久しぶりに

早いもので娘ちゃんが生後9ヶ月となりました。

離乳食や赤ちゃんせんべいをモリモリ、麦茶をガブガブしています。
先日から伝い歩きもしだしたので来月くらいには歩いてそう。
お兄ちゃんも成長早かったのですが、やっぱり下の子は上を見て育つ分余計に早いです。

そんな娘ちゃんのここ数日のブームはガラガラ声。
ご機嫌なときに森進一のモノマネのようにヴェーヴェー言ってます。
どこで覚えたのか喉が気持ちいいのかわかりませんが、早く飽きてくれないかな…。

 

さて稲村真耶さんからの新着分のご紹介。

先に店内に並んだ様子はご紹介しましたが、そこにあった2種が既に完売してしまいました。
ブログの更新が遅く申し訳ありません!
入荷情報等はSNSでは先にご紹介してることも多いので↓のどれかチェックいただけると幸いです。

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夏の帰省ついでに久しぶりに工房にお邪魔し分けてもらってきた稲村さんのうつわ。
稲村さんの産休&育休や当店の移転などによりかなり久しぶりの入荷になりました。
白磁の青みがかった古色風の色合いや滲みと濃淡ある染付など凛としながらも柔和な表情の磁器。
女性ならでは、且つ母となってより一層優しさが感じられるような気がします。

花唐草そば猪口(Φ8.5xH6cm/3,240yen/稲村真耶)

軽やかに濃淡を出して描かれた花唐草と輪花の縁が特徴となっているそば猪口。
輪花のそば猪口は古伊万里などでなくはないですが、花弁が不均一なので斬新だと思います。
画像にありませんが内側底にもワンポイント葉っぱの染付があります。

そば猪口は日本が誇るフリーカップ、小鉢やデザートカップ等にもお使いください。
8分目容量120mlほどで濃いめのコーヒーなんか色合い的にもオシャレです。

白磁長方皿(W21.5xD12.5xH2.5cm/4,320yen/稲村真耶)

角皿ながら四隅は輪花となっている長方皿。
縁が立ち上がり深さがあるのも特徴的で、ちょっと絵画の額のようにも見えないでしょうか。

サイズや深さからお魚なら鮎の塩焼きとかサバやイワシの煮付けなんかがいいですね。
また出汁巻きとかゲソ天とか居酒屋メニューが品よく見えてイイんじゃないかなと思います。
(イイ感じの飲み屋でイイ感じの女将が万願寺とうがらしとか出してほしいって妄想)

白磁四角皿 大(W16.2xD14xH2cm/4,104yen/稲村真耶)

上と同シリーズで最近追加されたもの。
稲村さんは焼き魚をイメージされたそうで、切り身魚や1人分のお造りなんかはジャストサイズ。
そして縦横比が正方形にも近いので角皿だからと意識せず色々と使えるんじゃないでしょうか。
ケーキにおまんじゅうと和洋お茶請け、おにぎり2つとお新香っていった感じも良さそう。

白磁輪花9寸皿(Φ27.5xH5cm/9,720yen/稲村真耶)

カーテンやウェディングドレスのドレープのように美しい稲村さん定番の不均一な輪花皿。
6寸や小皿は以前扱いがありましたがコチラは径27.5cmの大皿で存在感あります。
ロクロ後に型打ちして形成するのですが、それが物理的にできるサイズの限界らしいです。

鯛の塩焼きとかアクアパッツァとか大皿料理に、これからの季節は鍋の具材を並べたりにも◎
綺麗すぎて使わないときも飾っておきたくなります。

 
そしていよいよ来週末から!

      【阿部春弥展】

9/23(土)〜9/30(土)の8日間(期間中は無休)

   初日23日(土)に阿部春弥さん在店



阿部春弥展ご案内&新着

気がつけば今日から9月。
昨日今日と涼しく夏ももう終わりの気配ですね。

ブログがご無沙汰してしまいましたが夏季休業明け先週より通常営業しています。
そしてニッパチと言われ暇な8月なのに、連日数多くのお客さま(当店比)にご来店いただきました。
東急電鉄の沿線フリーマガジンに掲載された反響のようです。
(“SALUS(サルース)”9月号の特集「はじめての器選び」に掲載いただきました。ありがたや〜!)

ネット及びSNS全盛のこの時代でもアナログな雑誌やフリペーパーもまだまだ影響力あるようです。
それぞれの良さがありますし、新聞含め紙媒体も残っていってほしいなと思います。

 

さて先のブログでも触れていますが会期が今月末に迫ってきましたので改めて作品展のご案内。
阿部春弥さんの個展を今月23日(土)より開催いたします!

