールスローとかアボカドのタルタルとか小鉢デリなんてオシャレじゃないでしょうか。
DURALEXのグラスみたいに綺麗にスタッキングもできます。
猪口と同デザインのフリーカップは磁器のコップと言った感じです。
8分目容量150mlと湯のみにもちょうどよく、手に取りやすいサイズで幅広い飲物に使えそう。
白磁輪花 7寸深皿(Φ21.7xH4.5cm/¥3,780)、6寸皿(Φ18.2xH2.5cm/¥3,150) ともに阿部春弥
花弁状のリムが食卓でアクセントとなってくれそうな輪花皿が2種類届きました。
稜花のタイプなのでラブリーで甘すぎるということもないかと。(稜花についてはコチラ)
食の和洋問わず活躍してくれそうです。
7寸深皿は細めのリムに深さがあり、浅鉢のようにドーンと食卓中央にもいいですね。
メインのおかずにカレーやパスタと多用途に使え、シンプルなので料理も選びません。
今回ケーキ皿にと作ってもらった6寸皿はフラットな見込みと立ち上がったリムが凛とした雰囲気。
トーストもジャストサイズですし、切り身魚やお刺身、ハンバーグやオムレツなんかもバッチリです。
同6寸皿にベーグル
きんぴらと白磁
きんぴらごぼうの“きんぴら”って何?
調理法の名前で、繊切りにした材料を砂糖・醤油を用い甘辛く炒めたものってことは知られているかと思いますが、その語源は特に気にすることもなく地名かなと漠然と思っていました。
しかし調べてみるとビックリ。
きんぴら(=金平)とは童話の金太郎としても知られる坂田金時の息子・金平の名のようです。
ごぼうは江戸時代には精のつく食べものと考えられており、強くて勇ましい金平から付けられたとか。
へぇ~!
また1つ賢くなってしまいました♪
長野県上田市で作陶されている阿部春弥さんから器が届きました。
ほんのりと青みを帯びた阿部さんの白磁は、繊細な仕事ながら大らかで優しい雰囲気です。
白磁陽刻三島文 豆皿(Φ8.6xH2.2cm/¥1,050)、5寸皿(Φ15.5xH2.5cm/¥2,520) ともに阿部春弥
土ものの器の装飾技法の1つ、三島手の文様を白磁に表現したお皿が2サイズ。
三島手のように掘って化粧土で埋められた象嵌ではなく、僅かに盛り上がった陽刻となっています。
遠目では無地のようにも見えますが、でも細かな文様が入っており静かに主張しています。
一見奥ゆかしく控えめ、でも実は凄いんですな女性のようですね!?(なんのこっちゃ)
豆皿は深さもあるのでお刺し身の醤油皿、薬味、天ぷらに添えて梅塩なんかもオシャレです。
5寸皿は取皿や小さなおかずにいいサイズですが、フラットな形状を活かしてケーキやカルパッチョなど洋を合わせても面白いと思います。
白磁しのぎ矢羽根 4寸甲鉢(Φ12xH4.5cm/¥1,470)、5.5寸甲鉢(Φ16.8xH6.3cm/¥3,360)
ともに阿部春弥
鎧の兜の頭を覆う部分、帽子みたいな形状の広くて深い器を甲鉢(兜鉢)と言います。
深さのある鉢でリムがあるので、適当に盛り付けても余白があり盛りつけがキマるのも特徴です。
こちらの阿部さんのものは矢羽根模様が鎬で入れられており端正な印象です。
4寸はちょっとした惣菜の小鉢に使い勝手が良さそうで、青菜のお浸しなんて綺麗だと思います。
5.5寸は煮物やサラダなんかにイイですね。
同4寸甲鉢にきんぴらごぼう
子どもにもおすすめ木の器
不安定な天気が続いていますが、季節が一気に移ろいで涼しくなりましたね。
あれだけ厳しかった猛暑がもう懐かしい…。
寒くなると脱ぎ着も大変だろうと思い、我が家では息子のトイレトレーニングが本格化しています。
先日は朝起きた時にオムツが濡れてなく、そのままトイレでオシッコ成功。
そして朝ごはんを食べてからウンチもオマルで成功しました。
「お兄ちゃんだねぇ〜!カッコイイねぇ〜!」
上手にできたらベタ褒めです。
照れながらも得意顔、ちょっとずつ自信もついてきたかな。
もちろん失敗談もあります。
見ていない時に自分でウンチをし、大人の真似をして!?素手でお尻を拭いていました…。
冬に3歳を迎える前にオムツ取れるかな。
旭川の高橋工芸より木の器が届いています。
清潔感のある明るい色合いと扱いやすさが特徴です。
手仕事の木の器は木肌の質感を損なわぬようにオイル仕上げされたものが多いです。
丁寧に仕上げられたものは風合いがあり温もりが感じられます。
ただ使用ともにオイルが抜けて乾いてくるので、定期的にオイルを刷り込むメンテナンスが必要です。
そのため洗剤で洗うのはあまり推奨されていません(必要に応じて洗いますけどね)。
高橋工芸の器は無垢材をロクロ挽きし、食器用ポリウレタン塗装が施されています。
学校給食用食器などに用いられるもので強度があり安全面での心配もありません。
吸水しないので飲物や汁物を入れられますし、朝食で毎日といったタフな使用に向いています。
KAMI Glass ワイドS(200ml/Φ7.6xH8.5cm/¥2,730)、M(250ml/Φ8.1xH9.1cm/¥2,835)
ともに高橋工芸
“KAMIシリーズ”は北海道産のセンの木を厚さ約2mmと薄く挽いてあります。
そのため口当たりがよくとても軽いです。
木は熱伝導率が低く、手に取ったときに飲物の温度はほんのり伝わる程度。
保温効果も優れ、温かい飲み物は冷めにくく冷たいものも冷たいまま結露もほとんどしません。
木のコップと言った感じのGlassワイドが2サイズ揃って入荷しました。
Sサイズは湯のみやちょっと飲み用に、Mサイズには氷を入れてジュースやお酒にもどうでしょう。
KAMIマグカップS(150ml/W9.8xD7.5xH6.9cm/¥3,465)、M(220ml/W10.8xD8.5xH7.8cm/¥3,675)
ともに高橋工芸
コーヒーが冷めにくくて嬉しいマグカップ、Sサイズも再入荷しています。
Sサイズはお子さんのマグにもオススメで、ウチの息子も1stマグとして2年ほど活躍しています。
Mサイズは通常のマグカップとして、また軽いのでハイキングなんかにもいいかもしれません。
Cara ディッシュΦ150(Φ15xH3cm/¥2,940/高橋工芸)
Cara プレートΦ180(Φ18xH1.6cm/¥2,625/高橋工芸)
“Cara”シリーズは北海道産のシナの木を用いた白く明るい木肌と曲線が美しいシリーズです。
今回使い勝手の良さそうな器が2種届きました。
深さもあって多用途に使えそうなディッシュΦ150。
ちょっとしたサラダやフルーツ、お菓子の取り分けなんかに活躍してくれそうです。
子どもにフルーチェ(今もあるのかな!?)なんかも良さそう。
フラットなプレートΦ180はトースト1枚ちょうど乗るサイズ。
目玉焼きにレタスとトマトといった朝食のおかず、シフォンやパウンド等のケーキも似合いますね。
CaraプレートΦ180とKAMIマグカップSによる息子の朝食