秋色のうつわ
なぁつのおーわーりー♬
ここのところ東京は気温も上がらずグズつきがちの天気で夏の終わりどころか秋です。
陽もだいぶ短くなってきましたね。
物干し用のちっちゃな屋上で菜園しているミニトマトの収穫もそろそろ終わりです。
先日同じく屋上ながらガッツリ家庭菜園をしている友人宅に遊びに行ってきました。
友人宅屋上は物干しスペースを侵食し奥さんに怒られつつも鉢やプランターがギッシリ。
夏野菜だけでもトマト数種にキュウリにオクラ、万願寺とうがらしにナスなどいっぱいです。
それにハーブ類やらネギとかもあったかな。
収穫の手伝いをさせてもらいつつお土産にいっぱいもらってきました♪
来年はウチもあと2つくらいプランター増やそうっと。
さて先のブログで並んだ様子だけお知らせしていた新着のうつわたち。
今日はまず益子の中村恵子さんの秋らしいうつわを個別にご紹介します。
洋の雰囲気も感じられるモダンでシンプルな形、そこに掛けられる釉薬は味わいあってシックです。
白化粧のムラや縮れと焼き色が雰囲気のある粉引を中心に、黒や黄も見え隠れする複雑な色合いが独特な深緑、マットななかに僅かにキラキラ星のように輝く黒の3色。
渋さと可愛さが同居した中村さんのうつわは食の和洋も問わず日々活躍してくれますよ。
粉引・深緑 丸ゆのみ(Φ8.5xH5.5cm/粉引1,512yen,深緑1,620yen)、
粉引・深緑 ポット(W16xD10xH12cm/4,860yen) 全て中村恵子
当店では定番の中村さんのカップとポットが久しぶりに揃っての入荷となりました。
小ぶりでコロンとした形状がかわいい丸湯のみ。
8分目容量100mlほどの少量サイズがちょっとした来客時なんかにも重宝します。
煮豆などのお惣菜の小鉢にしたり、ヨーグルトやアイスのカップにもいいんじゃないでしょうか。
注ぎ口とハンドルが特徴的なポット。
個性的なデザインながらハンドルは持ちやすくキレもバッチリ、内に深型の茶こし網付きです。
容量350〜400mlほどで湯のみ2〜3杯分、一人暮らしの方でも使いやすいと思います。
粉引だ円鉢(W24.5xD16.5xH4cm/2,484yen/中村恵子)
特徴的な舟形(ラグビーボール形)をした楕円の鉢が今回は粉引で届いています。
シンプルながら縁のラインなど手仕事感があり、味のある粉引と相まってほっこりした雰囲気。
7寸鉢よりちょっと小さいかなってくらいのサイズ感です。
唐揚げやベイクドポテトなんかをゴソっと、またスナック菓子でもオシャレに見せてくれます。
女性ならカレーやスープパスタなんかのうつわに、またこれからの季節はシチューにも◎
深緑・黒 だ円プレート(W26xD19.5xH2.3cm/3,024yen/中村恵子)
同じく楕円ですがプレートは初登場。
オーバルプレートに色も深緑と黒なのでシュッとしていますが、気取った嫌らしさは感じられずむしろ可愛いって感じです。
7寸皿くらいの使い勝手で、メインのおかず、女性はパスタや朝食のワンプレートにもOKです。
濃色に食材の色も映えますよ。
(友人宅産夏野菜も一層美味しそうに見えました)
粉引プレート鉢(Φ18.7xH3cm/2,376yen/中村恵子)
フラットな見込みに縁が斜めにスッと立ち上がった形が特徴的なうつわです。
北欧食器的でシンプルなフォルムに粉引が和洋折衷な感じで幅広く使いやすそうですね。
ハンバーグや切り身のソテーにお野菜添えてとか、パン皿やケーキ皿にイイと思います。
縁に深さもあるので煮汁がある料理にも使いやすいですね。
粉引プレート大(Φ24.7xH3cm/3,456yen/中村恵子)
細めのリムが効いた定番のプレートは粉引の大が久しぶりに届きました。
リムプレートといっても洋食器の真っ白な磁器とはひと味もふた味も違いますね。
とんかつなど大きなおかずや男性の大盛パスタ、大皿料理はもちろんワンプレートにもびったり。
前菜盛り合わせたりパーティーシーンでも活躍してくれそうな大皿です。
【阿部春弥展】
9/23(土)〜9/30(土)の8日間(期間中は無休)
初日23日(土)に阿部春弥さん在店
青粉引と飴釉と
月初の個展閉幕後いつもののんびり常設営業に戻っています。
ってもう7月も月末も月末、それもなぜか深夜も深夜の午前3時過ぎ。
夏バテで…ってわけではないですが久々の更新となり申し訳ありません。
それにしても今月の東京は梅雨明け前から雨もほとんど降らず猛烈に暑かったです。
気温だけみると大したことないのに湿度と熱がこもってる感みたいなのが異常。
夜も気温が下がらない日が多く、名古屋と京都と暑いとこ育ちな自分もかなり堪えます。
歳のせいもあるのかな…。
でも豪雨の増えている感じとか含めもう亜熱帯ですね。
さてさて、入荷時に店内に並んだ様子だけご紹介した八田亨さんの新着。
