益子より

ヨーでる ヨーでる ヨーでる ヨーでる♪

アニメの“妖怪ウォッチ”が面白く、遅ればせながら息子と第1話から順に見ています。
30代の自分がクスっとするパロディが満載で、一緒に見る親も意識して作っているんでしょうね。
“101回目のプロポーズ”とか“北斗の拳”とかの名シーンや名台詞を見事にパロっています。

というわけで、あと半月ほどで4歳となる息子はどっぷりハマってしまいました。
妖怪の名前を覚えては連呼し、主題歌とようかい体操とやらも披露してきます。
そして誕生日プレゼントはなりきりオモチャの腕時計を熱望。
人気でなかなか普通に買えないのも最近は落ち着いてきたようで既に用意できました♪

教育テレビやアンパンマンにトーマスで始まりカーズやトイ・ストーリーにドラえもん、そして男の子らしく戦隊モノに仮面ライダーときてポケモンや妖怪ウォッチ。
どんどん興味が変わっていく一方で何かを完全に卒業するというわけでもなくどうしたものか…。

 

さて、注文していた器が先日の益子秋の陶器市に合わせて焼きあがってきました。
登り窯で焼きあげられた原泰弘さんの器、益子の伝統釉に彩られた大塚雅淑さんの器をご紹介。

並白釉すり鉢 SS(Φ12xH5.2cm/¥1,512)、S(Φ15xH6.5cm/¥2,160)、L(Φ22xH9cm/¥4,104)
XL(Φ25xH10.5cm/¥5,184) すべて原泰弘

定番の原さんのすり鉢が再入荷し4サイズ揃いました。
ゴマや山芋だけでなく、離乳食、ドレッシングなどのタレ作り、和え物やツミレ、ポテトサラダなどなどサイズによって様々な用途にお使いいただければと思います。

原さんのすり鉢は明るい浅めで口の開いた形に明るい色合いなので器としても使いやすいです。
和え物やサラダ等そのまま食卓に出しても様になりますし、通常の鉢として煮物等もいいですね。
同じく益子の関根理夫さんによる本山椒のすりこぎ棒も用意していますので合わせてどうぞ。

並白釉くみ出し 小(Φ7.7xH6.4cm/¥1,080)、大(Φ8.4xH7.1cm/¥1,404)、
並白釉横手急須(最大幅W16.5xD10xH12.5cm/¥4,104) すべて原泰弘

すり鉢と同じ並白釉の茶器が届いています。
厚手でボッテリした作りに穏やかな色合いと艶、ロクロ目も残され素朴で優しい表情です。
単体、セットに関わらずゆっくりとお茶の時間を楽しめそうですね。

新登場のくみ出しは大小2サイズあり、8分目容量はそれぞれ140mlと90ml。
コロンとした形がかわいく手に馴染み、厚手なつくりなので丈夫で熱々のお茶も手に取れます。
急須は注ぎやすい横手タイプで、持ち手は手に包まれてしっかりフィットします。
本体も茶葉がよく泳ぐ形で、湯のみ3〜4杯くらいの容量400ml。

 
続いて大塚雅淑さんの益子焼を。
益子の土と伝統釉に拘って作られていますが、洋の趣があり現代的な器が届いています。
気取り過ぎず、でも野暮ったくもないといったバランスがいいんです。

掛分ポット(W15.5xD9.6xH12cm/¥3,888/大塚雅淑)

定番の掛分ポットが飴釉と益子青磁ともに再入荷しました。
藁灰釉が流れて混ざり溶けた景色が味わい深く、強弱メリハリある形や曲線も綺麗です。
ハンドルタイプなのでお茶に紅茶にとどちらにもお使いください。
容量も380mlほどと使い勝手のいいサイズです。

煎茶碗(Φ9.6xH7cm/¥1,296)、掛分ピッチャー小(W12xD9.7xH11cm/¥2,376) ともに大塚雅淑

こちらは新作の煎茶碗と小ぶりなピッチャー。
陶器市会場でサイズ感や綺麗な形に惹かれ、最終日だったので分けてもらってきました。

カップと言ったほうがしっくりくる煎茶碗は8分目容量150mlほど。
青磁と泥並のボーダーの間隔は完全に均一ではなく、釉も所々流れて波打っていてイイ感じです。
ピッチャーは容量400mlほどとお鍋の出汁や足し水にと活躍してくれそうです。
花入としてもいいですね。

掛分スープカップ(W15xD12.6xH7.2cm/¥2,592/大塚雅淑)

こちらも定番のスープカップですが昨シーズンに続き入荷してきました。
容量300mlと大きめのスープカップなので具沢山のスープや具の大きなポトフなんかにも対応。
たっぷりのカフェオレ、サラダやデザート、シリアルなんかにもいいですね。


久しぶりの土もの

敬語って難しいですね。

丁寧語は小学生でも先生に話しますが、尊敬語と謙譲語は時に出てこないことがあります。
動詞自体が変わってしまうときに混同したり言葉を探してしまったり。

昨日問い合わせの電話があり、取り置きさせていただくことになった際に

「それでは近くご都合のよろしいときにお伺い…お越しくださいっ!」

と、言い間違えから無理矢理修正して電話口で1人赤面。
別にこの猛暑でボーッとしてたわけでもないのですがイイ歳してお恥ずかしい。

それで思い出したのが自分が社会人になって数日目のこと。
会社にて取引先からの電話を緊張しつつ受け、「○○さんお願いします」との声に

「○○は本日…欠席しております…」

と応対してしまいました。
学生気分が抜けていませんでしたねぇ。
「席を外して」とか「休みをとって」がパッと出てこなかった苦い思い出です。

 

