行ってきましこ

長かったゴールデンウィークも今日までですが、連休後半は天気が悪かったですねぇ。
終日晴れてお出かけ日和になったのは5日だけ。
GWには各地でイベントが催されますが、せっかくの催事も天候不良では…。

そんなGWですが、焼物業界も各地の窯場で陶器市&お祭りがありました。
関東では益子と笠間が有名ですね。
益子春の陶器市へは定休日の1日に行ってきました。
混雑を避け毎度平日に行くのですが、それでもかなりの人出で賑わっています。

当店取扱の作家さんも数人出店されており、新作を見せてもらったり注文を入れてきたり。
それらも届きましたらコチラで紹介しますね。

 
さて、その益子で出会った新しい作り手さんから器が届いています。

築窯師として窯の修復などでも大活躍されている益子町の原泰弘さん。
器の作り手としても日用の器や陶磁器の調理道具をご自身の登り窯で作られています。

並白釉すり鉢L(W22.5xD21.5xH9cm/¥3,990)、S(W15xD14.5xH6.2cm/¥2,100) ともに原泰弘

前回もすり鉢とおろしを少し分けてもらったのですが、今回も持ち帰れる分をいただいてきました。
次回の秋の窯から当店でも広く展開していこうと思います。

 

こちらは冨本大輔さん。
愛知県の常滑にて半磁器の器を作られています。

鎬箸置き豆皿(Φ7.5~8xH1.5cm/¥1,575)、染付箸置き豆皿(Φ7.5~8xH1.5cm/¥1,260)
ともに冨本大輔

白磁のように見える箸置き豆皿は、ロクロ成形してフチを切って作られています。
かなり細い線の染付は、厳密には針先で削った線に呉須を入れた象嵌で描かれています。
鎬の方も細かく1本1本入れられており、かなり繊細な仕事です。
他にめし碗や蕎麦猪口も少し入ってきています。


212勝と7.5寸平皿

ゴールデンウィーク前半は好天に恵まれお出かけ日和になりましたね。
ともすると遠出される方が多そうですが、当店へも多くの方が足を運んでくださってます。

そして今日で4月も最終日、今年も早いもので3分の1が過ぎようとしています。

この“早いもので”という感覚ですが、歳とともにホントに早くなってきますよね。
20代のころでも早くなったなぁと実感したのですが、30代はその比ではありません。
気づくと年末、UNICORNの「雪が降る町」でも聴こうかといった感じに。
(40代以上の方たちは更に!?逆に退職後は長くなったりするのかな!?)

 
と、こんな話を今日は書こうと思っていたら、中日ドラゴンズ山本昌投手の勝利の知らせが!

47歳の今シーズンは開幕から圧巻のピッチングを続けています。
ここまで勝ち星2つ損しており(浅尾くん!)、まだ2勝ですが防御率が凄まじい!
そして今日の勝利で球団新記録の通算212勝!

昌さんのプロ初勝利は米国留学帰りの88年のシーズン。
リーグ優勝で地元は盛り上がり、小学生の自分はガッツリ中日ファンになりました。

あれから24年…早いものですね。
いや24年はさすがに全然早くないです(笑)

 

兵庫県篠山市で作陶されている荒山浩文さんから器が届いています。

今回楽しみだったのが新作の炭化焼成7.5寸皿。
荒山さんといえば定番の8寸平鉢が程よい深さで盛鉢やサラダ、カレーにと活躍し好評です。
そこで新たに7.5寸で平皿を作ってもらいました。

7.5寸の平皿はトンカツなどのメインのおかずやパスタに最適だと考えています。
7寸でもいいのですが、リムがあったり少し深さがあると窮屈になりがち。
8寸だと1人分の皿としてはやはり大きいですしね。

届いての印象は黒いため想像以上にシャープに見えました。
リムプレートと呼んでも良さそうなほぼフラットな見込みで、洋食器のようにも使えそう!
さすがです。
料理映えし使い勝手のいい黒い平皿、ありそうであまりないと思います。

炭化焼成7.5寸皿(Φ23xH2.7cm/¥3,150/荒山浩文)

同皿に春野菜のクリームパスタ


お休みのお知らせと木のワークショップ!?

今週末から世間はゴールデンウィークですね。
ご予定もあるかと思いますので、早めに5月のお休みのお知らせを。

4月30日(月・祝)は祝日のため営業、翌5月1日(火)が振替でお休みになります。
また勝手ながら2日(水)と27日(日)は仕入れのため臨時休業させていただきます。
代わりに28日(月)は珍しい平日月曜に営業しますね。

 
■5月のお休み■

1日(火) 2日(水) 7日(月) 14日(月) 21日(月) 27日(日)

 

さて、ご紹介の木製品は“kino workshop”の片岡清英・紀子ご夫妻のもの。
岐阜県飛騨市にて工房を構え、大型家具などを中心に木工作家として活動されています。
先日新たなものや欠品していたものなどが届いています。

ハシバミカットボード小(W18xD18xH1cm/¥2,625)、大(W27xD18xH1cm/¥3,675)、
ハシバミコースター(W9xD9xH0.9cm/¥840) すべてkino workshop

楕円のトレイ小(W18xD10xH1.6cm/¥2,100)、大(W25xD18xH1.7cm/¥4,200)
ともにkino workshop

 
ハシバミシリーズはクルミとウォールナット2種の木材が木目が縦横直角となるように組まれ、フラットな1枚の板となっています。
乾燥等で反ってくる木の板を反らないようにする“端喰(ハシバミ)”という木工技法とのこと。
それを色目の違う材を使うことによりデザインとしても生かしています。

新登場のカットボードはパンや果物を切り、そのままトレイとして食卓に出したいですね。
コースターは今回のものには焼印を入れてもらいました。

 
一方モーニングトレイ晩酌トレイやパン皿として人気のクルミの楕円のトレイ。

こちらに小サイズが仲間入りしました。
生ハムやオリーブなどオードブルをちょこっと盛りつけたいですね。
ソーサーとしてマグとクッキーを、また湯のみと和菓子でも面白いと思います。

※ご紹介のものは全て、無垢材の削りだしに表面はクルミ油で仕上げてあります。

楕円のトレイ小に北窯松田米司工房の平湯呑と端午の節句の最中を合わせて