遅くなりましたが個別にご紹介していきます。
八田さんの定番の青みがかってチョコミントのような粉引。
大小の鉄粉や貫入など土ものらしい力強さがありつつも、ロクロの感じや色艶から柔らかです。
小手先ではないどっしりとした存在感があります。
青粉引マグカップ(W12.5xD9xH10.7cm/3,564yen/八田亨)
やや裾広がりの形に大きなハンドルの付いたビアマグ風のマグカップ。
白化粧のムラや無作為の鉄粉に味わいがあり、無骨な造形が男心くすぐります。
全体にビッシリ入った貫入に徐々に色が入って育っていくのもお楽しみください。
8分目容量300mlのたっぷりサイズで朝のカフェオレなんかにも嬉しいです。
手仕事のマグには大きいものが少ないので探されている方も多いかもしれませんね。
青粉引5寸輪花鉢(Φ152xH6.7cm/2,700yen/八田亨)
ニラのおひたしに卵黄乗っけて
花びら型の縁や丸っこい形が可愛いらしい輪花鉢ですが、それでもやはり八田さんの粉引。
その表情やガッシリした作り、甘いだけじゃなく男も使いたくなる輪花です。
深さがあるので煮込み料理や肉じゃがなど銘々の汁気のあるおかずに。
また数人分の漬物盛り合わせなんかを高さを出して盛るといいんじゃないでしょうか。
(お初の5寸とともに小鉢サイズ3寸も届いたのですが既に完売…ご紹介遅くなりスミマセン)
青粉引7寸リム鉢(Φ21.5xH6.5cm/4,320yen/八田亨)
当店定番のリム鉢の7寸も久しぶりに再入荷しました。
5年以上前、これに惚れて八田さんとのお付き合いが始まったという個人的に思い入れあるうつわ。
浅めの形にクイッと付けられたリムがカッコよく、洋の食卓にも違和感なく馴染みます。
見た目だけでなく形とサイズと重厚感のバランスがやっぱりいいんです。
炒めものや煮物の盛鉢に、またカレーやパスタにと多用途にお使いいただけます。
今回初めての八田さんの飴釉は角皿2種で届きました。
黒っぽい濃い色目なので、飴色でもほっこり優しい感じではなくシュッとしてカッコイイです。
エッジ部分の濃淡の出方なんかも味わいあります。
飴釉額皿 長方小(W10xD6.6xH1.3cm/1,728yen/八田亨)
飴釉額皿 正方中(W20.7xD20.7xH4cm/4,320yen/八田亨)
その名の通り額のような角皿です。
カチッとした他所行き感もありつつ、それでいてカジュアルにも使えそうでシーンを選びません。
濃色に食材の色も映えますよ。
長方小はお醤油や塩、薬味などのほか梅干しやオリーブなんかをちょこっと盛ると可愛いです。
正方大は対角27cm弱と8寸皿くらいの使い勝手で大皿料理にも対応できます。
サラダやカルパッチョ、前菜盛り合わせ、パスタ皿なんかに使ってもオシャレですね。
加藤仁志展5
口の端っこ(上口唇と下口唇の境目)のとこが切れて2週間経過しました。
みなさんも数回は経験あるでしょうか?
乾燥の季節にやっかいですよね。
口を閉じ気味で生活→治ってくる→不意に口を大きく開ける→ピキっ→最初に戻る
こまめにリップ塗りつけとけばいいんでしょうが男だとなかなか。
嫁はんに相談すると「オロナイン塗っといたらええんちゃう」と雑に扱われました。
さてさて変わらず開催中の加藤仁志展。
今日は陶箱や蓋物に花入れといったやきもの小物をご紹介いたします。
加藤さんの陶箱や蓋物は置いてあるだけでオブジェの様な佇まい。
常備菜や調味料の保存ほか、アクセサリーや綿棒など様々な小物入れにオススメです。
またウットリしてしまう小ぶりな一輪挿しもたくさん作ってもらいました。
掛花入れも久しぶりですね。
粉引八角陶箱 小(Φ9.5xH5.3cm/3,456yen)、中(Φ11xH4.5cm/3,672yen)
粉引長方陶箱 小(W14.8xD4.5xH4.5cm/3,240yen)、中(W12xD7.5xH5cm/3,780yen)、
粉引バターケース(W15xD9xH5.6cm/4,320yen)
粉引正方陶箱 小(W8.3xD8.3xH4.8cm/3,240yen)、小3段(8,640yen)
白磁鎬丸陶箱(Φ10.5xH5.5cm/3,240yen)、2段(5,940yen)
薪白磁鎬蓋もの(Φ10.3xH10.5cm/5,400yen)
粉引角花入 小(W4.6xD4.6xH9cm/3,240yen)、中(H12.8cm/3,780yen)、
大(H15.5cm/4,320yen)
粉引鎬/面取花器 小 各種(Φ5.5~7.7xH8~10.3cm/2,916yen)
薪白磁鎬/面取花器 小 各種(Φ6.7~7.5xH8.5~10.3cm/3,672yen)
薪白磁掛花入れ 小(W2.8xD2.8xH16.5cm/4,320yen)、中(H21cm/4,860yen)、
粉引掛花入れ 中(H21.5cm/4,320yen)