さて益子の大塚雅淑さんより定番品を中心に器が届いています。
ガラス器、染付磁器、白磁と硬質で涼しげな器続きだったので土ものの柔らかさがまた新鮮です。

掛分ポット(W16xD9.5xH11.5cm/¥3,888/大塚雅淑)

長らく欠品していた大塚さんのポットが益子青磁、飴釉と2色揃って入荷しています。
益子の伝統釉による素朴さと上から藁灰釉が流れて混ざり溶けた様子が味わい深いです。

洋なハンドルタイプで名はポットですが和の表情なので、お茶に紅茶にどちらにもお使いください。
容量360mlほどで標準的な湯のみ2〜3杯分のサイズです。

掛分蓋物(Φ9xH8cm/¥2,160/大塚雅淑)

益子青磁の小ぶりな蓋ものです。
1食では食べきれないお新香、佃煮ふりかけや鷹の爪等の調味料に良さそうなサイズ。
上のポットと合わせてシュガーポットにもイイですね。

掛分フリーカップ(Φ9.5xH9cm/¥1,512/大塚雅淑)

前回好評だったフリーカップが再入荷しました。
口縁下に窪んで入れられた段はデザインとしてだけでなく唇にも優しくフィットします。
広めの口で氷が入れやすいのもイイですね。
8分目容量200mlほどと食事の際の大きめの湯のみに、また焼酎カップにもオススメです。

掛分長皿(W21.5xD11xH2.2cm/¥1,512/大塚雅淑)

もう当店の大塚さんド定番となっている長皿、2対1に掛け分けられライン状に混ざりあっています。
切り身魚や玉子焼き、串物なんかに適したサイズで、オードブルを盛り合わせてもイイですね。
居酒屋風に焼きおにぎりとかスライストマトやキュウリなんかもオススメです。

今週ドーンと届いたところなんですが、まとめ買いもあり既に在庫が少なくなっています…。

掛分四角皿(W14.6xD14.6xH2cm/¥1,296/大塚雅淑)

長皿が毎回これだけ人気ならとお願いした新作の四角皿、夏に合わせて涼しげな青磁が届きました。
益子青磁を海とすれば、浜辺に波が打ち寄せザザァーってなっているように見えないでしょうか。

1人分のお造りや切り身魚、またこちらも居酒屋メニュー的なおかずがイイ感じ。
和菓子は元よりケーキ皿にも使えそうです。
正方形が食卓でアクセントにもなってくれますよ。


フリーカップ

週末が2週続けての大雪だったので、この土日は久しぶりに街に賑わいが戻りました。
来週末は3月、そろそろ春の足音が聞こえてくるかな。

それはそうと、私事ですが息子が今朝ついに鼻をかめるようになりました!
早い子は2歳でできているのですが、3歳2ヶ月にして漸くコツをつかんだようです。
このご時世にハナタレ坊主もなんですし、風邪の予防にもなるでしょうか。
初めて立ったとき、歩いたとき、言葉を話したとき、トイレ成功の次くらいに一大事です♪

 

さてさて、今日はフリーカップをいくつか紹介します。
英語でカップというと持ち手つきのマグカップ的なものを指すのが主ですが、液体を入れるための小さな容器の総称としても使われるようです。
日本の湯呑みをジャパニーズカップなんて言いますね。

個人的には持ち手と高台がなく多用途に使えるカップをフリーカップと呼びたいです。
ちゃんとした定義ってあるのかな?(あったら教えてください!)

左から:青磁/飴釉 掛分フリーカップ(Φ9.5xH9cm/¥1,470/大塚雅淑)、灰釉カップ(Φ9.2xH8.7cm/¥2,100/及川静香)、印判染付トールカップ(Φ7.6xH11cm/¥2,625/冨本大輔)

これらはどれも容量200mlほど入る大きめのカップ。
普段は湯呑みとしてお茶をたっぷり、お酒好きの方は焼酎にもバッチリです。
ゴムチューブの断面を印判した冨本さんのトールカップはビールも似合いますね。

左から:半菊文/蔓文 そば猪口(Φ8.5xH6cm/¥2,100/稲村真耶)、白磁面取猪口(Φ7.6xH6.5cm/¥2,310/阿部春弥)、白磁面取フリーカップ(Φ7.6xH8.7cm/¥2,625/阿部春弥)

その名から蕎麦つゆを入れる器と思われがちな蕎麦猪口は日本が誇るフリーカップ。
普段はお茶やコーヒーに、デザートや料理の小鉢にと実は使用頻度の高い器なんです。
作り手もそれを考慮してサイズや形状を考えたり、“そば猪口カップ”と名付けたりもしています。

それぞれ容量は稲村さんと阿部さんのそば猪口は120ml、阿部さんのフリーカップは150mlほど。
阿部さんのフリーカップは洋風な湯呑み、陶製のコップとしてオシャレですね。

稲村さんの蔓(つる)文そば猪口にルンゴコーヒー