秋の夜長

週末は秋晴れとなりお出かけ日和になりましたね。
当店にも沢山のご来店ありがとうございました!

 
ここのところちょっと慢性的に眠い気がします。
睡眠時無呼吸症候群だと怖いのですが、ただ単に秋の夜長に夜更かししがちなだけだったり。
それにより自然と酒量も増えてしまいよろしくない状況です。

家では専らビールに始まり焼酎(or泡盛)かワインへ、ときに日本酒という流れ。
(今春から家計節約のため第三のビールになりましたが)

そして先日友人から鳥取土産に日本酒とらっきょうをいただきました。
瑞泉大吟醸の生酒は辛口ながらややとろみがあり、しっかりとした香りもよかったなぁ。
日本海側のお酒は大概美味しいですね。

そして砂丘らっきょうの甘酢漬けがまた異様に美味しかったです。
1つ1つが大きく食べごたえがあり、シャキっとした歯ごたえが特徴的でした。
島らっきょうの塩漬けにもハマりましたが、砂丘らっきょうもメモメモ。

 
というわけで、秋の夜長に琉球ガラスでお酒を嗜んではいかがでしょう?

四角徳利(230ml/W7xD7xH14.5cm/¥2,310)、四角お猪口(Φ5.5xH7cm/¥1,365)
ともにガラス工房清天

口広2.5寸鉢(Φ9xH4.5cm/¥1,365/奥原硝子製造所)に砂丘らっきょう


輪花と稜花!?カルパッチョとマリネ!?

器のカタチに関するお話。

口縁が花型となっているお皿や鉢を見かけることがあるかと思います。
ここ数年流行っているように思えますが、種類でいうと中皿や小鉢が多いですかね。
当ブログでもこれまでにいくつか紹介してきました。
(左の検索窓から“輪花”で検索してみてください)

花びらの数や角度など器によって様々ですが、そのカタチで2種に呼び分けられています。

花びらの先端が【 ( 】丸くなったもの = 輪花
花びらの先端が【 { 】尖っているもの = 稜花

となります。

モチーフが花なので乙女チックになりがちですが、シブいものや端正で凛としたものも多いです。
丸い器が中心の食卓でアクセントになりますし取り入れてみてはいかがでしょう。

 

話しは変わってカルパッチョとマリネの違い。
どちらも家庭でもつくりやすく美味しいですよね。
食材や味が似ていることから混同しやすいのでざっくり違いを書くと

カルパッチョ = 生の肉や魚の薄切りにオイル系やマヨネーズ系のソースを上から掛けた“料理名”
マリネ =食材を酢の効いたオイルやワイン等に漬け込んで柔らかく保存が効くようにする“調理法”

となります。

また盛り付けはどちらかというとカルパッチョは平らに広く、マリネは高さを出してって感じですね。
魚介とは限りませんが、魚介類が好きな島国日本では浸透しやすかったみたいですよ。

淡緑釉稜花平鉢(Φ17.5xH5cm/¥2,940/志村和晃)

同平鉢にエビとホタテのマリネ


魚そうめん

10月に入ったというのに日中は暑く、今日も最高気温が28度とか夏日です。
夜になれば涼しくなるのですが、暑がりの自分はまだ一度も長袖を着てません。
かといって真夏のカッコもおかしいので、色目だけでも少し秋っぽくしてごまかしてます。

そんな今日この頃、有名人の訃報が続いて届きました。
“ホンマでっか!?TV”で有名な流通経済ジャーナリスト金子哲雄さんの早すぎる死には驚愕するとともに、あの笑顔とキャラクターの裏側を垣間見て、生き様、死に様を考えさせられました。

また大滝秀治さんも亡くなられました。
大滝さんの若いころを全く知らないので、昔からおじいさん日本代表的なイメージです。
“北の国から”好きとしては中畑のおじさんに次いで清吉おじさんと今年は悲しさでいっぱいです。

ご冥福をお祈りいたします。

 

さてさて話はガラリと変わりますが、狭い日本にも地方ごとに特有の食べものが結構あります。
紫ずきん、水茄子の漬物に続き今回も京都のものを。

素麺や糸こんにゃくに見えそうな“魚そうめん”という魚介の練り物です。
細麺状のツルっとした蒲鉾ですが、京都でもそこまで有名ではなく世間では珍しいものですかね。
冷やしたものを麺つゆやワサビ醤油で、またお吸い物やお鍋の具としても美味しいです。

子どもも好きな味だと思いますし、お酒のアテにもバッチリ。
もっと全国に広まってもイイと思います。

口色巻モール小鉢(Φ10.5xH5cm/¥2,310/ガラス工房清天)に魚そうめん