沖縄より

沖縄本島を超大型台風が今晩直撃しそうです。
現在中心気圧910ヘクトパスカルの瞬間最大風速70メートルとか信じられない規模。

那覇に住む幼馴染みから「風は強いけどまだ全然大丈夫」と16時にメールがありました。
この時点では身体を張った写メをする余裕も…。

んなアホな!

 
台風に関しては日本一の備えであろう沖縄ですが、大きな被害のないことを祈るばかりです。

 
その沖縄の焼物“やちむん”が読谷山焼北窯から届いています。
スカッとしてきていた北窯の棚もギュッと詰まりボリュームが倍くらいになりました!

店内北窯の棚

メシ碗サイズの4寸マカイ(茶碗)と取皿やおかず1品にと使用頻度の高い5寸皿が沢山揃いました。
カタチやサイズに多少の違いがありますが、工房を分けずまとめて紹介します。
(サイズは平均的なものを)

4寸マカイ各種(Φ12.4xH5.8cm/¥1,260/読谷山焼北窯)

5寸皿各種(Φ15.5xH4cm/¥1,575/読谷山焼北窯)

このあたりのやちむんは食卓に取り入れやすく、お買い求められる方が多いですね。
力強く温かい沖縄の器1つでテーブルは華やぎ、ちょっと楽しい気分になりますよ♪

 
與那原工房のペルシャブルーのやちむんも数は少ないですが届いています。
何度か紹介していますが、沖縄の海や空を連想させる鮮やかなブルーは見入ってしまいますね。

ペルシャ4寸深皿(Φ12.4xH4cm/¥1,890)、同6寸(Φ18.6xH5.2cm/¥2,835)、
ペルシャ線彫湯呑(Φ8.2xH9cm/¥1,260) 全て與那原正守工房

 
引き続き残暑が厳しく、それも長く続きそうですね。
南国の器でガッツリ食べて残り短い夏を楽しみましょう!

5寸マカイ(Φ16xH7.5cm/¥1,680/宮城正享工房)に鰻丼


営業再開しました

先週1週間は丸々夏季休業をいただきありがとうございました。
お陰様で夫婦双方の実家へノンビリと帰省できました。

息子も友人の子どもや従兄弟と遊び、言葉も益々増えてお盆休みの間にも成長したようです。
といっても発熱による蕁麻疹でお盆に救急に連れて行きましたけど。
(旅行や帰省時には毎回1度は熱を出すので慣れっこに…)

 
ついでと言っては何ですが、稲村真耶さんの工房を訪ねたり常滑焼まつりにも出かけたり。

稲村さんのとこへは年末に続きお盆と、世間がお休みのときにばかり申し訳ないです。
のほほんとした稲村さんの雰囲気にどうもマッタリ長居してしまいます。
新作を見せてもらったり一点物を連れ帰ったり、また秋冬用の注文もお願いしてきました。

今年の常滑焼まつりでは新たな作り手さんとのご縁はありませんでしたが、常滑で作陶している加藤智裕さんと冨本大輔さん、益子から出店されていた志村和晃さんらお付き合いのある作り手さんの元気な顔が見れました。
猛烈に暑いなかお疲れ様でした。

ウロコ紋花器(Φ11.5xH13.3cm/¥7,350/稲村真耶)

 
さてさて、昨日より営業を再開しています。
陽が短くなり秋の気配もなくはありませんが、残暑というには余りにも暑いですね。
休み中の暴飲暴食がたたったのか自分は少し胃の調子が…。
ここにきての夏バテや熱中症なんてのも心配ですが、ガッツリ食べて残り短い夏を楽しみましょう!

スリップウェア楕円皿(W23xD17.5xH3cm/¥3,780/山田洋次)に塩やきそば


夏の夜とやちむんと

時差があるからこそライブ観戦できているのですが、深夜の競技はちょっと辛いですね。
オリンピック観戦によって睡眠時間が削られているって方も多いと思います。
まさしく自分もそうなのですが、それにより今週お酒の席のあとにちょっとやらかしました…。

 
寝不足続きのなかちょっと深酒し帰路に就きました。
遅い時間の上り電車は空いており、自宅まで15分弱なのですが不覚にも座ってしまったのです。

こうなると後の祭り。
パッと目が覚めると数少ない乗客が降車中で、回送電車となりますとアナウンスが聞こえます。
慌てて電車から降りキョロキョロ、混乱する頭で状況把握に努めること数秒。

「東京駅?」

東京まで行く最終の中央線に乗って45分ほど爆睡していた模様。
ホームの電光掲示板に次の電車の案内はなく、折り返しの下り線は終了しています。
タクシーで気軽に帰れる距離ではないので朝まで待つよりほかありません。

一気に酔いも冷め、まずは自宅に電話報告。
優しい愛妻に一喝された後、漫画喫茶で時間を潰すのも野暮なので深夜の遠足へ。
築地にて寿司をつまんだりお土産を買ったりして始発で帰りましたとさ。

 

と、いろいろある夏ですが、やはり夏場に人気なのが沖縄の焼物“やちむん”です。
鮮やかで勢いのある染付のもの以外にも、大人な雰囲気で落ち着いたものもあります。

こちらは読谷山焼北窯の與那原正守工房のマカイ(碗)。
ちょうど先日発売された雑誌『nid vol.24』にも掲載されていました。

帯紋マカイ3.5寸(Φ10.5xH5.8cm/¥1,260)、同4寸(Φ12xH6.4cm/¥1,365) ともに與那原正守工房

3色アットランダムに入れられたラインと鉄釉の掛け分けがモダンな印象。
柳宗理さんのファブリックにも雰囲気はちょっと似ていますね。
4寸は標準的なご飯茶碗サイズ、3.5寸は少食の女性や子ども用のほか小鉢や湯呑としても使えます。

 
そして下は通称“白イッチン”と呼ばれるやちむんで、同じく読谷山焼北窯ですが宮城正享工房のもの。
ホイップクリームのデコレーションの要領で盛り上がらせて描かれています。
白化粧のみのシンプルな単色なのですが、伝統柄“菊花唐草”のイッチン模様が力強く温かな感じです。
少し深さもある7寸はパスタやカレー、2〜3人分の野菜炒めにと活躍してくれます。
(お皿も碗もサイズ各種揃っています)

白イッチン7寸皿(Φ22xH5.2cm/¥3,150/宮城正享工房)

同皿に魚介のトマトソースフェットチーネ