お花とお花の器

私事ながら先週4回目の結婚記念日がありました。
忘れないように嫁はんの誕生日と同日なのですが、酷いことに思い出したのは直前でした。

とりあえず前日に友人が京都で営むstudio2065にお花を手配。
以前も正月用のお花を用意してもらったかなーりオシャレなお花屋さんです。
今回は箱入りアレンジメントをお任せで。
誕生日プレゼントは後日一緒に買いに行くとして、当日なんとかカッコつくようにしました。

あれれれれ?…待てど届かず。
そしてハッ!と失敗に気づくも時既に遅し。
家へ送ってと頼んだものの引越したことを伝え忘れており、見事お花は旧住所へ届いていました。
慌てて転送手続きをしたものの到着は翌日です。

こうしてダメ夫の烙印は確実に押されたのでした。
みなさま記念日の準備はお早めに!

届いた素敵なおハコ♪

 

稲村真耶さんより上のお花に勝るとも劣らない可憐なお花の器が届きました。
今の季節に清涼感ある磁器の器はいいですね。

花ちらし八角7寸皿(Φ21.2xH4cm/¥5,250/稲村真耶)

やや滲んだ呉須で描かれたお花に紅点と緑点がアクセントになった可愛らしい器。
数人分の料理やメインのおかずに、またお刺身の盛り合わせも見栄えがイイと思います。
ハレの日やお正月に重箱みたいに使っても良さそうです。

白磁・瑠璃釉 輪花小皿(Φ9.8xH2.2cm/¥1,890/稲村真耶)

不均一な花弁が可愛らしい輪花小皿、白磁のものが加わり瑠璃釉と2色になりました。
豆皿よりはやや大きく醤油皿にもちょうどいいサイズです。
上の八角皿にお造り、こちらの白磁にお醤油でバッチリ。

印刻牡丹文5.5寸皿(Φ17.5xH3.7cm/¥3,150/稲村真耶)

印刻による凹凸で細かな文様がほんのり浮き出ており、器全体で牡丹の花が表現されています。
見ているだけでもウットリ。
無地のように料理を選びませんし、通常のおかずに使い勝手がいいサイズと深さです。

同5.5寸皿にハタハタの塩焼き

八角形や輪花など形に特徴のある器は1つ食卓に取り入れるとアクセントにもなりますね。


梅雨明けの沖縄より

カラ梅雨を心配していた先週とは打って変わり、今週は毎日雨が降っています。
ダムの貯水率や農家の方を思うと恵みの雨です。

しかし極端。
こう連日だと洗濯とか困ってしまいます。
子どもも外で遊べないのでエネルギーを持て余してしまいますしね。
そして店をやっている以上、客足にも少なからず影響します。
雨なのにお客さま集中みたいな不思議な日もあるんですけどね。

それはそうと梅雨にありがちな失敗も既に済ませました。

雨降りで傘を差し出勤 → 帰りは止んで忘れてくる → 翌朝雨で傘がない → 傘がないっ!!!

気をつけましょう。

 

ちょうど今日梅雨が明けた沖縄より器が届いています。
読谷山焼北窯のやちむん、今回は宮城正享工房のみですが新着のもののみいくつか紹介します。
宮城工房のものは重厚で力強いものが多いのですが、いい意味でユルかったり楽しい絵柄も特徴的で温かみがあります。

3.5寸マカイ各種(Φ10.8xH5.7cm/¥1,155)、4寸マカイ各種(Φ12.4xH6.2cm/¥1,260)、
4.5寸マカイ各種(Φ13.8xH6.7cm/¥1,470) 全て宮城正享工房

元気が出ていつもより白ごはんも進みそうなご飯茶碗。
お子さんや少食の女性向き、また小鉢としてもお使いいただける3.5寸、標準的サイズの4寸、白米ガッツリ男子やお茶漬け&卵かけごはんに活躍する4.5寸と各サイズ入荷しました。

