一輪挿しいろいろ
この3日ほどは暑さが和らぎ、日中の陽射しは強いものの過ごしやすかったです。
30度以下となる日は入口ドアも開けて営業しています。
そして少し涼しい日には保育園で散歩に連れていってもらえる息子も嬉しそう♪
そうそう、その息子ですが今日で5週間休むことなく通園中です!
通い始めの6月はヘルパンギーナ→急性中耳炎→アデノウィルス(プール熱)と中2日で発症、月の半分も通えなかったことを思えば強くなったのかなと感心しています。
でもそこは幼児の集団生活、秋口には冬の風邪を順次やるんでしょうね…。
そういった事情で時に臨時休業や急な営業時間の変更もあるかもしれませんがご容赦ください。
当店の一輪挿しをまとめてご紹介しようと思います。
磁器、陶器、ガラスと素材もそれぞれですが、1つくらいは気になるものがあるでしょうか?
角花入S(W4.6xD4.6xH9cm/¥2,730)、L(W4.6xD4.6xH12.8cm/¥3,150) ともに加藤仁志
白磁鎬シリーズが定番の加藤仁志さんの角花入、端正ですが柔らかな面持ちですね。
青みがかった色合いに僅かに浮き出た鉄粉、成形時の多少の歪みも味があります。
白磁染付一輪挿し一点物(左:Φ6xH10.8cm 右:5.5xH9.8cm/各¥3,150/稲村真耶)
稲村真耶さんの白磁染付は、古色のような色合いに滲ませた呉須の絵付が人気です。
それにより白磁特有の緊張感が緩和されていて、こちらの一輪挿しもかわいい感じです。
刷毛目一輪挿し一点物(左:Φ5xH5.6cm 中:Φ4xH7cm 右:Φ4.5xH6.8cm/各¥2,100/八田亨)
こちらは土もので八田亨さんの小さな一輪挿し。
小さくても勢いがある刷毛目は健在、サイズに似合わぬ質感が魅力的です。
読谷山焼北窯一輪挿し(Φ7.5~8xH7.5~8.5cm/¥1,575/松田米司工房)
正しくは油壺という名称ですが、北窯やちむんの一輪挿しとして並べています。
登り窯焼成による焼き色や釉の流れが味わい深く、ボーダー柄がモダンな印象ですね。
丸一輪(Φ5.5xH5.5cm/¥1,365/ガラス工房清天)
コロンとした琉球ガラスの小ぶりな一輪挿しは窓辺に置きたいですね。
小さくもズッシリと重さがあり、ペーパーウェイトとしても使えそうです。
生花は夏場の持ちが悪く沢山は生け辛いですが、一輪あるだけでお部屋も気持ちも華やぎます。
またこういった手仕事の花器はオブジェとして飾っておいても様になりますね。
8月のお休みと蕎麦猪口と
なかなかの猛暑となった7月も残すところあと2日。
地域によっては豪雨による被害もありました…8月は程々の暑さ&雨となることを祈ります。
8月のお休みをお知らせしておきます。
■8月のお休み■
6日(月) 13日(月)〜20日(月) 27日(月)
今年は夏季休業をちょっと長めにいただきます。
お盆休みに合わせて東京へ行くついでにという方には申し訳ありません。
宜しくお願いいたします
連日の暑さにグッタリしてしまいます。
夏が暑いのは当たり前なのですが、昔はここまでのイヤな暑さではなかったような。
これだけ暑いと冷たい麺類に頼り、お昼は冷し中華や素麺にざる蕎麦って感じでしょうか。
食欲がなくても冷たくツルっといけちゃいますし、麺を茹でるだけなので何品も火にかけて調理することを思えば楽勝です。
ざる蕎麦や素麺で活躍してくれる蕎麦猪口ですが、やはり当店でも夏場の方が人気があります。
左から 白磁鎬そば猪口(Φ8.7xH6.5cm/¥2,310/加藤仁志)、花紋そば猪口(Φ7.5xH5.5cm/¥2,100)、ウロコ紋そば猪口(Φ8xH6.2cm/¥2,100) ともに稲村真耶、染付そば猪口(ΦxHcm/¥2,100/小池芙実)
左から 掛分そば猪口(Φ9xH7.5cm/¥1,260/大塚雅淑)、粉引そば猪口カップ(Φ8.5xH6.5cm/¥1,890/八田亨)、鉄釉内粉引そば猪口(Φ9xH7cm/¥1,680)、灰釉そば猪口(Φ8.8xH7cm/¥1,680) ともに叶谷真一郎
蕎麦猪口というと小ぶりな白磁染付のものを連想しがちですが、土ものもあればサイズも様々。
最近はフリーカップとして作られているものが多いです。
大ぶりなものはお茶やコーヒーから焼酎ロックにも使えます。
洋のコーヒーを和の蕎麦猪口で飲むのは実はちょっとオススメです。
新鮮に感じるかもしれませんが、和食後にコーヒーや和菓子とコーヒーもイイですしね。
また小鉢としてお浸しなど副菜を、デザートカップとしてアイスをと多用途に活躍してくれます。
手抜き料理と思われがちな冷し麺類も、お気に入りのそば猪口でごまかしましょう。
白磁鎬そば猪口に切干大根
中畑のおじさん…
芸能界からの訃報が続いています。
まだまだ若く、今後も活躍を期待したかった方々たちですし残念です。
個人的に思い入れが強いのは地井さん。
本職の俳優業の他、“ちい散歩”やバラエティ番組でもステキなキャラクターでしたね。
しかしなんといっても“北の国から”での名演の数々が印象的です。
(北の国からはどのシリーズも涙なしでは見られません!)
五郎さんとのやりとりは痛快で、時に熱く筋の通ったところも好きでした。
妻みずえさんの最期における涙にはコチラも号泣してしまいます。
中畑のおじさん(地井さん)、ご冥福をお祈りいたします。
さて、大津市の比叡山の麓より稲村真耶さんの器が届きました。
染付白磁を中心に作陶されていますが、瑠璃釉や灰釉なども作られています。
稲村さんの器は暑い季節にもヒンヤリと涼を感じやすいんじゃないでしょうか。
今回当店に初めて瑠璃釉の小鉢が届いたのですが、花弁型に深い群青が凛とした佇まい。
キュウリの酢の物など上品に盛りつけたいですね。
瑠璃釉花型小鉢(Φ9xH4.5cm/¥2,100/稲村真耶)
紅点紋内菊輪花6.5寸皿(Φ19.5xH3.8cm/¥3,675/稲村真耶)
こちらの深さのある輪花6.5寸皿、以前のものから見込みの染付をなくしてよりシンプルに。
肉じゃがなど色目が地味な料理も華やかになりそうです。
また氷結貫入釉の4寸浅鉢も再入荷しています。
取り鉢としても小鉢としても使いやすいサイズで人気があります。
青みを帯びた色合いと細かく入った貫入、そして印刻された花がオトメ心を鷲掴み!?
氷結貫入釉印刻花紋4寸浅鉢(Φ13.3xH3.4cm/¥2,625/稲村真耶)
同浅鉢に三色野菜の肉巻き