10月のお休み&艶粉引

早いもので今日から10月。
過ぎゆく夏を惜しんで9月中は例年半袖で過ごしていますが、今日は半袖で来たら寒いです。
昨日までは暑いくらいの陽気だったのに10月に入った途端ですね。

10月のお休みをお知らせいたします。
ここのところ臨時休業とそれに伴い月曜日に振替営業など不定休で申し訳ありません。
そして今月も勝手ながら一部お休みの変更があります。

 
■10月のお休み■

6日(月) 11日(土) 12日(日) 20日(月) 27日(月)

 
中旬の3連休のうち11日12日と臨時休業をいただき、13日(月祝)の体育の日は営業いたします。
お客様にはご不便ご迷惑おかけし申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。
(息子の運動会からの大阪で友人の結婚式とタイトに重なりいいのか悪いのか…)

 

さてさて入荷のお知らせも。
土岐の加藤仁志さんより粉引の器が少し届きました。

加藤さんの粉引は白味が強いアイボリーにしっかりとした艶で土ものながら透明感があるのですが、手掘りした原土を混ぜいれたり白化粧をムラっぽく掛けたりすることで土味もあるものに仕上げてあります。
端正な形と相まって何とも優しい雰囲気。
ビカっと艶のある粉引は量産品的な味気ないものになってしまいがちでなかなか難しいんです。

粉引オーバル皿 小(W19.8xD14xH2.3cm/¥2,592)、大(W30xD21.5xH3cm/¥4,860)
ともに加藤仁志

オーバル皿が再入荷しました。
前回は大が1週間足らずで完売してしまい、ほとんど店頭でご覧いただくことができませんでした。

洋食器の楕円のプレートながら、浮き出た鉄粉や所々透けた素地が見える粉引の表情は和。
主張しすぎることのない静かな存在感があり、和洋入り交じった日本の食卓に馴染みそうです。
箸で食べる洋食といったスタイルに合うと思います。

5寸皿くらいの使い勝手の小はマリネなど小さめのおかず、取皿やケーキ皿にイイ感じ。
大は8寸皿くらいなのでドーンとアクアパッツァなど大皿料理、カレーやパスタにもバッチリです。

粉引深鉢 中(Φ16.5xH7.6cm/¥3,240/加藤仁志)

先に届いた粉引深鉢 小(Φ12.3xH6.7cm/¥2,268)とともに上から

粉引深鉢に新たに中サイズが加わり2サイズ揃いました。
平らな見込にシュッと立ち上がって深さのある鉢は食の和洋を問わず多用途に活躍してくれます。

新着の中は5.5寸ほどと煮物やサラダの他、ゴロゴロ野菜のポトフなど汁ものにも◎
小さめの丼ぶりサイズなので、親子丼等の丼ものや女性なら麺類も使えカフェっぽい感じもします。
小は小鉢やスープ(容量200mlほど)、炊き込みご飯なんかにもオススメです。


休み明けの入荷

遅くなりましたが先週は夏期休業いただきありがとうございました。
予想通り残暑厳しいなか今週は通常通り営業しています。

おかげさまでゆっくりと帰省し…のつもりが、休みと同時に息子が手足口病にかかり中止に。
これまでも親の仕事の休みに合わせて体調を崩すことが多く、その点は孝行息子ですね。
幸いに熱は少しでしたが、舌や歯茎のポツポツが口内炎のように痛くて食べられず大変でした。
2歳のイヤイヤ期を思い起こさせるグズグズっぷり…。

なのでゴキゲンを取るためにも科学館や公園、地元のお祭りに連れて行ったり。
そして完治した休日最終日には家族でディズニーシーへ行ってきました。
自分はああいうところが苦手なのですが、子どもが行きたいと言うので重い腰を上げたのです。
日曜日の夕方前からの入場なので、暑さも人ごみもそれほどでもなく楽しめましたよ。

最後かなり空いてきたので“タワーオブテラー”に挑戦。
3歳未満、身長102cm未満不可の制限がありますが、息子も3歳103cmとギリでクリアです。
乗り物で探検するお化け屋敷でしょ?ってくらいの認識だったので、今後言うこときかないときに「またお化けさんのところ連れていくよ!」って使えるなと思っていたのですが…。

お化け屋敷というより完全に絶叫系なんですね。
結果息子は終止目をつぶっており、親は親で腰抜かしそうになりましたとさ。

 

さてさて、休み明け早々に沖縄から読谷山焼北窯のやちむんが届いています。
松田共司工房と宮城正享工房より100点ちょっと。
写真がまだなのでご紹介は後日になりますが、ひとまず昨日並べ終わりました。

