おそろのいろちもオススメ

“おそろのいろち”

20年くらい前、高校生のころ流行っていた!?言葉で、“お揃いの色ちがい”の略です。
仲の良い友達同士やカップルで、まったく同じじゃ気持ち悪いしペアルックはダサいしって感じ?
コンバースオールスターとかドクターマーチンとか定番の靴で意図せずになることもありました。

今の若いコは使わなさそうですね。
お客さんと「ハンドクリームお揃いですね~」って話をし、ふと思い出しました。

 

信楽でスリップウェアを中心に作られている山田洋次さんの器をご紹介。
力強く重厚なものが多いスリップウェアですが、山田さんのものはどちらかと言うと優しくフェミニンな雰囲気。

その色合いや質感は寒い日もほっこりとした気分にさせてくれそそうです。

マグカップS(W10xD8xH8cm/¥2,520/山田洋次)

リムボウルS(Φ15xH4cm/¥2,100/山田洋次)

マグとボウルが飴色とクリーム色の2色ずつ、“おそろのいろち”もイイんじゃないでしょうか。

下膨れな形が特徴的なマグカップSも久しぶりに届きました。
その形状や口とハンドルの感じなんかは民藝的だったりしますが、モノとして単純にかわいいです。
下部が膨らんでいるため見た目のサイズ以上に容量はあり、180〜200mlくらい入ります。

リムボウルSは以前のものとは別物で、リム付きの小鉢・深皿といった感じ。
見込みにもワンポイント入れてもらうようお願いしました。
ルッコラに生ハムなんて似合いそうですが、リムが持ちやすくお鍋の取り鉢にもオススメです。

レクタンリムプレート ロング(W31.5xD18xH3.2cm/¥5,250/山田洋次)

食卓が華やぎアクセントにもなりそうな30cm超の長皿、飴色に七宝繋ぎが大胆に描かれています。
レバーパテとチーズにアボカドなどで前菜盛り合わせ、カットしたバケット並べてもいいですね。
案外普通のおかずを盛るだけでもちょっと特別な食事感が出ますよ。

長角皿M(W23xD18xH3.2cm/¥3,780/山田洋次)

ゆるやかに立ち上がって深さのある長角皿も2色、クリーム色は矢羽根模様で飴色は七宝繋ぎ。
7寸皿くらいのサイズ感で、数人分のおかずやメイン、女性ならカレーライスまで使えそうです。
洋風仕立ての煮魚なんかイイですね。

同長角皿にロティサリーチキン

ロティサリーチキンは広尾にある義理の兄の店“Poulet d’Or (プーレドール)”のテイクアウトもの♪
ハーブが効いてて美味しいですよ!って宣伝しておきます(笑)
沖縄なら“ブエノチキン”も美味しいですね。


台風と三島と粉引

季節外れにまたまた台風が来ていますね…まったくもう。
それも27号と28号が本州東方沖で仲良く落ち合う予定だとか。
藤原の効果とやらで当初の予想より進路は東に寄り、上陸はしなさそうでよかった。
ただ明日の土曜は少なからず影響があるかもしれませんね。

荒天により営業時間の変更等がある際は、当ブログおよびTwitterFacebookでお知らせします。
伊豆大島は元より各地被害のないことを願います。

 

大阪の八田亨さんより器が届きました。
地元堺市周辺の原土も用い、土の持つ力をうまく引き出して器を作られています。
新着のものをご紹介。

三島手7寸鉢(Φ21xHcm/¥4,200/八田亨)

グレーがかった焦げ茶色に白い矢羽根模様が施されたやや浅めの渋い鉢。
線彫りした模様が程よく浮かび上がるよう白化粧を埋め掛けて焼かれた三島手という装飾技法です。

見込みが広く深めのお皿としても使えそうな感じ。
ゴロっとした煮物なんかが似合いますが、敢えてトマトソースのパスタなんかもありだと思います。

粉引マグカップ小(W11.3xD8xH8.2cm/¥3,150)、大(W12xD8.8xH9.3cm/¥3,465) ともに八田亨

裾広がりの形に大きなハンドルが特徴的な粉引のマグカップが大小揃いました。
淡い水色に鉄粉が浮き出て雰囲気があり、貫入が徐々に色つき育っていくのも楽しみなマグです。

200mlほどの小は幅広く使える万能サイズ、ビアマグ風な大は300mlほどのたっぷりサイズです。

粉引5寸皿(Φ15xH3.7cm/¥1,995/八田亨)

一方こちらの粉引は青みがなくクリーム色をしています。
土の柔らかさが感じられる質感で、ところどころ黒い鉄粉やピンク色の御本も出て素朴な印象。
イイ意味で普通っぽく何気ない感じがカッコイイです。

フチが少し立ち上がっているので汁気のあるおかずにも対応でき、取皿にもオススメです。

粉引5寸皿にモロッコインゲンと人参の胡麻和え


小鉢にしても

この前の定休日に友人家族とBBQをしてきました。
同じ保育園の息子同士も走り回ってキャーキャー&喧嘩してギャーギャー楽しんでくれたようです。
金目鯛の干物やサザエの壺焼など魚介中心、椅子に座り卓上で焼く宴会スタイルで大人も大満足。

自宅のバルコニーとか庭とかで気軽にできるのが理想だと思いますが、ご近所のことを考えると住宅街ではなかなか難しいですよね。
となると結構な荷物になるので車で出掛けてとなり、運転担当はお酒が飲めないのが残念。
そこで最近は用意一式現地でレンタル、電車で手ぶらでBBQなんてのも流行っているそうですよ。

そうそう、今回“火起こし器”なるものを用意し使ってみました。
折りたたみ式のヤツをパタパタと組み立てて中に炭を突っ込み、下に着火剤をセットし燃やすだけ。
放置すること数分で炭に火が着き、15分くらいで肉でも魚でも何でも焼いて下さいって状態に。
うちわも新聞紙もいらず放置するだけなので、ビールでも飲みつつ他の準備ができます。

これは手ぶらの方にも持参がオススメ。
夏場はうちわで汗だくになり、食べるまでにヘトヘトの腹ペコってなりがちですからね。

あれ、これで商品へのリンクを貼ればアフィリエイト目的のブログみたい…。

 

高さより径が大きなやや大ぶりな湯のみ。
大切なお客様にお茶を出す時なんか様になるのですが、小鉢にしたりヨーグルトなどデザートを入れたりとフリーカップとしてもオススメです。

左:粉引くみ出し(150ml/Φ10xH6.5cm/¥1,785/八田亨)
右:粉引ころ茶碗(180ml/Φ9.5xH7cm/¥1,470/志村和晃)

BBQじゃありませんが、自宅でも野菜炒めなどを作りすぎてしまうことがありますよね。
中途半端に残ってしまうと、次の食事で食卓中央に置くには寂しい量で、1人分ずつ分けても少しずつになりすぎてしまいます。
でもこんな風に小鉢にしちゃうとちょっと新鮮ですよ。