ハレの日

本日は成人の日。

成人の日といえば自分のころまでは1月15日だったんですけどね。
そしてそれが終わると新年ムードも終了に。

でも10年ちょっと前から海の日、敬老の日、体育の日と一緒にハッピーマンデーに。
連休が増えて経済効果がってことでしたが、それも何だかなぁと思います。
そして定休日が月曜の当店は祝日の月曜は営業しており、翌日の火曜が休みになりややこしい!

また、成人の日といえば毎年ニュースで報道されるヤンチャな若者たち。
昔から程度の大小はあれどあったと思います。
それをメディアが映像で流すから…新聞の隅っこや地域の欄にでも載せておけばいいのに。

と成人の日に愚痴ばかりですが…

 
『新成人の皆様、めでたく成人を迎えられ、おめでとうございます!』

(このblogをご覧いただいているハタチの方なんてほとんどいないか)

 
写真はおめでたいハレの日にもカッコがつく増田勉さんの三島皿。
取皿としてはもちろんお浸しやお漬物に、また深さがあるので汁気のあるものにも◎

三島4寸皿(Φ13xH3.3cm/¥2,100/増田勉)

同皿に落雁

増田さんの三島については昨年のコチラもどうぞ


好きな色の器

みなさんの好きな色は何色ですか?

 
歳を重ねるごとに様々なことに影響されたり気分で変わったりもしますよね。
そして家の中には好きな色のものが多くなり、身にもつけがちかもしれません。

自分の場合ザックリ振り返ると

幼少期(〜14歳):青、赤
青年期(15歳〜):原色全般
壮年期(25歳〜):緑、青

となり、青はずっと好きですみたいです。
(中日ドラゴンズやサッカー日本代表の影響もあるかと)

青年期の原色全般って…バカっぽい。

そして現在にいたる壮年期は気がつくと緑色のものが増え、外出時の格好がミドレンジャーチックになると嫁はんに注意されています…。

 
その個人的に好きな色の緑。
焼物の世界では緑釉、織部などと呼ばれており、やはり惹かれてしまうのです。

 
当店の増田勉さんによる緑色の器。

艶やかで濃淡のある緑色がグラデーションしており、濃いところは黒っぽく深い緑、薄いところは素地の色が出て黄色っぽくなっております。
シンプルですが温かく大人の色気がある緑釉です。
追加で6寸鉢やドレッシングにちょうどいい小さな片口など入荷しました!

 
緑の器を1つ入れると、いつもの食卓にもグッと雰囲気が出ます。
大根の白や人参のオレンジも映えるので、ごく家庭的な煮物なんかがイイんです。
この季節、6寸鉢の方は1人分のおでんやクリームシチューにもイイかもしれません。
4.5寸皿は取皿にはもちろん、お豆腐や卯の花、南瓜の煮付けなんかどうでしょう。

緑釉4.5寸皿(Φ13.5xH3.8/¥1,680)、緑釉6寸鉢(Φ19xH5.2/¥3,990)ともに増田勉

同4.5寸皿に京の柚子大根


禁断のコーディネート

半月ばかりで半分位になってしまった北窯のやちむん、それに伴い店内のレイアウトも変更しました。
大テーブルがやっと空いたので、テーブルコーディネート?セッティング?での提案スペースに。

 
さ、まずは和食の基本である一汁三菜を!

 
あららら、そういえば当店には漆器のお椀の取扱が今のところない…。
出鼻をくじかれるも、そこは汁椀として使える陶器の碗で代用。
具の大ぶりな魚のあら汁や具だくさんな豚汁なんかは、小さめの通常のお椀より勝手がいいですしね。

む、ランチョンマットがほしい…豆絞り手ぬぐいでは季節的に厳しい。
これは商品にしろ備品にしろ用意しなければ。

 
献立なんかをイメージしてやりだすとこういうのは止まりません。

主菜は魚でここの副々菜は切干大根だからコッチのほうがいいか!
とか
でもそうするとこの器とこの器がケンカするなぁ…。
とか。

あーでもないこーでもない。

 
そうこうしてるうちに禁断の一節が脳裏をよぎります…が、気軽に口にするのは危険を伴います。
しかしそこは言ってこそオヤジ♪

「コーディネートはこーでねーと!」

林檎灰釉飯碗(¥2,730/増田勉)、白イッチン5寸マカイ(¥1,680/北窯宮城工房)、白磁鎬そば猪口(¥2,310/加藤仁志)、4寸切立ちドラ鉢(¥1,890/出西窯)、線彫り刺身皿(¥3,270/萬羽綾子)、染付ミニれんげ(¥630/小池芙実)、塗箸(¥504/SyuRo)

同白磁鎬そば猪口に切干大根