プレゼントや新年の器に
息子は多少緊張した面持ちでしたが元気いっぱいに学芸会の演目をこなしていました。
一人ずつ名前を呼ばれる際も、一際力強く返事していて微笑ましかったです。
そして統率する先生たちの姿にも感動。
先生と子どもたちの一体感というか信頼関係というか…なんかイイものが観れました。
自分の子ども1人相手に言い聞かせたりするのすら大変なのに保育士さんは凄いです。
その息子は学芸会を終えた晩から発熱。
昨年のリベンジを果たし気が抜けたんですかね。
ただ日曜月曜の嫁はんと自分の仕事が休みの日だけで回復してくれてよかったです。
なかなかの孝行息子。
さて、稲村真耶さんからプレゼントや新年の器にも良さそうな染付&白磁の器が届きました。
繊細さや緊張感の感じられる凛としたものになりがちなタイプの器ですが、青みがかった古色風の色合いや滲みと濃淡ある染付により柔和な表情となっています。
花文マグ(W10.2xD7.7xH8cm/¥2,808)、ウロコ文スープマグ(W12.5xD10.6xH6.6cm/¥3,024)
ともに稲村真耶
まずは新作のマグ。
曲線の綺麗なチューリップ型の両面にお花が描かれたマグカップは8分目容量170mlほど。
東洋のものに影響を受けた西洋の器といった雰囲気がまたイイ感じです。
昨シーズン好評だったスープマグを今回ウロコ文でお願いしました。
日本のおめでたい吉祥文であるウロコ文ですが洋風で可愛らしいものになっています。
8分目容量180mlほどの広口のマグにはスープだけでなくカフェオレやチャイ等にもオススメ。
職場にこれ1つ置いておけば何にでも使えそうです。
ウロコ文そばちょこ(Φ8.3xH6cm/¥2,160/稲村真耶)
同じくウロコ文の蕎麦猪口は見込みに小さく描かれた花がワンポイント効いています。
8分目容量120mlほどでお茶や珈琲に、また小鉢やアイスのカップにと多用途にお使いください。
お節でイクラとか黒豆とか入れてもカッコイイですよ。
白磁印刻菊文3寸皿(Φ9.6xH2.5cm/¥1,944)、同5寸皿(Φ15.2xH3.6cm/¥2,916) ともに稲村真耶
先に届いていた5寸皿に今回3寸皿も加わりました。
淡い淡い水色で透明感ある白磁に凹凸で表現された菊の花と唐草。うっとりしてしまいます。
やや深さのある形が汁気のあるおかずや小鉢っぽくも使えます。
新着の3寸皿はお漬物や梅干し、薬味等の他、サイズと深さから醤油皿にぴったりです。
花文輪花4寸鉢(Φ13.5xH5cm/¥2,592/稲村真耶)
縁の輪花と控えめな染付が可愛らしい新作の小鉢です。
帽子のツバのように段が付いて開いた甲(兜)鉢風のリムと丸く深さのある形で、盛り付け時に余白が自然と生まれやすく盛り映えもすると思います。
青菜のお浸しなんかも小料理屋っぽく見えるんじゃないでしょうか。
ハレの日にもオススメです。
同鉢に蓮根のきんぴら
美しい景色
昨日の午前中に台風18号が通過していきました。
大型で強い台風が直撃するってことで、自宅バルコニーの植木を片付けて排水溝を掃除し、停電に備え懐中電灯を用意したり携帯の充電をMAXにしたりと備えていました。
ちょうど定休日だったので息子の保育園も休ませて朝から自宅待機。
幸いにもここ国立あたりは暴風雨ってほどではなかったです。
被害のあった地域には亡くなられた方もおられるなか不謹慎ですが…正直拍子抜け。
息子にも凄い台風が来るんだよってビビらせていたんですけどね。
ただ台風一過の夕暮れ、秋色の空にくっきり浮かんだ富士山の美しいこと。
自然の猛威と美しさを感じる今日この頃です。
稲村真耶さんより器が届いています。
これまた美しい器です。
白磁印刻菊文5寸皿(Φ15.2xH3.6cm/¥2,916/稲村真耶)
以前うぐいす釉のものが好評だった器ですが今回白磁でお願いしました。
少し青みを帯びた白磁に浮かぶ菊の花と唐草の美しい景色。
緊張感のある凛としたというよりは透明感のある優しい感じでしょうか。
皿ですが深さもあって小鉢のように使えますし、汁気のあるおかずにもいいですね。
取皿として、また鍋の取鉢にと何かと使い勝手が良さそうです。
同皿に里芋と烏賊の煮物
西から野菜と磁器と
聖護院大根に加茂なす、万願寺とうがらし、壬生菜や九条ねぎ。
京野菜がちょくちょく嫁はんの実家から届きます。
ありがたいですね。
こちらではブランド野菜としての流通なのでちょっとした贅沢品。
現地でも物によっては高級品ですが、九条ねぎなんかはスーパーで売っている普通の葱ですし。
だから学生時代は九条ねぎを細切りにして凍らしていたっけ。
そうそう東京に来て食文化の違いを感じたものの1つが葱です。
単に葱と言った場合、関東では白ネギ(長葱)、関西では青ネギを意味するんですよ。
それどころか東京だと薬味用のワケギ等はあれど普通の青葱があまり売っていなかったりします。
さてさて、稲村真耶さんから器が届いています。
稲村さんは京都で修行と独立をし、現在は比叡山の反対側大津市で作陶されています。
菜園もされているのでひょっとすると九条ねぎなんかは育てられているかもしれませんね。
小瓶各種(Φ5〜6.5xH9〜13.7cm/¥3,240/稲村真耶)
磁器の一輪挿しが久しぶりに届きました。
白磁、染付、うぐいす釉と色も形も異なり、それぞれ1点ずつの入荷になります。
いつもお任せで送ってもらうので実は荷物を開けるときが楽しみなんですよね。
小瓶と名付けられているのは用途を限定してしまいたくないという思いから。
徳利に使ったり竹ヒゴを入れてアロマディフューザーにしたり単に小壺のように飾ってみたり。
何はともあれカワイイです。
鳥文内菊輪花6.5寸皿(Φ19.7xH4cm/¥3,780/稲村真耶)
表裏の染付と形そのもので花が表現されており、食卓を華やかにしてくれそうな器です。
見込のとぼけた小鳥も何とも言えません。
当店は2回目の入荷になりますが今回で最後の制作となるそうです。
平らな見込みに深さもあるので盛り付けがキマりやすく、鉢のように煮物なんかにも使えます。
女性ならパスタにも使えるサイズで和洋折衷な感じになり素敵だと思います。
氷結貫入釉花小鉢(Φ9.5xH4.8cm/¥2,160/稲村真耶)
前回少量の入荷だった花小鉢の新作が追加で届いています。
淡い淡い水色の輪花鉢全体には細かな貫入が入り、凛としていますが嫌みのない上品さです。
ちょっと野暮ったいお惣菜なんかも器が美味しい一品に見せてくれそうです。
同小鉢に万願寺とうがらしの煮浸し