 
      【阿部春弥展】

9/23(土)〜9/30(土)の8日間(期間中は無休)

   初日23日(土)に阿部春弥さん在店

 
※展示準備のため勝手ながら9月21日(木)22日(金)は臨時休業させていただきます

紙媒体であるDMも上がってきました。

 
長野県上田市にて白磁のうつわほか磁器専門に作陶されている阿部春弥さん。
2013年の松本のクラフトフェアでお声掛けして以来4年ほどお付き合いさせてもらっています。

3ヶ月前に少量入荷のご紹介はしていますが、学大に移転してきてからドーンとまとまった入荷がなかったので、今回の個展を心待ちにされている方も多いんじゃないでしょうか。

 
古陶からの影響も見受けられる凛とした佇まいの阿部さんの磁器。
磁器特有の硬質さや無機質さより、釉調や手仕事の風合いによる優しさのほうが感じられます。
また繊細な仕事ながらうつわの作りはしっかり、他所行きでなく日々の食卓で活躍するうつわたち。

ほんのりと青みがかり艷やかで透明感のある白磁、吸い込まれそうな深いルリ釉、そして当店では初めての黄磁と淡ルリの4色が個展を彩ります。

開催まで3週間、どうぞ楽しみにお待ちくださいね。

 

と、その前に入荷情報。
夏季休業明け入荷ラッシュでして、個別の紹介は後日になりますが並んだ様子などご覧ください。

中村恵子さんより秋色のうつわが届いています。うつわも衣替えどうでしょう。

稲村真耶さんの工房よりウットリしてしまう磁器を連れ帰りました。

及川静香さんから土味あるうつわが届きました!


プレゼントや新年の器に

息子は多少緊張した面持ちでしたが元気いっぱいに学芸会の演目をこなしていました。
一人ずつ名前を呼ばれる際も、一際力強く返事していて微笑ましかったです。

そして統率する先生たちの姿にも感動。
先生と子どもたちの一体感というか信頼関係というか…なんかイイものが観れました。
自分の子ども1人相手に言い聞かせたりするのすら大変なのに保育士さんは凄いです。

その息子は学芸会を終えた晩から発熱。
昨年のリベンジを果たし気が抜けたんですかね。
ただ日曜月曜の嫁はんと自分の仕事が休みの日だけで回復してくれてよかったです。
なかなかの孝行息子。

 

さて、稲村真耶さんからプレゼントや新年の器にも良さそうな染付&白磁の器が届きました。
繊細さや緊張感の感じられる凛としたものになりがちなタイプの器ですが、青みがかった古色風の色合いや滲みと濃淡ある染付により柔和な表情となっています。

花文マグ(W10.2xD7.7xH8cm/¥2,808)、ウロコ文スープマグ(W12.5xD10.6xH6.6cm/¥3,024)
ともに稲村真耶

まずは新作のマグ。
曲線の綺麗なチューリップ型の両面にお花が描かれたマグカップは8分目容量170mlほど。
東洋のものに影響を受けた西洋の器といった雰囲気がまたイイ感じです。

昨シーズン好評だったスープマグを今回ウロコ文でお願いしました。
日本のおめでたい吉祥文であるウロコ文ですが洋風で可愛らしいものになっています。
8分目容量180mlほどの広口のマグにはスープだけでなくカフェオレやチャイ等にもオススメ。
職場にこれ1つ置いておけば何にでも使えそうです。

ウロコ文そばちょこ(Φ8.3xH6cm/¥2,160/稲村真耶)

同じくウロコ文の蕎麦猪口は見込みに小さく描かれた花がワンポイント効いています。
8分目容量120mlほどでお茶や珈琲に、また小鉢やアイスのカップにと多用途にお使いください。
お節でイクラとか黒豆とか入れてもカッコイイですよ。

白磁印刻菊文3寸皿(Φ9.6xH2.5cm/¥1,944)、同5寸皿(Φ15.2xH3.6cm/¥2,916) ともに稲村真耶

先に届いていた5寸皿に今回3寸皿も加わりました。
淡い淡い水色で透明感ある白磁に凹凸で表現された菊の花と唐草。うっとりしてしまいます。
やや深さのある形が汁気のあるおかずや小鉢っぽくも使えます。
新着の3寸皿はお漬物や梅干し、薬味等の他、サイズと深さから醤油皿にぴったりです。

花文輪花4寸鉢(Φ13.5xH5cm/¥2,592/稲村真耶)

縁の輪花と控えめな染付が可愛らしい新作の小鉢です。
帽子のツバのように段が付いて開いた甲(兜)鉢風のリムと丸く深さのある形で、盛り付け時に余白が自然と生まれやすく盛り映えもすると思います。
青菜のお浸しなんかも小料理屋っぽく見えるんじゃないでしょうか。
ハレの日にもオススメです。

同鉢に蓮根のきんぴら