及川静香・志村和晃のうつわ2

“二人展 及川静香・志村和晃のうつわ”も4日目となり会期前半は今日まで。

寒いながらも連日天気に恵まれ、特に土日には沢山のご来店ありがとうございました!
月曜からは一気に落ち着き、ラッピングや発送にも対応いたしております。

お2人に用意してもらった500点以上のうつわを当店のスペース的に無理やりギュウギュウに並べて初日を迎えたのですが、ようやくイイ感じの見やすい陳列になってきました。
今作品展中も展示されているうつわをご紹介していこうと思います。
(とはいえ娘ちゃんが朝の昼寝をしてくれないと撮影もままならなないのですが…)

まずはこの二人展で初めてやこの秋から作られているといった新作のうつわからセレクト。
お題で作っていただいた“ワンプレート”のうつわは2種ずつです。
なかなかにイイものが上がってきましたよ!

鉄釉8寸皿(Φ24.3xH2.8cm/4,320yen/及川静香)

極シンプルなプレートにムラが出て表情ある鉄釉が渋いです。
前菜盛り合わせや肉料理なんかもよさそう。

呉須染付だ円皿(W28.3xD20xH3.2cm/4,104yen/及川静香)

レクタングルに近いモダンな形に豪快な呉須のラインや浮き出た鉄粉がイイ塩梅。
Xmasのチキンなんかもイイと思います。

染付しのぎ9寸皿(Φ27.5xH2.4cm/9,720yen/志村和晃)

フチのしのぎやシンプルな草花の染付が何とも綺麗なプレート。
ピザが1枚丸ごと乗りそうな大きさで小鉢やカップを重ね置いても十分なサイズです。

染付 格子文・矢はず文 9寸皿(Φ27.5xH2.2cm/9,720yen・9,936yen/志村和晃)

文様やフチの意匠はスリップウェアからのインスピレーションが垣間見えて面白いです。
ドーンとお好み焼きなんかも似合いそう。

染付足付小碗(Φ10xH6.5cm/3,456yen/志村和晃)

暖かい部屋でちょっと贅沢にハーゲンダッツやプッチンプリンを食べるための足付鉢だそうです。
外側のしのぎや染付柄もかわいいです。

耐熱だ円皿(W29xD23xH2.5cm/4,320yen)、
耐熱だ円鉢(W29.5xD19.5xH5.5cm/4,320yen) ともに及川静香

及川さんの耐熱のうつわ処女作で、試作的だったのでと価格は抑えめ。
自分もほしいです。。。直火もOK。

染付八角鉢(Φ22xH4.8cm/6,912yen/志村和晃)

深さのある八角鉢はリムのさらに縁が少し立ち上がっているのも効いています。
麻婆豆腐など中華料理が相性良さそうです。

楢灰釉8寸皿(Φ25xH4.3cm/4,968yen)、楢灰釉7寸鉢(Φ21xH7cm/5,184yen) ともに及川静香

楢の木の灰から作られた釉薬で力強く複雑な色合いがカッコイイ大皿と中鉢。
以前のものより黄色味が強く個人的に好みの釉調だったので…。

今回大皿・大鉢も多く迫力ある展示となっています!


及川静香・志村和晃のうつわ1

”二人展 及川静香・志村和晃のうつわ”はじまりました!

初日は秋晴れというには少し寒くも晴天。
師走の忙しさがやってくる前のお出かけ日和です。
及川さん志村さんもいつもより早い11時の開店より在店しています。

今回お2人に用意してもらったうつわは当店過去最多の500点超え。
そしてそれが届いたのが昨日の夕方。。。
昨夜は息子の7歳の誕生日会もあったため、父ちゃん夜なべして何とか間に合わせましたよ!

完売していってしまう前に店内に並ぶ様子をザッとご紹介しておきますね。
本日も19時までお待ちしています♬

志村さんのうつわ

カップや豆皿・小皿など

及川さんのうつわとめし碗・小鉢など

及川さんの土ものと志村さんの染付の磁器。お互いの相性もよく引き立てあっています!


及川静香・志村和晃2人展のご案内

息子の少学校生活初の学芸会が今朝ありました。

さすが小学生。
1年生といえども保育園のときのものとは雲泥の差、数段レベルアップしていました。

息子はというとカエルの合唱団の指揮者役。
どうせならセリフの多い目立つ役をやったらなんて言っていたら主役級になったという…。

セリフが飛んで隣の子に教えてもらったように見えた場面があったのですが、ちょっと考える間をとって隣の子と耳打ちする演技だったそうです。(ホントか!?実は名演!?)
しっかりはっきり、まずまず大きな声も出ていました。

 

さて作品展のご案内。
ブログ内で触れていましたしサイトトップのDM画像にてお気づきの方も多いでしょうか。
今年も及川静香さんと志村和晃さんによる二人展を開催します!

 
  【二人展 及川静香・志村和晃のうつわ】

   12/2(土)〜9(土)の8日間(期間中は無休)

   初日2日(土)は11時開店で両作家在店

 
※展示準備のため勝手ながら11月30日(木)12月1日(金)は臨時休業いたします

 
当店ではお馴染みの及川静香さんと志村和晃さん。
開店当初からお付き合いあるお2人に昨年に続き作品展をお願いしました。

益子にて益子の土に拘り、力強くも柔らかで土味ある及川さんのうつわ。
粉引や刷毛目が定番となっていますが、DMの鉢の灰釉ほか新たな釉薬にもどんどん取り組まれていて今回も楽しみです。
益子から千葉に移られた志村さんの少しブルーグレーな白にやや滲んだ染付が優しい磁器の仕事。
日本だけでなくベトナムやオランダなどの古陶に倣いつつも現代的なうつわは目を見張るものがあります。

ともに陶磁違えど柔らかで温もりある普段使いのうつわたち。
お2人のうつわは食卓で組み合わせてお使いいただくと本当に相性もイイんです。

 
また昨年お2人に課題のような形で用意してもらった子ども用のうつわが好評でした。
そこでどうせならと今回も無理を言いお願いしたのが「ワンプレート」になるうつわ。

正直うつわ屋の自分なんかは沢山うつわを使って食べたいタイプなので、自宅でワンプレートなんてしたことがないのですが、見た目賑やかで楽しいと思いますし忙しい朝や1人の昼食など洗い物が少なくなるなど人気があるのもわかります。
実際にお客さまで探されている方もいますしね。
また及川さん、志村さんともに8寸くらいのプレートってイメージがなかったので面白いかと。
大皿サイズなのでご用意いただくのは少量になると思いますがそちらも楽しみです。

 
開催までちょうど2週間、どうぞ楽しみにお待ちください。