すっぱいよ
“すっぱい”
で思い浮かべるものは人それぞれでしょうか。
レモンなど柑橘系の酸っぱさだったり、梅干しだったり米酢だったり。
甘酸っぱい恋の思い出も!?
子供の頃は果物と梅以外の酸っぱいものはどちらかというと苦手でした。
ごはんのおかずに合わないと思っていたのです。
そして実家のちらし寿司、よく作ってくれましたがちょっと酸っぱいよ…。
母ちゃん今さらスマナイ。
それも歳とともに、また飲酒量とともに変化。
酢の物なんて晩酌にぴったりです。
酢豚に酸辣湯で中野の台湾家庭料理屋で一杯も最高。
今ではラーメンの最後にはスープに酢を入れて飲み、餃子のタレは酢8割くらいで作ります。
沖縄のスッパイマンという梅のお菓子もオススメです。
まぁ何の話かと言いますと盛りつけ写真の味付けがバルサミコ酢で美味でした♪
写真は栃木県の益子町で作陶されている大塚雅淑さんのサラダボウル。
益子の伝統釉である藁灰釉と飴釉が掛け分けられています。
藁灰釉の流れ具合は窯のみぞ知り、個体差があってそれぞれ面白いです。
サラダボウルとなっていますが、煮物にもいいですし小ぶりな麺鉢としても使えます。
底の見込み部分は平らになっており、盛りつけしやすいのもいいですね。
掛分けサラダボウル(Φ19xH6.8cm/¥3,465/大塚雅淑)
同サラダボウルにグリル野菜のサラダ
夫婦円満
昨日は高校の同級生の結婚式に出席してきました。
それはそれは立派な結婚式でした。
節目にしっかりとキメるあたりは昔と変わらずビッグリスペクト。
彼とは学校祭などでコンビを組んだ間柄です。
現在向こうはなかなかのエリート街道、こちらは街のしがないうつわ屋のオヤジ。
今のところ髪の毛の量くらいしか勝てませんが、まぁそれもいずれ…。
どうぞお幸せに!
結婚
他人同士が家族になるわけですから一筋縄ではいきませんよね。
育ってきた環境が違うのだから、日常生活で違いがあるのは当たり前。(SMAPの曲みたい 笑)
親子喧嘩や兄弟喧嘩がよくあるように、夫婦喧嘩なんかも時にはあるでしょう。
でも親兄弟とはそれで絶縁となることは稀です。
家族なんだから最後は歩みよったり譲りあったり相手を思いやったり。
夫婦もそういうことなんだと思います。
写真は兵庫県篠山市の荒山浩文さんの器。
炭化焼成でやや赤みを帯びた黒はマットな部分と艶の部分とが入り交じっています。
八角形に面取られ、口を斜めに刀で切り落としたような大ぶりな小鉢。
料理映えするとともに、食卓に変化をもたらします。
いつものお浸しも一層おいしく感じられ、思わず口にするのは
「今日のおひたし旨いね!」
はい、夫婦円満♪
炭化焼成面取鉢(Φ13xH7.2cm/¥1,575/荒山浩文)
同鉢に小松菜と人参のおひたし
荒山浩文さんの炭化焼成シリーズについてはコチラもどうぞ
ハレの日
本日は成人の日。
成人の日といえば自分のころまでは1月15日だったんですけどね。
そしてそれが終わると新年ムードも終了に。
でも10年ちょっと前から海の日、敬老の日、体育の日と一緒にハッピーマンデーに。
連休が増えて経済効果がってことでしたが、それも何だかなぁと思います。
そして定休日が月曜の当店は祝日の月曜は営業しており、翌日の火曜が休みになりややこしい!
また、成人の日といえば毎年ニュースで報道されるヤンチャな若者たち。
昔から程度の大小はあれどあったと思います。
それをメディアが映像で流すから…新聞の隅っこや地域の欄にでも載せておけばいいのに。
と成人の日に愚痴ばかりですが…
『新成人の皆様、めでたく成人を迎えられ、おめでとうございます!』
(このblogをご覧いただいているハタチの方なんてほとんどいないか)
写真はおめでたいハレの日にもカッコがつく増田勉さんの三島皿。
取皿としてはもちろんお浸しやお漬物に、また深さがあるので汁気のあるものにも◎
三島4寸皿(Φ13xH3.3cm/¥2,100/増田勉)
同皿に落雁
増田さんの三島については昨年のコチラもどうぞ