器を贈る

冬の寒さの到来とともに、早いもので今年も残すところ1ヶ月を切りました。
バタバタとあっという間の師走ですね!
(結構な歳になるまで「しわす」と読めなかったのはナイショです…)

そしてクリスマスに正月に成人式などイベントが続き、ギフトシーズンでもあります。
忘年会&新年会も含め、何かと酒量が増えがちですので注意!

 
 器を贈る

 
新婚のお祝いや引越し祝いなんかだと定番品のうちの1つかもしれません。
大皿だったり夫婦茶碗だったり、またマグカップや湯のみだったり取皿を人数分だったり。

温かい食卓をイメージしながら幸せを願って選ぶ、贈り主のその行為自体がステキですね。

また普段使いの器はいくつあってもそうそう困るものではありません。
同じような器をお持ちだったとしても、素材による質感や色が違えば料理による使い分けもできます。
そして器は悲しくも割れてしまうことがあります。
ストックしておいても決して腐りませんし、良いものは流行に左右されませんしね。

 
当店では以下のようなプレゼント包装を無料で承っております。
混雑状況によりお時間いただきますがお気軽に申し付け下さい。

 
【お皿の例(サイズ違いのお皿も)】

白イッチン5寸皿(Φ15.3xH4/¥1,575)、白イッチン6寸皿(Φ18.4xH4.3/¥2,100)ともに読谷山焼北窯 宮城正享工房

それぞれをクッションペーパーで包んで重ね、フォームクッションでひと纏めにして保護

その上からクレープ紙による包装とラフィア紐&麻紐によるリボン掛け



ヤヴァイ塩辛

「ヤヴァイ塩辛見つけたわ!」

お客様で先輩イクメン、そして呑み友でもあるT氏がそう言って包みを差し出しました。

ヤヴァイ!?
またまたぁ、美味しいんだろうけどヤヴァイってどうよ!?
なんて心では思いつつも

「マジっすかぁ!ありがとうございます!帰って食べるの楽しみです♪」

といただいた次第。

 
どれどれ。
包装紙を解くと確かにイカの塩辛瓶詰めです。
が、見るからに色が濃く、黒作りとは違いますが濃い茶色。
もろみと鷹の爪がいっぱい詰まっており醤油漬けのようです。

むむ、珍しい見た目に期待値は俄然UP!

こういう塩辛も有名なのかもしれませんが、食したところホントにンマイっ!

魚醤系の風味も感じられ唐辛子が効いたピリ辛、もろみもアクセントになっています。
網元が作っているだけありイカも抜群に美味しく、生臭さは微塵も感じられません。

 
こうなるともう止まりませんね。

パクっ…ゴクゴク…パクパクっ…ゴクゴクガブガブ…。

 
食通飲兵衛T氏のヤヴァイ宣言、おみそれしました。
伊豆は 下田 松崎のお土産、ちょいちょい行かれるようなのでまたお願いしよっと♪

読谷山焼北窯の3寸皿にヤヴァイ塩辛

3寸皿各種(Φ9.5xH2.7/¥945/北窯宮城正享工房)


お客様より!

寒い寒い!
家族で自分だけ衣替えをロクにしていなかったため、カットソーやシャツくらいしか長袖がない…。
今晩こそ厚手のスウェットやセーターなんかを天袋から出さねば。

 
そんななかお客様より心温まるメールをいただきました!
お買上いただいた沖縄の器の盛りつけ写真とともにレシピまで♪

 
【以下メール原文より】

 
春菊ともやしの柚子合えサラダ

ブルーの器に柚子の黄色と春菊のグリーン、もやしの白でバランスを

シャキシャキとした歯ごたえと柚子の香りがシャキッと気持ちもすっきり

作り方

柚子の皮
柚子の絞り汁
オリーブオイル
塩 胡椒

もやしはさっと湯がいて
フレッシュ春菊はそのまま ザクザク一口大に切って

柚子の皮も細切りに

全てボールに入れて さっくりと合えて出来上がり

もやしの茹で加減がポイント

歯ごたえと香り

彩りもキレイ

季節と五感を楽しみながら

体と心が喜ぶ お料理レシピでした

a_ayaco

 

a_ayacoさんありがとうございます!
北窯の器の中ではかなり個性的なものですが、上手に使っていただいています。

 

こちらの鉢、読谷山焼北窯の與那原正守工房のもの。
上から見るとおむすび型にたわませてあり、ボウル状の鉢を三つ足で支えています。

器の内側のブルーはペルシャブルーと呼ばれ、與那原さんの器の象徴的なブルーです。
登り窯焼成によって生み出されるため変化に富み味わい深く、沖縄の海や空をも感じられます。
また外側は焼締になっていますが、やちむん伝統の唐草が描かれています。

新しさの中に伝統も活かされた面白い鉢です。
花器に使うのもイイかもしれませんね。

ペルシャ5寸三つ足鉢(Φ16xH7cm/¥2,940)、同7寸(Φ22xH10cm/¥5,880)ともに與那原正守工房