灰粉引1

シルバーウィークいかがお過ごしでしたしょうか?
大型連休恒例の渋滞のニュースなんかもやっていましたし遠出された方も多いのかな。
当店は前半の最終日から3連休いただきましたが、天気もいまいちでしたし家族団欒してました。

そして目が二重になりました!
休みを利用し高須クリニックにレッツラゴー♬
…なんてことはなく自然に。

子どものころから体調が悪い時とかに片目だけだったり両目だったりで二重なこともあったんです。
それが昨年くらいから左目はしょっちゅう右目もときどきで二重になるように。
そしてこの半月ほど両目ずっと二重です。
(厳密には元々の細く薄い奥二重が幅のあるクッキリ奥二重に)

Google先生によると瞼の筋肉の老化!?でそんな人はいっぱいいるみたいです。
ただ慣れ親しんだ顔が30代後半で急に変わったので違和感ありまくりマクリスティ。
鏡に映るのは以前より弱々しく疲れて見えるオッサン…何だこのツラァ根性が足りねえ!
とはいえ家族以外はほぼわからなそうなレベルなんで慣れるでしょう。

 
さて、久しぶりの更新になりましたが神戸の叶谷真一郎さんから届いた灰粉引の器。
白化粧の寂びた感じや大小の鉄粉が雰囲気ある土っぽい器ですが、形が端正でどこか品があります。
しっとりとした質感も優しいです。

灰粉引台鉢(Φ11xH6.2cm/¥2,376/叶谷真一郎)

和洋どちらとも言えぬ形に古物のような佇まいが雰囲気ある小鉢です。
ご飯茶碗くらいのサイズ感で平らな見込にやや斜めに真っ直ぐ立ち上がった形は使い勝手良さそう。
お惣菜の小鉢からサラダにデザート、炊き込み御飯なんかもカフェっぽいです。
8分目容量200mlほどとスープにもイイですね。

同鉢にピーマンとひき肉の炒めもの


ゲンを担いで

ゲン担ぎってしますか?

有名なのは受験前にカツ丼(勝つ)やキットカット(きっと勝つ)を食べるとか。
グラウンドに入る最初の一歩を右足からとか左足からとか決めているスポーツ選手もいますね。
勝負下着とかもそんな感じ?

僕はゲン担ぎというかジンクスというか少しあります。
この靴履いているときはなぜか不運続きでと履くのやめたり、くじは左手で引くようにしていたり。
朝起きて1番に歯磨きする、食事は野菜から食べる等は身体にイイ!?と聞いて実践しています。

店で言うとこの音楽を流しているといまいち客入りが悪いとかもありますね。
逆にジョルジベン、マーヴィンゲイ、アレサフランクリンにキャロルキングは店が忙しくなったり。
店内流れていたらゲンを担いでいると思ってください 笑

黒マット角皿(W19.2xD19.2xH2.2cm/¥3,456/叶谷真一郎)にカツオ(勝つ男)のたたき

ちょっと前にご紹介した叶谷さんの角皿。
黒い器の上で食材も生き生きして見えますね。
開幕がいよいよ来週に迫ったワールドカップでは生き生きとした日本代表の勝利を期待しています!


新着いろいろ

本格的に蒸し暑くなる前にと店のエアコンフィルターを掃除しました。
既に日中弱く入れている冷房の効きが全然違います。
最近の家庭用はお掃除不要のものもあり楽になりましたね。

店に備え付けのエアコンはかなり年季が入っており、型番から調べてみたら25〜6年前のもの。
それを掃除した掃除機は自分が一人暮らしを始めたときに購入したスティックタイプで18年目。
なかなかの組み合わせです。
どちらも特にトラブルなく現役ですし、最近の家電に比べ昔のものは丈夫な印象。
機械的にシンプルだから!?ですかね。

 

さて、実は今月は色々と小さな入荷がありました。
1人の作り手からドーンという通常と違い、お客様からのまとまった注文と合わせてとか、注文していた器のうち先に出来上がった分、また遅れていた分をとか届けていただくことがあります。
ちょっとまとめてご紹介。

灰粉引兜鉢(Φ12.8xH4.7cm/¥2,376)、灰粉引リム鎬7寸皿(Φ21.5xH3.2cm/¥4,536)
ともに叶谷真一郎

神戸の叶谷真一郎さんの灰粉引が先月のマグ、めし碗、5寸リム皿に追加で届いています。
浮き出た鉄粉や縮れた白化粧が土っぽくも、端正な形にしっとりした質感からどこか品があります。

兜(甲)鉢は鎧の兜を裏返したような形状で、リムと深さからバランスよく盛りつけしやすい鉢です。
お浸しやきんぴらごぼうみたいなお惣菜もグッとよく見えますよ。
リム鎬7寸皿は広くフラットな見込みに立ち上がったリムのカーブや鎬がキレイです。
こちらはメインのおかずからカレー、パスタにといった感じに多用途に活躍してくれます。

盆栽文八角長皿(W18.2xD11.5xH3cm/¥3,456/稲村真耶)

こちらはお客さまからの注文分と合わせてたくさん作っていただき再入荷しました。
やや青みを帯びた白磁の色合いに少し滲ませて描かれた盆栽の染付けが愛らしいです。
古物のような雰囲気のなかにどこかとぼけた感じもあり稲村さんらしい器だと思います。
1人分のお造りなんてバッチリですが、出汁巻き卵やエノキベーコン的な居酒屋メニューも◎

白磁輪花楕円鉢(W17.5xD16.5xH5cm/¥3,240/阿部春弥)

阿部春弥さんから白磁の器が届いています。
縁が花弁状になった輪花の鉢ですが、ゆるめの楕円になっています。
色合いや形が特徴的で食卓でアクセントになりそうです。

楕円の形から正面が決まり盛りつけしやすいのもポイント。
使い勝手のいい5.5寸の鉢のようなサイズ感で、大根と小松菜の煮物とかが合いそうです。

白磁鎬矢羽根 4寸甲鉢(Φ12xH4.5cm/¥1,512)、5.5寸甲鉢(Φ16.8xH6.3cm/¥3,456)
ともに阿部春弥

前回好評だった甲鉢が両サイズそろって再入荷しました。
同じようなサイズの甲(兜)鉢でも叶谷さんの灰粉引とはまた印象が違いますね。

リムに入れられた矢羽根模様の鎬には釉の濃淡が出ていてウットリ。
ちょっとした惣菜の小鉢に使い勝手が良さそうな4寸は青菜のお浸しなんて綺麗だと思います。
5.5寸は煮物やサラダ、つみれ汁みたいな汁物もいいと思います。

同5.5寸甲鉢に白菜とツナの炊いたん。あまりものの手抜き料理ですが美味しいですよ。