秋色な瑠璃釉と淡緑釉

先週末の天下市は天候にも恵まれ、国立は大変な人出でした。
遅くなりましたが、当店のSALEにも沢山のご来店ありがとうございました!

赤ら顔どころかビール片手のお客さんもおられ微笑ましいやら羨ましいやら。
「せっかくいただいたんだし仕方ないな♪」
と、差し入れで1杯なら飲んでもいいかななんて思ってましたが、待ち人&待ちビールは現れず。
つまらぬ期待は泡と消えました…。
ビールだけに…。

 
さてさて、引き続き入荷ラッシュです。
益子の志村和晃さんから先週の陶器市直前に器が届きました。
陶器市で売れ残ったものではないですよっていう心遣いが嬉しいですね。
会場でも少しいただいてきましたが、まずは先に届いたものをご紹介します。

ここのところ力を入れられている瑠璃釉と淡緑釉のものが中心になります。
秋冬っぽい色合いですね。

志村さんの瑠璃釉は濃淡が表情豊かで、どことなく色気があります。

瑠璃釉輪花小皿(Φ12xH3cm/¥1,575)、瑠璃釉花菱小皿(W11.8xD7xH2.7cm/¥1,470)、
瑠璃釉斜線彫マグ(W12xD9.3xH8cm/¥2,100) すべて志村和晃

瑠璃釉・淡緑釉 スープ碗(W15.5xD12xH7.4cm/¥1,785/志村和晃)

こちらの輪花の小皿2種も常備菜を1品盛るだけで様になりそうです。
瑠璃色は料理映えし、野菜の緑や赤や白などを引き立ててくれますしね。

斜めに入れられた鎬が特徴的なマグはオーソドックスな形とサイズで普段使いにオススメ。
以前の糠白釉のものとは印象も変わりますが、こちらもなかなかいいんではないでしょうか。

また、2色のシンプルなスープカップについて特筆すべきは持ち手のデザイン。
少し高い位置につけることで、2〜3客ならスタッキングできるようになっています。
持ち手のある器は重ねての収納が難しく、食器棚のスペースを取りがちですから有難いですね。

 
一方、飴色と黄色の中間のような色合いのものは淡緑釉と名付けられています。
温かみのある色合いが当店でも人気。
ちょっと前に平鉢の盛りつけ写真を載せましたが、この淡緑釉も食材の色が引き立ちますね。

好評の稜花6寸皿に今回7寸が仲間入りしました。
リムもなく比較的平らな形状なので、大きなおかずの盛り付けもしやすい7寸皿です。
もちろんパスタ皿としても使え、通常の量でしたら窮屈になることもありません。
6寸はケーキ皿として買い求められる方も多く、多用途に使えると思います。

淡緑釉稜花6寸皿(Φ18xH3.4cm/¥2,625)、7寸皿(Φ21.3xH3.7cm/¥3,990) ともに志村和晃

同6寸皿にトマトとヒジキのケイパーマリネ


卵かけご飯にトッピング

基本的に「朝はパン♪」なのですが、今朝は久しぶりに卵かけご飯でした。

幼少の頃は白ご飯があまり好きでなく、おかずばかり食べて白ご飯が残るパターン。
最後にお茶漬けや味噌汁を掛けたり(行儀わるい)、ふりかけや卵かけご飯で食べていました。
白ご飯がそんなに好きでないというのは今も変わらず…そしてお酒飲むから米はいらんみたいな。

なので卵かけご飯は懐かしさもあり今でも大好きです。
そして醤油のみでもいいのですが、トッピングも楽しみたいところ。
定番として納豆や味付け海苔のほか、柴漬けなど刻んだ漬物、明太子やタラコは間違いありません。
しそふりかけ等ふりかけ各種も美味しいです。
塩昆布やトロロ昆布も捨てがたいし、ちょっと前に流行った食べるラー油もいいですね。
あー、お腹空いてきた。

 

さてさて、入荷が続いていますので少しずつ紹介していきます。

益子で作陶中の志村和晃さんが器を届けてくれました。
完売していたり残り1個だったりとほとんど店になくお待たせしましたね。

 
志村さんの器は優しい色合いで女性的な雰囲気ですが、甘くなりすぎる一歩手前で抑えられています。
当店ではやはり女性人気が高く、前回は粉引菊輪花皿もあっという間に旅立っていきました。
今回はここのところ取り組んでおられる瑠璃釉と淡緑釉のものなど新作も入ってます!

粉引しのぎカップ(Φ9.5xH9cm/¥1,890)、瑠璃釉しのぎ杯(Φ8xH7.5cm/¥1,470) ともに志村和晃

淡緑釉稜花平鉢(Φ17.5xH5cm/¥2,940)、淡緑釉稜花6寸皿(Φ18xH3.4cm/¥2,625) ともに志村和晃

 
粉引しのぎカップは8分目で容量たっぷり220cc、今時分なら氷もドカっと入れて麦茶や焼酎ですね。
やや小ぶりな瑠璃釉しのぎ杯は食前酒や白ワインに、またオリーブの塩漬けなんかもイイと思います。

飴色と黄色の中間のような淡緑釉は野菜の色が映えそうです。
稜花平鉢には1人〜2人分の煮込み料理に、稜花6寸皿は小さめのおかずやケーキ皿にも良さそう。

 
粉引菊輪花8寸皿(Φ24.5xH4cm/¥4,725)にタラコとシメジのスパゲティ

 
※追記
先週1週間のオープン1周年記念SALEも好評のうちに幕を閉じました。
期間中に2度3度とお越しいただくお客さまもおり、沢山のご来店ありがとうございました!


ささくれ?さかむけ?

EURO2012も今晩でベスト4が出揃います。
そして明日明後日の2日間はゆっくり眠れそうです。

というのも6月8日の開幕後、試合のなかった日はわずか1日だけ。
慢性的な寝不足による目の下のクマはもちろん、なぜか指先はささくれだらけです。
決して心はささくれ立っていませんが、お会計時にゴツく荒れた指でお恥ずかしい…。

 
栃木県益子町の大塚雅淑さんより器が届いています。
大塚さんは益子の原料と伝統釉に拘り、現代の生活に馴染む益子焼を作られています。

これまで飴釉と藁灰釉による掛分けのものを当店では取扱ってきましたが、色目が少し冬っぽくなりますので、今回は夏場にも暑苦しくない益子青磁のものをお願いしました。

ぐるぐるカフェオレボウル(Φ9.5xH6.6cm/¥1,260)、ぐるぐる4寸鉢(Φ13.2xH4cm/¥1,260)
ともに大塚雅淑

こちらのシマシマのもの、大塚さんが「ぐるぐるのやつ」と言っていたので勝手に命名。
カフェオレボウルとなっていますが小ぶりなため、湯のみ&そば猪口やロックカップとして、またアイスクリームにも良さそうですね。
使いやすいカタチでちょっと大きめの4寸鉢は、取り鉢ほか煮浸しや冷奴に活躍しそう。

 
また、今回新たに益子青磁と藁灰釉の掛分けでお願いしてみました。
予想以上の出来に双方大満足!
モダンですし柔らかな印象ですね。
長皿は切身魚に合うサイズですが、生ハムとチーズなんて使い方もオススメ。

掛分け長皿(W21.5xD11xH2.4cm/¥1,470)、掛分けメシ碗(Φ12xH5.3cm/¥1,470) ともに大塚雅淑

掛分けミルクピッチャー(W8xD5.6xH5.8cm/¥1,260)、掛分けポット(W16xD9.5xH11.5cm/¥3,780)
ともに大塚雅淑