女性的な再生ガラスです
相変わらず不安定な天気ですね。
もうゲリラ豪雨的なものにも慣れてしまい、東京アメッシュで雲の動きを見て楽しんでいたり。
いよいよ本州も亜熱帯化が進んでいるんですかねぇ。
先日2cm弱のアリを店内で発見し、あまりの大きさとグロさにビックリ…思わず写メを撮りました。
(掲載は自粛)
当店新登場の平岩愛子さんよりガラス器が届きました。
東京都青梅市にてガラス工房“Rainbow Leaf”を構えられており、琉球ガラススタイルで再生ガラスによる吹きガラスを作られています。
若き日の平岩さんは油絵専攻だったものの、ガラスに惹かれ世界のガラスを見る旅をされたそうです。
そして廃瓶による再生ガラスの色に魅了されて沖縄へ。
奥原硝子製造所にて、現代の名工にも選ばれた故・桃原正男氏の下7年間琉球ガラスを学びました。
ヒッチーグラスL(Φ8.6xH13.8xcm/¥2,205)、S(Φ7xH8.5cm/¥1,785) ともに平岩愛子
ぐるぐるフリーボウル(Φ12xH7cm/¥2,625/平岩愛子)
ヒッチグラスにはらせん状に緩くモールが入っており、光の反射がキラキラととても綺麗です。
サイズは居酒屋だとちょうど大が酎ハイのタンブラー、小は瓶ビールのコップサイズ。
お酒好きにオススメです。
ぐるぐるフリーボウルは外側に巻かれた紐状のガラスがアクセント。
これは滑り止めの効果もあります。
サラダやアイスなどのデザートカップとして、また夏場は小鉢として目から涼を取り入れたいですね。
東京で作られているので琉球ガラスとは名乗れませんが、廃瓶による再生ガラスに拘っています。
オリーブグリーンも元は黒い瓶の色なんです。
しっかりとした厚み、温かくどこか懐かしい色合いは琉球ガラス同様。
それでもやはり女性の作家さん、作風には可愛さもところどころに表れています。
下の一輪挿し付き箸置きは涼しさと華やかさを演出してくれそうですね。
てぃーちレスト(W4xD4.4xH3cm/¥945/平岩愛子)
女心と出西窯
今月は前半のゴールデンウィークを含め天候の変化が激しい日が多いです。
天気予報を出掛けにチェックしていないと突然の雷雨や突風にびっくりすることも。
それも1日のうちに晴天→荒天→晴天などと目まぐるしく変わりますからね。
そんな天気を“猫の目天気”と言うそうで、ここのところ天気予報で耳にして知りました。
女心と秋の空などと言うように、秋はそんな感じがありますが5月にそんなイメージはなかったです。
これも温暖化等の地球環境の変化なんですかねぇ?
この週末はお天気になりましたし、今月の後半は5月晴れを楽しみたいものです。
島根県出雲市の出西窯より器が届いています。
当店に新たに加わったものを一部ご紹介。
出西窯の器はインテリアなどで北欧好きという方にも好まれています。
こちらの2種はフィンランドを代表するiittala(イッタラ)に形状も似てますね。
人気のあるTeema(ティーマ)のシリアルボウルや21cmプレートと同様に使えます。
はたぞり切立鉢5寸(Φ15.2xH5.2cm/¥1,890/出西窯)
縁付平皿7寸(Φ21.2xH4cm/¥3,675/出西窯)
はたぞり切立鉢の5寸は1人分の煮物や取り鉢に、またスープ他フルーツにサラダにと使えます。
縁付平皿は数人分の盛り鉢として、また1人分のカレー、パスタやシチューにと活躍しそうです。
食の和洋を問わず使い勝手がいいという出西窯の器の特徴が表れてますね。
女心で料理の志向がコロコロ変わっても大丈夫!
また定番の縁鉄砂呉須釉皿は完売していた5寸と7寸が届き5サイズ(3.5/5/6/7/8寸)揃いました。
料理の映える深い青とリムの黒とのコントラストが綺麗な器です。
縁鉄砂呉須釉皿8寸(Φ24.7xH3.9cm/¥5,565/出西窯)にたっぷり野菜のペペロンチーノ
ストレス解消
ゴールデンウィークも明けて一気に日常に戻りました。
4月から新たな環境となった人には5月病なんて方もいるかもしれませんね。
Wikipediaによると、5月病には気分転換をしてストレスをためないよう心がけるのが良いとのこと。
でもそれができる人は5月病にならないような…。
うつわ屋としてオススメするなら、いつもの飯碗や湯呑&マグを変えてみるのはどうでしょう?
何気ない普段の食卓、毎回使うような器が変わると気分も変わりますよ。
また最近の個人的オススメは教育テレビ“ピタゴラスイッチ”の装置のDVD。
子どもの日に息子に買い与えたのですが、息子以上に父親がハマってしまいました。
テレビで見たことのある人はわかると思いますが、あれもストレス解消になります。
手作り感満載のドミノ的な仕掛けを幾つもクリアし、最後にバシッとピタゴラスイッチのロゴが出現。
そして「♪ピタゴラスイッチ」のジングルが流れる。
DVDはこれが連続していて爽快です!
あれを作る仕事があれば就きたかった…。
さてさて、増田勉さんから器が届いています。
まずは粉引の石皿。
一点物では2回ほど並んだことがあるのですが、まとまって入ってきたのは初めて。
石皿とは江戸時代に街道茶屋で煮しめなどを盛る皿として使われ始めたもののようです。
昭和初期くらいまで大量に作られ、食堂なんかでおかずがドカンと盛られていたのでしょうか。
骨董に見られるものは大きくとても重いのですが、こちらは家庭的なサイズと重さになっています。
形も鉢のように深さを持たせてあるので、家族の煮物やサラダを盛りつけるのに良さそう。
ところどころ鉄粉の入った柔らかな粉引もイイ感じで、現代的な石皿だと思います。
粉引石皿7.5寸(Φ22.5xH6.5cm/¥5,250)、8寸(Φ24.5xH6.8cm/¥7,140) ともに増田勉
そして三島手の浅鉢が久しぶりに登場です。
増田さんの三島はクリーム色の白化粧が愛らしく、上品なのですがカジュアルな感じもします。
渋すぎないので普段の食卓で何気なく使いたいですね。
もちろん酒の肴やハレの日にもバッチリです。
(増田さんの三島については以前のblogにも)
三島4寸皿(Φ13xH3.3cm/¥2,100)、5寸浅鉢(Φ15.5xH5.2cm/¥3,990)、6寸浅鉢(Φ18xH6cm/¥5,250) すべて増田勉
同5寸浅鉢にしば漬けドーン
自分の場合は「お気に入りの器でいっぱい食べる」→「ストレス解消」です♪