美しい景色
昨日の午前中に台風18号が通過していきました。
大型で強い台風が直撃するってことで、自宅バルコニーの植木を片付けて排水溝を掃除し、停電に備え懐中電灯を用意したり携帯の充電をMAXにしたりと備えていました。
ちょうど定休日だったので息子の保育園も休ませて朝から自宅待機。
幸いにもここ国立あたりは暴風雨ってほどではなかったです。
被害のあった地域には亡くなられた方もおられるなか不謹慎ですが…正直拍子抜け。
息子にも凄い台風が来るんだよってビビらせていたんですけどね。
ただ台風一過の夕暮れ、秋色の空にくっきり浮かんだ富士山の美しいこと。
自然の猛威と美しさを感じる今日この頃です。
稲村真耶さんより器が届いています。
これまた美しい器です。
白磁印刻菊文5寸皿(Φ15.2xH3.6cm/¥2,916/稲村真耶)
以前うぐいす釉のものが好評だった器ですが今回白磁でお願いしました。
少し青みを帯びた白磁に浮かぶ菊の花と唐草の美しい景色。
緊張感のある凛としたというよりは透明感のある優しい感じでしょうか。
皿ですが深さもあって小鉢のように使えますし、汁気のあるおかずにもいいですね。
取皿として、また鍋の取鉢にと何かと使い勝手が良さそうです。
同皿に里芋と烏賊の煮物
西から野菜と磁器と
聖護院大根に加茂なす、万願寺とうがらし、壬生菜や九条ねぎ。
京野菜がちょくちょく嫁はんの実家から届きます。
ありがたいですね。
こちらではブランド野菜としての流通なのでちょっとした贅沢品。
現地でも物によっては高級品ですが、九条ねぎなんかはスーパーで売っている普通の葱ですし。
だから学生時代は九条ねぎを細切りにして凍らしていたっけ。
そうそう東京に来て食文化の違いを感じたものの1つが葱です。
単に葱と言った場合、関東では白ネギ(長葱)、関西では青ネギを意味するんですよ。
それどころか東京だと薬味用のワケギ等はあれど普通の青葱があまり売っていなかったりします。
さてさて、稲村真耶さんから器が届いています。
稲村さんは京都で修行と独立をし、現在は比叡山の反対側大津市で作陶されています。
菜園もされているのでひょっとすると九条ねぎなんかは育てられているかもしれませんね。
小瓶各種(Φ5〜6.5xH9〜13.7cm/¥3,240/稲村真耶)
磁器の一輪挿しが久しぶりに届きました。
白磁、染付、うぐいす釉と色も形も異なり、それぞれ1点ずつの入荷になります。
いつもお任せで送ってもらうので実は荷物を開けるときが楽しみなんですよね。
小瓶と名付けられているのは用途を限定してしまいたくないという思いから。
徳利に使ったり竹ヒゴを入れてアロマディフューザーにしたり単に小壺のように飾ってみたり。
何はともあれカワイイです。
鳥文内菊輪花6.5寸皿(Φ19.7xH4cm/¥3,780/稲村真耶)
表裏の染付と形そのもので花が表現されており、食卓を華やかにしてくれそうな器です。
見込のとぼけた小鳥も何とも言えません。
当店は2回目の入荷になりますが今回で最後の制作となるそうです。
平らな見込みに深さもあるので盛り付けがキマりやすく、鉢のように煮物なんかにも使えます。
女性ならパスタにも使えるサイズで和洋折衷な感じになり素敵だと思います。
氷結貫入釉花小鉢(Φ9.5xH4.8cm/¥2,160/稲村真耶)
前回少量の入荷だった花小鉢の新作が追加で届いています。
淡い淡い水色の輪花鉢全体には細かな貫入が入り、凛としていますが嫌みのない上品さです。
ちょっと野暮ったいお惣菜なんかも器が美味しい一品に見せてくれそうです。
同小鉢に万願寺とうがらしの煮浸し
粗品とともに届きました
昨日から始まったセールには平日にも関わらず沢山のご来店ありがとうございます!
10%オフと僅かばかりで恐縮ですが、交通費やランチの足しくらいにはなるでしょうか。
今週いっぱいやっていますので、引き続きよろしくお願いいたします。
【 Lion Pottery 3周年&Summer SALE 】
7月1日(火) 〜 6日(日)
店内全品10%OFF
さてさて、セール初日に合わせて稲村真耶さんから器が届いています。
先日お知らせした3周年の粗品、実は稲村さんにお願いしたコチラなんです。
熨斗文箸置き
以前取扱もしていた稲村さんの熨斗(のし)文の箸置き。
単にリボンのようにも見えてカワイイんです。
おめでたい熨斗の文なのでハレの日にもバッチリ。
写真のようにカトラリーレストとしてもいいんじゃないでしょうか。
昨日より粗品として、5千円以上お買上のお客様に1点、8千円以上で2点差し上げています。
日頃の感謝の気持ちを熨斗を付けてお返しするって感じですのでどうぞお受け取りください。
(こちらは期間関係なく40個なくなり次第終了)
またその他の新柄も届いています。
熨斗文も販売分は別途ありますので、買い足しや他の柄と組み合わせてなどもできますね。
下から上に:半菊と紅緑珠文、半菊文、熨斗文 箸置き(W6.5xD1.7xH1.5cm/¥540/稲村真耶)
下段、中段の半菊のものは今回の新柄になります。
構図や染付けのタッチがカワイイですが、吉祥文の菊なのでハレの日にもオススメ。
実は素地に唐草の印刻が薄っすらとあり、見えたり見えなかったりなのが奥ゆかしい!?です。
三ツ梅文そばちょこ(Φ8.2xH6.1cm/¥2,160/稲村真耶)
新しいそばちょこは前回のめし碗と同じ染付け柄で、外両面に内1輪の梅が描かれています。
華やかながら滲んでちょっととぼけた感じがイイ塩梅。梅だけに…。
これから冷たいお蕎麦や素麺に活躍してくれそうです。
また口が少し開いた形が小鉢として使いやすいそば猪口だと思います。
切り干し大根や黒豆みたいなお惣菜は勿論、和食のデザートに抹茶アイスとかオシャレです。
氷結貫入釉花小鉢(Φ9.5xH4.8cm/¥2,160/稲村真耶)
稲村さんの花小鉢、今回は夏っぽいかなと氷結貫入釉でお願いしてみました。
元々の瑠璃釉、前回のうぐいす釉も素敵だったのですが、びっしりと細かな貫入が入った淡い淡い水色が何とも涼しげで凛としています。
いつものお惣菜も品よく見せてくれる小ぶりな小鉢です。
おからとかワカメとキュウリの酢の物とか、またお漬け物をちょんって盛ってもいいですね。
うぐいす釉印刻菊文4.5寸鉢(Φ14.5xH6cm/¥2,700/稲村真耶)
稲村さんのうぐいす釉の新着は深さのある4.5寸鉢。
どこか透明感のあるうぐいす色は釉の濃淡で黄色っぽくもあり表情があります。
そこに控えめな印刻で渋さがプラスされた雰囲気です。
数人分のおつまみとして鳥皮ポン酢みたいなおかずや、1人分の肉じゃがなんかどうでしょう。
また開いた茶碗型の形とサイズがつみれ汁等の汁碗やお茶漬け碗にも良さそうです。
あと食材の色も映えるのでキムチなんかもキレイだと思います。