北窯の棚もギッシリ埋まりました♪

 
また土岐の加藤仁志さんからも器が少し届きました。
今回は定番人気の白磁ではなく、秋に向けて温もりある粉引です。

自ら手掘りした原土を加えることで土味が出ていますが、端正な形や艶から上品な雰囲気です。
また焼成後に米粉を入れた大鍋で煮て目止めをしてくれています。
(それでも全く染みの心配がないというわけではありませんが嬉しいですね)

追って近々いろいろ届く予定ですが、先に届いた分をご紹介しますね。

粉引鎬フリーカップ大(Φ9.2xH9.7cm/¥2,916/加藤仁志)

前回のマグ、スープカップが好評だったので、自分好みの大きめフリーカップをお願いしました。
優しいアイボリーの濃淡や浮いた鉄粉もいい塩梅ですし、立ち上がりの角度もキレイです。
手仕事らしさの感じられる太めの鎬は、手に馴染み滑り止めの効果も。

8分目容量たっぷり220mlで氷も入れやすい広口です。
タンブラーやマグカップの代わりにこういうフリーカップを使うと新鮮ですよ。

粉引深鉢 小(Φ12.3xH6.7cm/¥2,268/加藤仁志)

前回早々に完売してしまった深鉢が再入荷しています。
表情は和の粉引ですが、平らな底からシュッと立ち上がった形は洋の雰囲気も感じられる鉢です。

サラダやちょっとしたお惣菜の小鉢に、また容量200mlほどでスープにもオススメ。
炊き込みご飯なんかにもいいサイズですし、フリーボウルとして多用途にお使いください。


4月のお休み&だ円のトレイ

ここ国立の桜は昨日今日の雨風で散り始めましたが今週末までは見頃って感じでしょうか。
国立駅前からの大学通り、市内を東西に横断するさくら通りなど国立は通りが本当キレイです。
なので通勤で歩いたり自転車や車で通ったりだけでも花見気分♪

それはそうと4月ももう4日。
今週は消費税率改定による値札の貼り替えに追われたわけですが、これが当店くらいの小さな店舗でも一苦労でした。

まず8%っていうのが1円の位が端数になることが増え、総額を暗算でパッと出すのが大変。
その新たな総額も全く馴染みのない金額なので書いていても違和感ありまくりです。
そして貼ってあった値札シールが剥がし辛かったりカドが爪の間に刺さり「痛っ!」ってなったり。
店頭分だけでも2日がかりだったのにまた1年半後に10%になるんですかねぇ…。

税抜価格のみの表示は個人的に嫌いなので、店頭表示価格はこれまで通り税込です。
ブログ上も同様ですが、以前の記事の価格を新たに訂正はいたしませんのでご注意くださいね。
(継続して販売しているものは店頭価格が変わっています)

 
さて、遅くなってしまいましたが4月のお休みをお知らせします。

 
■4月のお休み■

7日(月) 14日(月) 21日(月) 28日(月) 29日(火祝)

 
ゴールデンウィーク前半は29日に仕入れのため1日お休みいただきます。
GW後半に関しましては今月末までにお知らせしますね。

 

岐阜県飛騨市の木工房“kino workshop”の片岡ご夫妻よりだ円のトレイが再入荷しました。
丸や四角と異なりお盆という感じがなく、様々な用途でお使いいただきたいトレイです。

楕円のトレイ小(W18xD10xH1.6cm/¥2,376)、大(W25xD18xH1.7cm/¥4,536)
ともにkino workshop

裏面の焼印

木肌の明るいクルミ、茶褐色がシックなウォールナットの2種、大小それぞれ揃いました。
家具に使われる上質な無垢材を丁寧に削りだし、クルミ油を擦り込んでオイル仕上げしてあります。
滑らかな木肌と僅かながらの艶から何気なさのなかに温かみや品が感じられます。

また紫外線や湿度により反りやすいという木の特性に対し、厚みを持たせることで予防しています。
削り跡を残さず木目を生かしたシンプルなデザインが料理と器を引き立ててくれるトレイです。

だ円のトレイ小に 白磁鎬マグカップ(¥3,024/加藤仁志)

だ円のトレイ大に うぐいす釉印刻菊文5寸皿(¥2,916/稲村真耶)、ヒッチーグラスM(¥1,944/平岩愛子)

小はコーヒーとクッキーやチョコなんて感じでソーサー兼小皿といった使い方がオススメ。
もちろん日本茶と最中といった茶托兼小皿も良いと思います。
卓上のお醤油と爪楊枝立てなんかを置くとか、おしぼりを出すのに使うという方もお客様にいました。

大はお酒とアテを用意すれば晩酌セットの出来上がり。
我が家では朝食のパンに切り分けたリンゴを添えてといった感じでも使っています。
お盆としても1度で持てない3〜4人分の飲み物を運ぶのにちょうどいいですよ。

使用とともに表面のオイルが乾いてきたら、家庭のオリーブオイル等を擦り込んでメンテナンス。
一生ものとして使いたいですね。