2人展懇親会&志村さん常設分

うぅ、寒い!

ここのところ11月半ばから真冬並みの寒さなのはなんなんですかね。
10月は特に週末雨ばっかでしたし、秋らしいイイ季節は今月の前半くらい。
自分が歳とったからか春も秋も一瞬で過ぎていきます。。。

 

先日お知らせした“二人展 及川静香・志村和晃のうつわ”もいよいよ来週末からとなりました。

昨年に続き2回目、新作はあっても焼き増しのようになってしまっても面白くありません。
それもあって課題みたいなもの(今回はワンプレート)も出させてもらっています。
そして何か新たな試みをということで今回総勢10名程の小規模な懇親会をすることになりました。

お忙しい土曜の晩、それも約1週間前と直前のお知らせとなり申し訳ありません。

 
【及川静香・志村和晃 二人展懇親会】

日時:12月2日(土) 19:30〜22:00

場所:ワイン食堂レインカラー@学芸大学

会費:5,000yen+tax コース料理&飲み放題

人数:定員7名 (先着)

 
陶器市やクラフトフェア、作品展の在廊日など作り手と使い手が接する場がなくはありませんが、じっくり話を聞く機会となるとそんなに多くはありません。
作り手にとっても使い手との交流は自身のうつわへのフィードバックにもなる貴重な機会です。

うつわ談義に美味しい食事とお酒、楽しく実りあるイイ機会になればと思います。
とはいえ初日打ち上げ兼ちょい早めの忘年会兼だったりなので堅苦しいものではありませんよ。

お1人さまで、またご友人と一緒になどどうぞご予約ください。
shop infoにあるメールや各種SNSのメッセージなどご都合のいい連絡方法でお願いいたします。

昨年の在店時のお2人

 

さてさて、志村和晃さんからは二人展を前に常設分のうつわが届き並んでいます。
当店が国立のときからのお馴染みが多く、志村さんの染付の定番的な仕事でもありますかね。
なので今回の二人展へは出品されないとのことです。
(ご希望があれば在庫からお出ししますし、作品が減ってきた場合並べると思います)

先にSNSで掲載しているものもありますがコチラでもご紹介しておきます。

染付オランダ輪花小鉢(Φ14.5xH4.7cm/3,456yen/志村和晃)

昨年の二人展で好評だったこちらの小鉢はこれから定番となりそうなもの。
反り開きながら立ち上がった花弁状のフチに果実が連なる染付がかわいいです。
平らな見込みに深さがあって、余白のバランスが取りやすく盛り映えするのも特徴。
お浸しなどお惣菜からヨーグルトやアイス、和洋問わず活躍してくれます。

染付そば猪口(Φ8xH6.4cm/2,376yen)、
染付切立鉢小(Φ13.5xH5.5cm/2,916yen) ともに志村和晃

形状も染付もシンプルですが縁に巻かれて鉄釉の茶褐色が効いていて締まって見えます。
だみ花文と唐草、見込みのワンポイント小さな菊!?もイイ感じ。
染付柄違いの蝶文と交互くらいにお願いしていますが個人的にはコチラが好みです。

そば猪口は8分目で120mlと小ぶりな湯のみサイズですし、コールスロー等の小鉢にもオススメ。
切立鉢の小は1人分の肉じゃがや手羽大根などに、またお鍋の取鉢にもぴったりです。

染付輪花6寸皿(Φ17.3xH3.5cm/3,672yen/志村和晃)

5枚の花弁からなる程よく立ち上がった縁、見込み中央には同じくだみ花の染付。
シンプルでラブリーすぎず古物のような雰囲気もあり、男性にも使っていただきたい輪花皿です。
ここ数年の志村さんの染付の仕事で代表作の1つといえるうつわだと思います。
コロッケなどから汁気ある煮浸しなどのおかず、持ちやすいので大きめの取り皿に、ケーキ皿にもと幅広く活躍してくれますよ。

染付小紋長角皿(W21xD11.7xH2cm/4,536yen/志村和晃)

濃淡や滲みのある花文と縁の細かな染付に縁は鉄と渋くもかわいく、こちらも既に定番。
タタラ成形による歪みや削り跡なども味わいがあり見どころの多い長角皿です。
小さめのお魚や切り身サイズで、磁器なので魚の匂いつきの心配がないのもいいですね。
オニギリや出汁巻き卵、またスライストマトやじゃがバター等の居酒屋メニューも似合います。
(今回入荷分より上代変更となっています)

 

いよいよ来週末から!

