黒い器とポテトサラダ

引き続き連日の猛暑です。
朝9時には30℃を超えており、息子を乗せて自転車で保育園からの出勤時には汗だくです。
そんなわけで快適さ重視、日によってはTシャツ短パンの超クールビズ仕様だったりします。
イイ歳してお見苦しくスミマセン。

 
夏場の暑いときは器の色や質感も涼し気にいきたいところです。
飴色や茶系の土っぽい器よりは、粉引や白磁など白系や呉須の青系、そしてツルっとした器が良いかもしれません。
もちろんガラス器なんかを1つ取り入れるだけでも違いますね。

案外オススメは黒い器。
黒い器というと食材の色が映え、食卓が締まって見えるのが特徴です。
そしてちょっとヒンヤリした感じもしないでしょうか?

来待黒4.5寸皿(Φ13.8xH3cm/¥1,890/増田勉)

同皿にポテトサラダ

 
これまでも何回か登場しているポテトサラダ、実は好きな食べ物の10指に入るくらい好きです。
サラダとは言えしっかりとしたおかずにもなりますし、お酒のお供にもいいですし。

ただポテトサラダといっても家庭やお店により様々。
混ぜ合わせる具材によってサラダ風になったりおかず風になったりします。
味付けもマヨネーズ主体のものだけでなく、出汁や鰹節、塩昆布などで和風のものもいいですね。
また胡椒やマスタードを効かせたり隠し味にクリームチーズや大葉、梅を加えたり。
ウスターソースを掛けるのもアリです。

今回の写真は我が家定番のコンビーフ入りポテトサラダ。
ちょっと珍しいかもしれませんが、これが簡単でちょっとビックリな美味しさ。
コンビーフが結構主張するので、いつものポテトサラダに加えるだけでも新鮮ですよ。


SALEのお知らせ&そば猪口など

今日から7月スタート、2013年も折り返しました。
梅雨明けはまだですが週間天気予報に雨マークはなく、いよいよ夏がやってくる気配。

今週2周年を迎える当店、それに合わせ昨年同様に少しばかり夏のセールを開催いたします。
ちょうど世の中もSALE時期ですし恒例にしようかと…日頃の感謝の気持を込めて。

 
【 Lion Pottery 2周年記念&Summer SALE 】

      7月2日(火) 〜 7日(日)

       店内全品10%OFF

 
1枚だけ残る小皿等の半端モノや歪みが強い等やや難ありの器など特価品も出しますね。

交通費の足しくらいにはなるでしょうか。
ささやかなセールですが、この機会に迷われていたあの器などどうぞ。

 

常滑の冨本大輔さんから器が届いています。
冷たい麺類が美味しい季節、そば猪口が活躍する季節でもありますね。

左から 染付小猪口(Φ8xH5.2cm/¥1,890)、染付そば猪口カップ(Φ7.8xH7.2cm/¥2,100)、
染付トールカップ(Φ7.6xH11cm/¥2,625) すべて冨本大輔

冨本さんのそば猪口類が3サイズ。
ゴムチューブの断面をかすれ気味に押した印判、刷毛でややムラを出した薄呉須とどちらも新柄です。

定番の小猪口は一般的なそば猪口より2回りほど小さく、向付っぽく小鉢に使いたい器。
以前の別柄の写真のように酒の肴も似合います。
もちろん江戸前風に小さな蕎麦猪口で蕎麦も乙ですし、ぐい呑みにもイイんじゃないでしょうか。

新登場のそば猪口カップは通常のそば猪口よりやや細く長身で、飲物にも使いやすい形です。
容量も8分目で150mlと標準的な湯のみやコーヒーカップサイズ。
麺のつけ汁からお茶・珈琲とフリーカップとして活躍してくれそうです。

8分目容量200mlのトールカップは陶製のコップといった感じ。
いつもの麦茶もガラスのコップで飲むとは一味違って感じられそうです。
ビールグラス代わりにもいいですね。

 
また可愛らしい小さなお皿も。
極めて淡いブルーグレイには控えめに鉄粉が浮き、キレイに作られた花弁のリムが可憐です。
深さもあるので醤油や漬けダレに。

白瓷リム輪花小皿(Φ9.5xH2cm/¥1,575/冨本大輔)

同小皿にオリーブの塩漬け


7月のお休み&食洗機続報

6月も今週で終わり、早いもので2013年も半分が過ぎようとしています。
あっという間に半年ですねぇ…。

そろそろ7月のお休みをお知らせいたします。
来月は臨時休業もなく、定休日の月曜のみのお休みとなります。

 
■7月のお休み■

1日(月) 8日(月) 15日(月/祝) 22日(月) 29日(月)

 

この半年、個人的には昨年末の自宅引越からバタバタと春を迎え、ようやく落ち着いてきた感じです。
息子の保育園の転園が続き、その度に閉店時間が変更になりご迷惑おかけしました。

 
その引越とともに我が家にやってきた食洗機、半年使用したので続報を。

洗い物の量や種類によって手洗いと食洗機を使い分けていますが、ほぼ毎日活躍しています。
入れるときに中でカタカタぶつからないように多少気を使いつつ、説明書等で言われる明らかにダメなもの以外、陶・磁・硝子の器は何でも標準コースにて。
粉引に貫入、焼締め、琉球ガラスとお構いなしです。

今のところ食洗機による変色・変形・破損・匂いつき等のトラブルはありません。
洗い残しの汚れでくすみがちな艶のある器やガラスなんかは逆にピカピカ。

“手”仕事による器を“手”で丁寧に洗うことは、器や作り手への愛であり敬意かもしれません。
でも水道光熱や時間の節約&排水の減少&手荒れ解消などを考慮して食洗機もイイと思います。
代わりに環境や身体への愛や敬意かと。
何より器にとって1番は食卓でどんどん使ってあげることですね。

外鉄砂内呉須の4寸丸深鉢(Φ12.2xH6cm/¥1,785/出西窯)にタコと夏野菜のマリネ