5寸皿各種(Φ15.6xH4.2cm/¥1,575/宮城正享工房)

小さめのおかず1品や取皿に使い勝手のいい5寸皿は4種。
少し深さがあるので汁気のあるものにも使え、何かと活躍してくれます。
茄子などの夏野菜の煮浸しなんていいですね。

 
沖縄の焼物(やちむん)で最もポピュラーかつ伝統的な文様である菊花唐草。
作り手によって絵柄に差異があるのですが、宮城さんの菊花唐草は大好きです。
関西風に言うとシュッとしていてカッコイイ!

菊花唐草6寸深皿(Φ18.5xH6cm/¥2,310)、7寸皿(Φ21.8xH5.4cm/¥3,150) ともに宮城正享工房

北窯では宮城工房のみの形である6寸深皿、名前は皿ですが浅めの鉢のような形状です。
通常の6寸皿はちょっと料理を選びがちなので、個人的には用途がはっきりするコチラのほうが使いやすいと思います。
根菜の煮物なんてバッチリです。
7寸皿は数人分の炒めもの、メインのおかず、パスタにカレーと多用途に使える人気のサイズです。

同6寸深皿にアスパラと豚肉の炒めもの


よろこんで粉引

昨日ですね、パパ&ママ友家族と一緒にゴハンに行ったんです。
行きつけのお店がいっぱいだったので近くのチェーン居酒屋“庄や”へ。
魔の2歳児が2人もいると馴染みの個人店や個室があるお店じゃないと厳しいんですよね…。
20代のころは公私とも何度かは行っていたのですが恐らく5年ぶりくらいでした。

庄やと言えば「はい、よろこんで〜!」の威勢のいい掛け声です。
それを期待して注文を告げ、さぁいよいよかと待ち構えるも注文の確認のみして終了。
新人のバイトさんで忘れちゃったのかな。
別の店員さんが来た2回目の注文時、再度期待するも先に同じ。
肩透かし。

国立という土地柄でしょうか!?
ないならないで一向に構わないのですが、僅かながら楽しみにしていただけに無駄に残念な気分。
ちなみにポテトフライと焼きうどんがオススメです。

 

大阪の八田亨さんから器が届いています。
淡い水色に鉄粉が力強く浮き出た八田さんの粉引、全体に入った貫入に徐々に色付くのも楽しみです。
地元岸和田の原土が混ぜられた土の表情も味わいがあります。

粉引くみ出し(140cc/Φ10xH6.5cm/¥1,785)、
粉引マグカップ小(200cc/W11.3xD8xH8.2cm/¥3,150) ともに八田亨

くみ出し茶碗とは茶道の寄付きや待合で白湯や昆布茶などを出すやや大ぶりな茶碗(湯のみ)のこと。
と言っても口径よりも背が低い湯のみを総じて汲み出し(茶碗)と言うことが多いです。
長居される親しいお客さんに緑茶などを出すときに用いるとおもてなし感が出ますよ。
その切立った形状やサイズ感からお子さん用のご飯茶碗、小鉢としてもオススメします。

前回は大サイズをお願いした八田さんの裾広がりのマグ、今回は小サイズが届いてます。
小と言っても8分目で200ccほどの割りとタップリです。
釉掛けした際の指の跡を敢えて意匠として残しているのも面白いですね。

 
また完売していました7寸のリム鉢も再入荷しています。
重厚感あるガッシリした作りながら爽やかな色合いに柔らかな質感の鉢です。
やや浅めで家族の炒めものなんかをドサッと盛り付けつるのにいいですね。

合わせてフチにグルっと勢い良く刷毛目がある豆皿も。
お新香の色も映えそうです。

刷毛目豆皿(Φ9.4xH2.4cm/¥1,050)、粉引7寸リム鉢(Φ21.4xH5.6cm/¥4,200)

同リム鉢に茄子の生姜風味サラダ