【二人展 及川静香・志村和晃のうつわ】

12/2(土)〜9(土)の8日間(期間中は無休)

 初日2日(土)は11時開店で両作家在店



及川静香・志村和晃2人展のご案内

息子の少学校生活初の学芸会が今朝ありました。

さすが小学生。
1年生といえども保育園のときのものとは雲泥の差、数段レベルアップしていました。

息子はというとカエルの合唱団の指揮者役。
どうせならセリフの多い目立つ役をやったらなんて言っていたら主役級になったという…。

セリフが飛んで隣の子に教えてもらったように見えた場面があったのですが、ちょっと考える間をとって隣の子と耳打ちする演技だったそうです。(ホントか!?実は名演!?)
しっかりはっきり、まずまず大きな声も出ていました。

 

さて作品展のご案内。
ブログ内で触れていましたしサイトトップのDM画像にてお気づきの方も多いでしょうか。
今年も及川静香さんと志村和晃さんによる二人展を開催します!

 
  【二人展 及川静香・志村和晃のうつわ】

   12/2(土)〜9(土)の8日間(期間中は無休)

   初日2日(土)は11時開店で両作家在店

 
※展示準備のため勝手ながら11月30日(木)12月1日(金)は臨時休業いたします

 
当店ではお馴染みの及川静香さんと志村和晃さん。
開店当初からお付き合いあるお2人に昨年に続き作品展をお願いしました。

益子にて益子の土に拘り、力強くも柔らかで土味ある及川さんのうつわ。
粉引や刷毛目が定番となっていますが、DMの鉢の灰釉ほか新たな釉薬にもどんどん取り組まれていて今回も楽しみです。
益子から千葉に移られた志村さんの少しブルーグレーな白にやや滲んだ染付が優しい磁器の仕事。
日本だけでなくベトナムやオランダなどの古陶に倣いつつも現代的なうつわは目を見張るものがあります。

ともに陶磁違えど柔らかで温もりある普段使いのうつわたち。
お2人のうつわは食卓で組み合わせてお使いいただくと本当に相性もイイんです。

 
また昨年お2人に課題のような形で用意してもらった子ども用のうつわが好評でした。
そこでどうせならと今回も無理を言いお願いしたのが「ワンプレート」になるうつわ。

正直うつわ屋の自分なんかは沢山うつわを使って食べたいタイプなので、自宅でワンプレートなんてしたことがないのですが、見た目賑やかで楽しいと思いますし忙しい朝や1人の昼食など洗い物が少なくなるなど人気があるのもわかります。
実際にお客さまで探されている方もいますしね。
また及川さん、志村さんともに8寸くらいのプレートってイメージがなかったので面白いかと。
大皿サイズなのでご用意いただくのは少量になると思いますがそちらも楽しみです。

 
開催までちょうど2週間、どうぞ楽しみにお待ちください。


及川静香・志村和晃のうつわ5

二人展“及川静香・志村和晃のうつわ”も7日目が終わり明日10日(土)が最終日。

いやいやほんと早いです。
連日作品画像をあげてきましたが、少しでも2人のうつわの魅力が伝わっていると嬉しいです。
どうぞ明日の最終日に足をお運びください。

それでは最後は今作品展の1点物や大物のなかからご紹介。
(売り違いはご了承ください)

呉須染付8寸皿(Φ25xH4.2cm/4,536yen/及川静香)

鉄伊羅保8寸皿(Φ24.7xH5cm/4,752yen/及川静香)

灰釉8寸鉢(Φ24.7xH7.5cm/6,480yen/及川静香)

楢灰釉大鉢(Φ27xH8cm/8,640yen/及川静香)

楢灰釉削り壺(Φ14.5xH23cm/19,440yen/及川静香)

染付瓔珞文ポット(最大容量450ml/8,640yen/志村和晃)

染付唐草文蓋物(Φ11xH11.5cm/5,832yen)、
白磁蓋物(Φ13.5xH8.7cm/5,400yen) ともに志村和晃

白磁透かし彫筒(Φ9xH13.3cm/7,560yen)、
染付六角透かし彫筒(Φ9xH12.8cm/8,208yen) ともに志村和晃

染付瓔珞文筒花瓶(Φ11xH20cm/9,720yen/志村和晃)